紙の本
あらたな斎藤一が描かれる
2015/07/30 14:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新選組3番隊組長・斎藤一。
有名でありながらも描かれるキャラクターは物語によって膨らませ方が自在に見える。(全般にクールな印象ではあるけれど)
それは改名したり、間者だったりと、経歴不明なところも多々あるからだろうか??
樹なつみ版・斎藤一は・・・一といいつつ、明治に入り藤田五郎と改名後の物語なので、
正確には「五郎の食卓」かな?
西郷隆盛の密偵として、川路(のちの初代警視総監)のもとで動くことになった藤田五郎(一)は、
築地の外国人居留地でとある動きを探るため、「フェリックス・ベーカリー(通称・フェリパン舎)」の下男となる。
物語は 密偵として動く 一と、
フェリに拾われ、ベーカリーを支えて働く少女・西塔明(さいとう はる)の視点で描かれる。
明治の食卓事情というか、西洋料理のこと、日本人の反応も知れて興味深い。
1巻はご紹介まで、といったところ。
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こういう話だったのか(笑)
2016/11/27 21:22
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投稿者:雨かんむり - この投稿者のレビュー一覧を見る
新撰組のことに全く詳しくなく、タイトルはなんと「イチノショクタク」と読むのだとばかり思っていて、表紙の、主人公っぽい男性が料理を作る話なのかなと漠然と思っていたのでした。刀なんかを手にしてるけど、こういう人が実は料理を作るのが得意、なんてのは面白いよな~ってなこともたぶん思ったかな? 内容を知る前の私は。
しかし実際のところは(笑)。
いやぁ、全く見当はずれでしたね(笑)。
けれど、がっかりするようなことは全然ありませんでした。
思った内容とは違ったけれど、面白い!
ちなみに、フェリさん、いい味出してますよね。
あの変人さ加減は実においしい。
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樹なつみ先生が描く斎藤一 ( ^ω^ )
2015/09/12 02:51
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投稿者:ミヨママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな樹なつみ先生の最新がまさかの時代物!…しかも新選組の斎藤一の物語が読めてすごく嬉しいです (((o(*゚▽゚*)o)))
そして何と言ってもただの時代物漫画ではありません!
斎藤一と意外にもフェリパン舎・仏蘭西パンが絡む物語となっており、「樹先生、こうきたか!」と唸りました。
樹先生が描く斎藤一とフェリパン舎に働く人々…明と仏蘭西料理の数々を是非、堪能あれ!
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投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともとこの作者さんのマンガは好きで、大体読んでいます。好きな作者さんのうえに、題材も好きな新撰組の斎藤一さん。ただ、読む前は内容が想像できなかったのですが、読んでみたらやはり面白かったです。斎藤さんには何か重たい秘められたものがありそうで、次巻ではなんと新撰組の原田さんまで出てくるということで、今から楽しみです。
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新撰組!
2015/08/08 06:39
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投稿者:れん - この投稿者のレビュー一覧を見る
樹なつみさんが新撰組を描くときいてわくわく待っていましたが、こうキタか~!と(笑)
でも、さすがです♪ 伏線がたくさんあって、早く続きが読みたいです。 しかし、なつみさんの作品の美形男子はどうしてこうも魅力的なんでしょうね。眼福眼福。
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日本人にとっての「はじめて」が西洋から雪崩れ込む明治4年。東京・築地の外国人居留地にある「フェリパン舎」で働く少女、西塔明はひょんな流れから、謎の男=藤田五郎を紹介され、一緒に働くことになる。一見怖いが、明が作ったパンを、初めて残さず食べてくれた日本人…。だがその男こそ、かつて「壬生の狼」と恐れられた新選組・三番隊隊長=斎藤一、その人だった!!巨匠・樹なつみが初めて挑む、時代劇&グルメコミック!!
