紙の本
おべんとう
2020/03/13 19:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な職業の方のお弁当を見せてもらえてとても楽しいです。皆さんとても良い表情で写っているのも素敵です。
投稿元:
レビューを見る
阿部さんの写真、奥さんの文章が大好きです。
夫婦で、時にはお子さんも協力して素晴らしい人柄の日々お弁当を
食べる方を見つける手腕、更にその人の素顔やエピソードを引き出す手腕、
誰かが真似をしたとしても、この写真と文章はかけない
阿部夫妻独自のものだなって思う。
取材された一人一人の方も実直だけど、阿部夫妻も実直なんだろうなって思う。
今回はニュースで以前見たことのある群馬県で移動販売をされている
ご年配夫婦のお弁当ものっていて感動した。
テレビの取材の時もすごいご夫妻だなって思ったけど、
やっぱり文章になっていても素晴らしいご夫妻だった。
沖縄の老夫婦の結婚のエピソードとか人に歴史あり、
普段脚光を浴びない人々の中にこそドラマがあるんだなって
ひとりひとりのエピソードを読み進める度に背筋が伸びる思いだった。
今の世の中、ずるをして得をしないと損みたいな
真面目に生きると馬鹿をみるような風潮があるけれど
真面目に生きることはたとえ損をしても人生という重さを考えると
重厚でかけがえのない素晴らしい生き方だなって思った。
一人一人の顔の表情に生きてきた証があらわれていた。
大事に大事に読んで、また何度も読み返そう。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズは1作目、2作目ともに大好きで、3作目が出ると知ったときから楽しみにしていました。
そしてやっぱり今回も「料理本」ではなく、「いろんな人生が詰まった本」としてジンワリ読ませてもらいました。急いで読んだらもったいない、そんな本です。ゆっくり読んでもらいたい。
世の中、いろんな地域でいろんなお仕事や生き方がある。当たり前のことだけど、あらためてそう感じました。
投稿元:
レビューを見る
お待ちかねのシリーズ三作目。もう一ページ目からなんだかウルウルしてくるのはどういうわけか。おべんとうの向こうに、ごく普通の人たちの生活や人生が見える。とりたてて感動的な話があるわけではない、それがいいのかなと思う。年配の方、働き盛りの人、若い人、小学生、それぞれの人にその人にしか語れない暮らしがある。そんな当たり前のことに胸をつかれる。
いつもながら阿部直美さんの文章がとてもいい。文字におこされた話し言葉から、話し手の息遣いが伝わってくるようだ。取材時のエピソードも味わい深いものばかり。山村を回る移動販売や、渡し船など、間違いなくまもなく消えてゆくであろう風景を愛おしみ、「間に合って良かった」と書かれているのが切ない。
今回は、阿部さん家族の様子、特にいつも両親の取材に「連れ回されて」きた娘さんのことが心に残った。小笠原の母島で、親抜きで地元の人と楽しく過ごす姿に「大きくなったなあ」などと親戚のオバサンのような感慨を抱いたりする。船で島を去る場面には、鼻がツーンとした。
投稿元:
レビューを見る
個人的には1・2よりも味わい深く感じ、とてもよかった。特に年配の方の語り口、口調の優しさ温かさに勝手にホロリとしてしまった...(年か?)
投稿元:
レビューを見る
ついに3巻目なんだ~と嬉しくなってしまいました。普通の人たちのお弁当を取材するというシンプルな内容ですが、普通の日本の人々の「今」を切り取る稀有な本だと思います。おべんとうの旅よ永遠に。
投稿元:
レビューを見る
事務員のおべんとうだと自分の事務机の上だったり、休憩室で食べるのだろうなと想像できるのですが、林業・農業・漁業となると、お昼休みは山の中・畑のパラソルの下・海の上でした。本当に、いろいろな土地にはいろいろな仕事についている人がいるなあと感心してしまいます。地元出身者ではなく、土地が気に入った転入者の紹介も多かったです。おべんとうではないのですが、小笠原母島の島寿司の写真が美味しそうでした。
投稿元:
レビューを見る
好きなシリーズ本第三弾。今回も前回同様とてもよい仕上がりでした。お弁当を通じてその人の人柄、好き担った食べ物のきっかけ、作ってくれた人への気持ちなど、本当に色々な部分を知れて単純に面白いし、ほっこりした気持ちになれる。翼の王国に連載されているので、飛行機の中で読んだ内容もあり、懐かしく感じる。私はこの本を読んでから、昼を外食からお弁当に変えました。年配の方のお弁当なども見ていると、ずっとこの先もお弁当を作って食べる、ということは続けていきたいな、と改めて思える本
投稿元:
レビューを見る
みんな卵焼きが好き。
もうひと頑張りするために
開けたらわー今日はこれかーと言える幸せを
この本に出てる人達は享受している。
家族という何かと何かを繋ぐのは簡単じゃない。
投稿元:
レビューを見る
なんだろうな、この幸福感。旅先でちょっとであったひとの話を聞いてほっこりしている、そんな気分。
帯に「愛ってこういうことだったんだ」とありますが、まさに、「リアルな愛」を感じる本。
そう、「リアルな愛」っていうのは、情熱的なロマンスとか、そいうことではなく、日々の身近な人への思いやりや、自分の来た道を(かかわってきた人たちを)なつかしく思い出すこと、だったりするのじゃないかな。
生きてるって、すてきだな。
投稿元:
レビューを見る
阿部さんはサラメシにも登場するようになったけど、私はご夫婦で作り上げたこのシリーズが大好きです。
まず、ひとのおべんとうを覗くことができるというだけで、もたまらなく嬉しい。ご本人の写真とお弁当が並んでいる。その見開きをめくると、きっかり1ページでエピソードが語られているという小気味よさ。
この1冊で、おべんとうを作って食べている39人の人生まで、かいま見ることができるなんて。ライフワークとして、紹介し続けて欲しいと思います。
投稿元:
レビューを見る
ANAの機内誌に連載されている記事をまとめたもの。
あるひとのお弁当をのぞかせてもらい、話を聞く、というもの。
いろいろな職業のひとの、いろいろなお弁当を見る。
話題はお弁当のことだけでなく、仕事のことや、家族のことや、地域のことなどなど。
派手な話題や事件があるわけではない。普通の人々が普通の生活について話す。それだけのことだが、なんだか良い。
投稿元:
レビューを見る
大好きな『おべんとうの時間/阿部了』。いつのまにか3が出ていた!
レシピ本ではなく、いろんな人のお弁当写真とその物語。
レシピ本をみるよりも、これを見た(読んだ)ほうがお弁当を作りたくなるから不思議。
投稿元:
レビューを見る
よそ様のお弁当を見るの好き。
参考になります。
それから、いろんな職業があるっていうのも面白いし、年配の方だと、土地の方言で書かれていて、さらに面白い。
投稿元:
レビューを見る
いくつかは飛行機に乗ってた時に読んだこともあり、懐かしさを感じつつ読んだ
弁当の中身より、その持ち主の生き方に興味を惹かれた