投稿元:
レビューを見る
読書の素晴らしさについて、具体例をあげながら丁寧に説明されている。
巻末の紹介書籍一覧から一冊でも二冊でも選んで読むことが、まさに「本の使い方」だと思うし、この本の値打ちはそこにあると思う。
私は以前から著者の他の著作や雑誌記事などを読んでいるので、重複している部分が多かったのが残念。未読の方には最初の一冊としてオススメできる。
投稿元:
レビューを見る
20150116 読了
今年はしっかりと読書を習慣にしたい、とぼんやりと思っていた矢先に積ん読してした本書を思い出す。
一万冊を血肉にした男、とのキャッチコピー通り読書に関する深い眼差しを持っている人物と感じた。
一般の読書本はどことなくハウツー本のような雰囲気があって、読み終わった直後は実践しようと思うのだか、続かない。だが、本書は違う。例えば著者もさまざまな読書術を試してみたようで、速読などの方法も知っているが、その上で否定している。著者が提案するルールはいたってシンプル。「自分が面白いと思った本を読め」というもの。ただし、本を、読むことは著者との真剣勝負。そのため、本気で読むべきだという考え方には身が引き締まる。
読書をすることにより、人間としての深みを目指すという気持ちになれた一冊。
以下、印象に残ったキーワードなど
・学びには、人から、本から、旅からの三種類。そのバランスは人によって異なる。
・古典を読むべき。
・立ち読みをして、最初の5ページで決める
・数字、ファクト、ロジックを用いて自分の頭で考える。
締めくくりのフレーズ
今のあなたが、残りの人生で一番若い
投稿元:
レビューを見る
一行も読み飛ばさない。付箋は貼らない。書き込みもしない。目次は読まない。
人によって読み方ってさまざまですね。
古典をぜひ読みたいと思った。なかなか手が出ないんですよねー。
投稿元:
レビューを見る
今年は読書もいろんなジャンルにチャレンジしたかったので、とても参考になった。出口さんの本を読むときのルールをみて、私もマイルールを決めてみた。特に今度は古典に挑戦してみたい。私の本好きの友人も古典を読んでいて、どういうところが魅力なのか聞いたことがある。すると、『これだけの長い歴史の中で書かれた本の中に、実は自分と同じような考えと人生を歩んだ人の本があるかもしれないから』と、答えていた。この本の中でも、人間の根幹の部分はずっと変わっておらず、変わってないからこそ、今の時代にも古典は残っている、ということを教えてもらった。読書の楽しみを教えてもらった本。
投稿元:
レビューを見る
古典の本は、なんか小難しそうだし、読みづらそうだしと、ずっと遠ざけていたけど、何か読んでみようかなという気になった。この本で紹介されている本のほとんどが、これまでの人生でかすったこともない本ばかり。新しい出会いがありました。
投稿元:
レビューを見る
ほんとにすごい読書家。読んできた本の質が違う。量も違うけど、そのリベラルアーツなどへの造形的の深さにも驚いた。今年は、軽いものだけだなく、読みごたえのあるものも読みたいと思う。分かりやすくて使い捨てのビジネス書だけでは、読書とは言えないと痛感した。
投稿元:
レビューを見る
古典を読んでわからなければ、自分がアホやと思いなさい。間違っても、大学に残って研究者になろうなんて思ったらあかん。さっさと就職をしなさい。 一方、現代の本を読んでわからなければ、書いた人間がアホやと思いなさい。」とおおしゃったのは 国際政治学者 高坂正嵩先生でした。 (p79)
投稿元:
レビューを見る
ライフネット生命保険会長の、読書に関する本。
教育と教養の違いを論じ、教養をみにつけるのは三智、すなわち人、本、旅で、中でも効率のいいのが本と位置づける。
おすすめの本は古典で、岩波文庫にあるくらいのが古典の定義。時代を超えて残った本は優れているから。ただ、まずは好きな本から読めばいいとのことで一安心。
ビジネス書には否定的で、過去の成功体験を読んでも後出しジャンケンだと言う。うーん、そうかな。
本は鵜呑みにせず、数字、ファクト、ロジックで判断しろ、というのはその通りだと思う。また、考えるとは言語化することで、アウトプットするからインプットがある。このようなレビューを書くのは、読んだ本の内容をどのように理解したかを整理するのに役立つということだ。
