紙の本
文豪たちのイメージを覆す意外な一面
2015/09/14 18:10
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投稿者:kirikiriko - この投稿者のレビュー一覧を見る
取り上げられているのは、夏目漱石や太宰治、森鴎外、石川啄木といったそうそうたる面々。プライベートも、さぞかしキッチリしているのだろうと思いきや、女好き、暴君、子煩悩など意外と人間くさい。特に、苦労人で親思い、と思っていた石川啄木の真実の姿が衝撃的でした。遠い存在だった文豪たちが、身近に?感じられるエピソード満載で、あっという間に読めます。
紙の本
読みやすい
2015/08/08 06:02
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投稿者:はいじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代に、作者名作品名だけは習ったけど・・・といったレベルの読者にも読みやすく、文豪たちの写真そのものの顔立ちの描画で、楽しく文豪のキャラクターを知ることができる。
こうみると、文豪たちはみんな変人で、偏屈だったり、ダメ人間だったり・・・やはり天才と困ったパーソナリティは紙一重なのか。
ほとんど短命なのも感慨深い。
ぜひ他の文豪も続刊で紹介してほしい。
紙の本
きっかけづくりに
2015/11/14 18:19
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投稿者:桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、文豪に興味を持った方なら
文豪を知るきっかけづくりにいい本だと思います。
そして少し知っているというかたなら
より意外なユーモラスな一面が知ることができる本だと思います。
電子書籍
雑学的な面白さ。
2021/04/07 16:21
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投稿者:ちょこりす - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画になってるので、サクッと読めます。
名前や作品は知ってるけど、なかなか人物像までは分からない方が多いので、とても興味深かったです。
改めて作品を読みたくなります。
電子書籍
日本の文豪の素顔
2022/12/27 13:17
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投稿者:鎮文修 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏目漱石や芥川龍之介、太宰治など日本を代表する文豪の裏面や素顔を暴いている。
世の中に知られているエピソードやそれほどでもない話もあるが、こうまとめてみると呆気にとられるほどぶっ飛んだ行動ばかりである。
続編も期待。世界の文豪編もあると面白いのではないかと思った。
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笑えます。
日本文学の巨匠と思われる方々のプライベートをセキララに紹介している。
跳びぬけた天才は、別の側面では凡人には理解できない非常識さを併せ持っている。って感じてしまう。
素晴らしい作家さんでも、この本で紹介されているような非常識な人達だけでないとは思うが、それでは本にならない。っと、納得。
子供と一緒に笑いながら読めるのは良かったです。
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久世番子さんの「よち文」が好きなので、これもおもしろそうだと買ってみました。
たけくらべの「ガラスの仮面」のくだりなど、かぶってると思うところもありましたが、一葉さんがそんな人だとは知らなかったし、他の文豪さんも知らなかったことが多々あって、おもしろかった。
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文豪達が住むアパート。
そこに家賃を取り立てに行きつつ
彼らの生い立ちに触れ合ってみる。
知っている人もいますが、知らない人も。
しかし何だか全員ものすごく扱いにくそう。
もしや作家と言う者は、こうならないと!? と
誤解してしまいそうな(笑)
一番怖いのは、川端康成でしょうか?
ストーカーすぎる!
御破算になっていなければ、確実に
怯えて暮らしてそうです。
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ある程度、文豪とよばれている方々の作品を読んだことがある人は(すごく)楽しめると思うけれど、これからの人が読むのにはちょっと違うかもな、と思う。
作品と作家の人生は切り離せないものだけれど、でも、作品が先じゃないかな、と思う。
内容は「へぇ」連発ですごくおもしろいけれど。
まだ読んでいない作品も読んでみようと思うけれど。
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文豪の幽霊が住む「文豪荘」の家賃の取り立て人となった本田凛。森の中のボロアパート
文豪荘」には、文豪の霊たちが住んでいる。管理人の武藤に、クセの強い文豪たちの事を教えてもらいながら、本田凛は文豪たちから家賃を取り立てる。
夏目漱石、樋口一葉、石川啄木、森鴎外、宮沢賢治、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫、川端康成、中原中也の、作品と人物像を紹介。
ま、家賃は払ってもらえたりもらえなかったりだけど。マンガで楽しく文豪を知る。
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芸術家とか作家とかって、基本的にどこか狂ってるからおもしろいと思っている部分があって、そういう狂ってる感じを紹介する本です(笑)。だいたいは有名なエピソードで知ってることが多かったけど、石川啄木がこんなにだめな男とは知らなかった(笑)。
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文豪たちが住むボロアパートに家賃の取り立てに来た主人公が管理人と一緒にまわっていくストーリー。
文豪の生活や性格、人生が漫画でわかりやすく書かれています。
文豪の書く作品や人物に馴染みのない初心者用といった感じでエピソードは私には少々つまらなくは感じました。
でも中原中也が安吾に喧嘩をしかけたもののシャドウボクシングをしかけた弱っちい話や石川啄木のぐう蓄エピソードの数々などなんやかんや面白かった(笑)
私は「こころ」を読んで挫折(何だか要領を得ない感じでよくわからなくなって)したので遠ざかっていました。
でもこの機会、登場人物の有名小説や詩を読んでみようかな。
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作家さんのことをよく知ってその作品に親しむことができたらよかったのになー
自分にはちょっとダメでした
年表とか相関図は、よくできていたし
キャラ設定も面白いと思います
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最近手を出した、三島由紀夫作品が面白かったので彼目当てに読んでみたがこれは中々。三島以外の文豪も癖のある人物ばかりで面白かったです。
芥川龍之介は可愛らしい恋文を奥さんに出すくせに、最後は人妻と心中。
太宰治は退廃的な作品を生み出す割に場を盛り上げたる陽気な人柄とは。さらに中原中也に泣かされるとな!? 面と向かって嫌いだと言い放つ三島にも前向きなコメントを残す人の良さ。
文豪の実生活は小説よりも奇なりを地で行くらしい。
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文豪たちの霊(!)が住まうボロアパート。そこに家賃の取り立てを命じられた新米不動産会社員が訪れて、彼らの生前の素行にツッコミを入れまくる……といったストーリー仕立ての文豪紹介コミックエッセイ。
学校で『羅生門』習った。『こころ』習った。『人間失格』も知ってる。そこに、作家の人となりや作家同士の繋がりに関する知識が加わると、ますます作品に対する愛着が湧きますよね。
巻末の人物相関図と年表がすばらしい。
ちなみに私は来年、太宰の享年に並びます。あああ。
手元の国語便覧と一緒に楽しみたい一冊。