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鈴木正三著作集 2 みんなのレビュー
- 鈴木 正三 (著), 加藤 みち子 (編訳)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:中央公論新社
- 発売日:2015/04/25
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紙の本
江戸時代の禅僧であり、仮名草紙作家の鈴木正三氏の生活の中での信仰実践を説いた作品集です!
2020/07/14 11:05
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代初期の曹洞宗の僧侶・仮名草子作家で、元は徳川家に仕えた旗本であった鈴木正三氏の作品集です。鈴木氏は、武士時代から常に生死について考えてこられた方で、より在家の人々に近い立場で仏教を思索し、特定の宗派に拘らず、念仏などの教義も取り入れ、仁王・不動明王のような厳しく激しい精神で修行する「仁王不動禅」を推奨し、在家の人びとには『萬民徳用』を執筆して、「世法即仏法」を根拠とした「職分仏行説」と呼ばれる職業倫理を重視し、日々の職業生活の中での信仰実践を説いた人物として知られています。また、鈴木正三鈴木氏は在家の教化のために、当時流行していた仮名草子を利用し、『因果物語』、『二人比丘尼』、『念仏草子』などを執筆して分かりやすく仏教を説き、井原西鶴らに影響を与えた方でもあります。中公クラシックスでは、2巻シリーズで刊行されており、同書はその第2巻目です。同書に収録されている作品は、『驢鞍橋 恵中編 上巻』、『驢鞍橋 中巻』、『驢鞍橋 下巻』、『反故集(抄) 恵中編』、『因果物語』です。
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