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投資の神様系本。もちろん、専門家としてきちっとした分析はやってたんだろうけど、銘柄への着眼点は素人投資家にも真似できそうなものばかり。ごく普通の事ばっかりなんだけど、この人が神様になっちゃうってことは意外と難しいのかも。投資は胆力が必要って、技術論でもなんでもないし(笑)。しかし、バフェットもそうなんだけど、投資の神様ってITとか嫌いなのかな? はなっから興味ないっぽい。少し前に書かれたものの新訳なので、少々、ケースが古いのが残念
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『ピーターリンチの株で勝つ』にかなり近い内容。
どちらか一冊でいいかもしれない。
最初の章の、小学生が自分でわかる企業の株を買った話は衝撃的。
よくわからないサービス、製品、業界にはてをだすべきではない。肌感覚で、感じ取れるレベルまで知っていることが必要かもしれない。
裏を返せば、手を出すならば、それだけ調べることが重要。
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週末の不安をやり過ごす方法。株価が下落するのは月曜日であることが多い。
クレヨンで柄にかけないアイデアには投資するな。
自分が知っているものに投資する。
10銘柄のうち、ひとつかふたつは配当重視。
優れた会社は配当を毎年増やす。
損失は早い、利益は時間がかかる。
株価が安いのではなく、好業績を上げると考える会社を選ぶ。
分散投資。5つのうち、ひとつは大損、ひとつは大儲け、3つはまあまあの結果。
割安、ではなくよく知っている株を買う。
バックミラーで未来は見えない。総悲観の中で個別株を買う。信念を貫く。そのために毎月買う。銘柄選択の前に信念をもつこと。
株価が10%下げる局面は2年に一回以上ある。
相場全体が下落しても慌てない。
規模の大きなファンドは、運用が難しい。
社屋の豪華さと株主への利益還元は反比例する。
中小型株が儲かる可能性が高い。
ノートにつける。
投資する会社を小学生に90秒で説明できること。
72の法則=72を年率で割ると2倍にする年数が計算できる。
長期国債の利回りが配当を6%以上上回ったら株を売って債券を買う。
銘柄選択の目標は、掘り出し物を見つけること。したがって下落は災いではなくチャンス。
暴落で信用買いは終わりになる。
復活する、とのみかたがあっても、一度下落した株はなかなか復活しないもの。
小売株はショッピングセンターで探せ。
値上がりした株をいつ売るか。株券に強欲は見えない。事業規模の拡大がストップするとき。
冴えない業界の素晴らしい企業、を探す。
競争している企業よりも独占している企業。
上り調子で最も値上がりする循環株を選ぶ。
アルミ、鉄鋼、製紙、自動車、化学、空運など。
民営化は政府資産のバーゲンセール。
株を保有するのは子供をもつようなもの。目が届かなくなるほど数を増やさない。8~12銘柄を常に観察し、状況に応じて売買する。一度に保有するのは5銘柄程度。
魅力的と思える株が見つからない時はみつかるまで待つ。魅力的と思えても、バランスシートは必ずチェックする。
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レストラン・チェーンや小売株の銘柄の選び方、ウォルマートの株価が創業以来上がり続けたことなど、数々の事例が勉強になった。
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投資のお勉強。ピーター・リンチ氏は債権より株を薦めている。
発言者は自分の好きな銘柄のことで頭がいっぱいだから、私が時間をごまかしても気づかなかった。実際、株の話は90秒もあれば足りる。どこかの株を買うことにしたというのなら、なぜそう決断したのかを小学五年生でも理解できるシンプルな言葉で、そして小学五年生が飽きてしまわないように手早く説明できるようにするべきだ。
こういう自信の喪失を招かないためにフィデリティではプレゼンテーションについて感想や意見を言うことを許さなかった。話は聞くだけにし、それを参考にするかしないかは各人に任せるというスタイルを取ったのだ。また私は、発表者の質ではなく発表されたアイデアの質に注目するよう努めた。銘柄選択のスキルがプレゼンのスキルをはるかに上回っているという人はいるし、最も貴重なアドバイスはそういう人から得られることが多かったのである。この会合以外の場では、キッチンタイマーをオフにして、そういう口べたな人たちの知恵を利用するのが常だった。
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株式投資の原則論を20年以上の実績と具体的な投資経験を交えて語られている。株式投資は、決してプロだけのものではなく、小学生のアマチュアでも、その企業の共感できる活動を理解できれば、高い収益率を上げることができる。最後に25の黄金律が記載されている。
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この本全体でとにかく作者の話の展開の仕方は上手いと思いましたし、こういう経緯で株を買ったというのが納得できるので読みやすかったです。また、作者は投資に関してかなり熱意を持ってると思いました。
90秒で説明できない会社には手を出すな、株式市場の下落は必ずやってくる、株を売るのは企業のファンダメンタルズが悪化した時と、割と基本的ながら中々理解されないことが基本になるのだなぁと思いました。
株式の5~10銘柄に絞った投資を推奨ですが、株を買うために下調べが面倒で時間がないという人は、分散投資で成長株、割安株、小型株のように運用スタイルが異なる株式投信を組み合わせて投資することを推奨していて、考えにも柔軟性があって、777倍に運用資産を増やした理由はこういうところにもあるんじゃないかと思いました。
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・個別株で個人がマーケットに勝つには、自分のよく知ってる企業や業界に投資するのがよい
・個人が個別株を持つのは5銘柄に抑えるべき、それ以上は見切れない。ウォッチするのは8-12銘柄。
・週末の不安に負けず、とにかく辛抱強くバイアンドホールドする
・競争の激しい業界の企業は避ける。独占状態にある企業は、その業界が仮に停滞していても、リターンは高い
・追加投資をするときはそれまでの数年間で最も出遅れているセクターに資金を振り向けること。ただし、苦境にあえいでいる場合は復活の兆しが見えるまで待つべき、復活せずに消えてしまう場合も当然ある。
・債券を複数持つことによる分散効果は乏しいので、ファンド手数料を考えると債券投信にメリットはない。直接国から買うべき。
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2022/05/30:読了
読みにくかったけど、なんとか全体をざっと読みした。
優秀なファンドマネージャーだったことは分かったけど、こういう人でないと、個別株で利益を出し続けるのは難しいって事もよく分かった。
まぁ、普通の人には無理で、普通の人は、つみたけインデックスファンドとか、少し趣味性を入れて、高配当や優待目的の株取引までなんだろうなぁ。