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158ページ、浅葱色のダンダラに身を包んだ斎藤一、原田左之助の奥に見えるのは土方さんでしょうか‥これだけで眼福。
明治4年頃の斎藤一こと藤田五郎がどこで何をしていたのかは、謎な時期ですね。この時期に、一(タイトルが「一の食卓」なんで)ミーツ、パンとフランス料理^^;。これは新選組オタクの私も想定していなかった‥。でも、一くんを動かしている「あの方」はいずれでてくるでしょう。
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これまた、新しいカタチの『新撰組』の漫画が誕生したな
グルメ系も絡んでくるとは驚きだ
まぁ、ぶっちゃけると、そこまで前面にグルメ漫画っぽさは、まだ出ていないな、と思った
明治維新が起こって、いくらも経過していない時代だけあり、日本で誕生する西洋料理の根底の基礎となる、まだまだ、改良の余地が十分にある料理が登場する
明治時代に生きる人々が、国の外から入ってきた食べ物にどんな反応をするのか、どうやって日本らしい味に改めていくのか、食からも歴史の動きが見えるのも面白い
素朴、だからこそ、登場人物だけでなく、読み手の食欲もそそられるのだろう
加えて、話の主軸の一本となる人物が、新撰組の中でも人気の高い、斎藤一ってのが、また攻めを感じる
美麗、そんな表現が最もしっくり来る樹先生の絵の中で動く、斎藤一もとい藤田五郎はホントにイケメン。そのインパクトは、『るろうに剣心』の斎藤一に匹敵するだろう
そんな彼の人間的な魅力を引きだしているのが、誰でもない、もう一本の主軸たる少女、西塔明だろう
名に恥じず、明るく真っ直ぐな彼女の、戸惑いこそ含みつつも、怖気る事なく真摯な藤田への接し方は、可愛い、と思う以前に、人として見習いたい
彼女の食欲優先なスタイルもまた、好感を抱ける
食に興味の無い斎藤が、明の光に触れ、どのように変えられていくのか、そこもまた、この『一の食卓』を読んでいく上で楽しみに出来る点だ
これから、どんどんとストーリーが深まり、樹先生の技術により、まだ読み手には見せてもらえない「何か」も判ってきそうで、続きが待ち遠しい
この台詞を引用に選んだのは、人の上に立ち、なおかつ、癖もありすぎ、アクも強すぎの化生じみた者らに揉まれて生きる男の、今以上に成り上がる、そんな覚悟と野望が垣間見えるモノだったから
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樹先生の新刊、待ってました!!!
明治維新が推し進められ、揺れる日本で一生懸命生きる少女・明と、かの新撰組の狼と恐れられた斎藤一あらため藤田五郎がパン屋で同居……?とあらすじを読みながらハテナだったのですが。
2人の年の差といい、藤田のキャラといい、話中出てくるお料理といい、とても素敵な漫画でした!樹先生の漫画は花咲ける〜しか読んでいませんが、和風キャラもかっこいいです!
まだまだ序章といった感じですが、明ちゃんを応援したくなります。五郎とくっついたりしないのかな…!(笑)2巻も楽しみです。原田さんどんなキャラなんだろう。
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最近幕末から維新にかけてのお話が熱いね。新撰組とか有名な人の名前しか知らないレベルなので、わたしにとったらこれが初の斉藤一漫画というわけで、まず斉藤一のビジュアルの別格さが凄すぎる(笑)パン屋さんのほのぼのした雰囲気と激動の時代の新撰組の生き残りの殺伐した感じとその融合がさすがの樹さんです。
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わーい、待っていました! 単行本化!!
昨今、多くなった新撰組もので、そこへ明治時代の西洋料理事情をかけあわせましたか! いい意味で驚いた。
料理に救われた少女が頑張る姿はいいですね。読んでいて、とても気分がいい。
畠中恵さんの「アイスクリン強し」が思わず頭に思い浮かびましたが、まったく別なものとして楽しませてもらいました。
今後の展開が楽しみですね。新作でこうしたものは久しぶりなのでうれしい限りです。
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多くの血を流した幕末の戦場を生き残った元新選組三番隊組長、斎藤一――改め藤田五郎
彼の左利きから放たれる刀の恐さにぞくり
その恐さと
ハルちゃんの美味しそうなフランスパンや料理たち
それからフェリさんの ジャパネスク好き――というかフェチ?――
どうコラボしていくのか?
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斎藤さんが左利きってのは有名な説なので良いのですが、刀が右差しっていうに抵抗感がどうしてもあるのよね~(-_-;)
話は思ったより面白いです。
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新選組&グルメ(帯より)の新シリーズ。
物語としてもちろん面白いんだけど、
購入の決め手は「斎藤一」が主要人物として登場することでした。
斎藤さん好きv
彼と、ヒロイン明がこの先どう関わっていくのかな?
(嫁ではないはず。史実的に。)
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樹なつみの新シリーズ!しかも新選組もの…と期待しながら読んだけど、期待以上というか、久しぶりに続きが待ち遠しい漫画に出逢えた!フェリさんがいいキャラしてるー。