最後の章に、子どもの頃から今までにどのような本を読んだかを書いているが、その膨大な読書量に驚かされる。本当に読書中毒なのだと思う。また相当な教養をお持ちなのだと思う。とても真似をする気はないが、古典もちょっとは読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
先日、出口 治明 氏 による「本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法」を読み終えました。
ライフネット生命の経営者といえば、岩瀬大輔氏の著作は読んだことがありますが、出口治明氏の本は初めてです。ちょっと気になっている方なので期待して手にとってみました。
出口氏の読書に対するアドバイスは、「興味を持てる本を読む」ということ。稀代の読書人からせっかく説得力のあるアドバイスをいただいたのですから、私も、今後は「興味」を持てる「馴染みのないジャンルの本」に、意識して手を伸ばしていきましょう。
投稿元:
レビューを見る
友人に勧められて初めて出口さんの本を読んでみました。
本とは何か。
新聞やインターネット、本の特徴。
人間が成長する上で本は欠かせないこと。
特に本は利便性やコストパフォーマンスが格段にいい。
本を選ぶ
自分が気になったものをまずは5ページ読んでみる。
それを集中して一言一句逃さないように読む。
体系的に学びたかったら7~8冊同じ分野のものを読んでみる。
この本を読むと本が無性に無性に読みたくなります。
そういう人の気持ちをわかっているのでしょう。
本の最後にはこの本のところところで紹介した本がまとめて書いてあります。
紹介された本全部読みたい!!
たざ、漫然と読むだけじゃダメなんです。
インプットはアウトプットしてこそ吸収されるのです。
だから私もレビューを書いているのです(笑)
昔の人は今の大学生に比べて本当に博識な人が多いですよね。
父親に「お前は本当に何も知らないんだな~」と言われて育った私。
確かにマルクスもアダムスミスもシェイクスピアも読んだことがありません。
こんな社会人…やっぱり恥ずかしいですよね。
出口さんは「古典こそ読め」と言っています。
ちょうど私がまさに教養として読みたかったもの!!
なくてもいいけどあると豊かになる、それが教養だと私もつくづく思うので、紹介された本を一つ一つ自分の血肉になるようにむさぼり読みたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
<目次>
第1章 本とは「何か」~教養について考える
第2章 本を「選ぶ」~「おもしろそうな本」という鉄則
第3章 本と「向き合う」~1行たりとも読み飛ばさない
第4章 本を「使う」~著者に左右される人、されない人
第5章 本を「愛する」~自分の滋養、他者への架け橋
<内容>
ライフネット生命会長兼CEOの読書遍歴と読書への姿勢、面白い本の紹介本。この人の本への真摯な姿勢、世界史を中心とした古典、新刊などの読書量、おそるべしです。もっと本に対し、襟を正さないといけないな、と思いました。
投稿元:
レビューを見る
古典を読めと勧めています。
古典は、時代を超えた本質をもっている。
ビジネスの極意は、ビジネス本ではなく古典にあり。
投稿元:
レビューを見る
1万冊近く読んだのではないかという著者が、本、新聞、インターネットのメディアの特性、比較の上での本の優れた点を分析したうえで、どのような本がよいのか自分の体験談から1冊の本にまとめてくれている。
読書はやはり人の趣味が出てしまうので、歴史や美術史等古典的なほうが強い人なので、そちらのほうが明るくなり、逆に科学技術系は若干弱いかなとは思ったが、一流の経営者、そして本好きの人の貴重な考えはいろいろと敬服することが多かった。
読書もやはり人の推薦などで自分の次に読みたい本を決めるほうがやみくもに選ぶよりよいとは思う。その意味では一度読んでみるとよい本だと思う。
投稿元:
レビューを見る
目的のある読書があまり好きではないので、「血肉にする」方法をこの本から得られたかと言えばたぶんそうではないのだけれど、古今東西の良書をたくさん紹介してくれる先輩に出会ったような気分でいます。
投稿元:
レビューを見る
意見を聞くときは結論を聞くだけでなくプロセスや思考パターンも聞く
古典を読め。本人より解説がうまい人はいない
自分の頭で考える練習になる