紙の本
不都合かはともかくLINEはどういった会社かがわかる一冊
2020/07/24 08:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に刊行された本書は当時のLINEを使った社会問題から始まり、LINEの収益モデル、親会社NAVERとの関係、NAVERの韓国での評判、そしてLINEの上場問題と幅広い話題を取り扱っている。特に面白かったのが、LINEサービス誕生は東日本大震災を契機に開発したという美談であったが、その背景には韓国内のメッセンジャーアプリの競争があり、NAVERトークが敗北したものの、その技術要素を活用してLINEができたことは驚き。
投稿元:
レビューを見る
LINEと言えば、日本でも知名度が高いアプリの一つです。昨今のSNSは進化も早く、ユーザーはその都度使い易いものへ移る傾向もあります。そんな中、どのようにしてLINEが人気を得たか。その反面、知られていない部分もあり、利用する便利さ故に気付かない部分も。
書籍の内容として、その人気の経緯から、企業の体質、またLINEが切っ掛けとなる出来事等を網羅した内容になっております。
「知らなかった」より知っていて損が無い事もあるので、この一冊でその全貌を理解するに適しているのではないかと感じます。
投稿元:
レビューを見る
Google, FacebookなどのIT企業は、その成り立ちに人とストーリーがあるが、LINEの親会社のNaverにはそれが見えないと。その「成り立ち」から、社会に与えている影響、日本企業なのか韓国企業なのかなどについてのレポート。LINE依存症の子供は、どちらの手で入力するかでわかると。利き手でない方の手で入力する子供は、依存性が高いと。食事中などでもLINEをするので、利き手でない手で入力するようになると。
投稿元:
レビューを見る
仕事相手だし、これだけ影響力のある企業もないし、ということで読んだ一冊。
LINEの誕生から問題点、今後の未来まで結構、網羅的に書かれている。ただ、途中のLINEいじめなんかの問題は少しテーマから外れてる気もした。著者はどちらかというと、LINEに批判的な視点を持ってそうな気がした。
この本にしっかり書かれてるが、LINEの基本を作っているのは韓国人。ただ、LINEとしては、戦略上、そこをなるべく目立たなくさせてきた。
LINEだけじゃなく、親会社のNAVERについてもかなり詳しく書かれている。
ちなみに、個人的にLINEがこれだけ成功したのはやっぱりスタンプがあったからだと思う。スタンプってほんと便利で、伝えたい内容がなくてもコミュニケーションが続いてるって思わせられることができるんだよね。これってある意味すごい発明だと思う。
ふと思ったけど、LINEのコミュニケーションをルーマンで分析したら面白そう。
投稿元:
レビューを見る
LINE開発のきっかけや親会社NAVERに関して書かれた一冊。
LINEがどうやって誕生したかを知ることが出来てよかった。後半は韓国との関係性が主。
投稿元:
レビューを見る
著者が二人いるのだけど、いったいどこからどこまでがとぢたの担当だったのかと。韓国に行ってA氏にインタビューしたのはどっちなんだ? ところで、著者は二人共、名前が韓国人なのだけど、生まれはどちらも日本らしい。特に何も書かれたないけど、著者の生い立ちが気になった。
本書は名前の通り、LINEについての本。今や、ガラケーを使っている理由が、LINEを使いたくないからという人がいるぐらい、スマホを持っているほとんどの人はLINEを使っていると思うのですが、その創業ストーリーについて。『スタレン』や『ブロッコリー大会』なんて用語は初めて知った。後、LINEの有料スタンプって200円もするのか。前はもう少し安かった気がするのだけど(前の値段でも買おうとは思わない)。なお、韓国の物価も高くなっているらしい(関係ある?)。
それにしても、LINEいじめは怖いなぁ。一体全体、どうしたらそんな流れになるんだと思う事例がいくつか。いじめが起きにくくするために、今後LINEはどう変わっていったらいいのだろうか。
何気に驚いたのが、韓国ではLINEではなく、カカオトークがモバイルメッセンジャーのシェア一位ということ。LINEはカカオトークからパクっているところも多いのだとか。もっとオリジナル性を出していってほしいところ(無理そうだけど)。
なお、2014年には政府への嫌悪感から、韓国ではテレグラムというアプリがシェアをのばしたらしい。調べてみると、高セキュリティメッセンジャーと書いてあった。それは確かにいいかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
LINEはヤバイ。
LINEは日本製ではなくて韓国製。
親会社のNAVERはかなり悪どい会社らしい。
p.190 「著作権に対する対応の鈍さと,他企業のコンテンツやビジネスモデルを模倣する点は,韓国NAVER社やLINE社の企業体質を表している。」
投稿元:
レビューを見る
今を謳歌するLINEだが、一寸先は闇という印象を受けた。会社経営者の問題点が指摘されており、長くは持たない感じがする。
投稿元:
レビューを見る
NAVERはLINEの親会社。LINEは日本製かというとそうではない。韓国製。ただ、韓国製というと響きが悪いようなので、日本製と言っているようだ。
投稿元:
レビューを見る
暴露本の様な趣もありながら、微妙に突っ込みが弱い。
しかし、それなりにいろいろ知ることができた。
本当のヤバさかんじるところまではなかなか行かなかったが。
投稿元:
レビューを見る
なんだこりゃ。
韓国人による、韓国政府批判とLune 社、Naver 社の擁護。
違う事ももちろん書いてあったが、読み終わった今は、そういう印象。
便利なんでよく使ってるのだが、使わずに済むなら、それに越した事はないとずっと思ってる。
投稿元:
レビューを見る
LINEという文字が目について借りました。
…いや、これはすごいよ。この本はすごい。LINEを作った会社のことから韓国との関係から韓国のネットワーク事情から、興味深くて初めて知る内容のオンパレード!
私もLINE愛用者だし、今回大変勉強になりました。これからも新たな一手を投じるであろう(いや、もう投じてるけど)LINE社に注目ですね。。
投稿元:
レビューを見る
SNSの怖さを教えてくれた。若い人にLINE依存症が増えているが、この本を読んで利点と共にリスクもある事を知れば少しはスマホから遠のくとは思うのだが。
投稿元:
レビューを見る
タイトルから想像した批判本ではなく、功罪両面について書かれている。タイトルでちょっと煽っている感じかな。NAVER譲りの企業体質が脈々と受け継がれているのだとしたらかなりモーレツな会社なのかもしれない。それにしても自分の子どもがスマホを持つ年代になったときのことを想像すると漠然とした不安あり。
投稿元:
レビューを見る
利き手と反対でスマホ操作は依存症の疑いあり
サイバーカスケードがLINEは起きやすい
韓国のメッセンジャーアプリの歴史→イ・ヘンジ会長のライバルのカカオトークの成功→会長自身の東日本大震災体験→シン・ジュホンのLINE提案→これからみてもLINEは韓国製である
LINEの核はデータ処理力。その高度な技術は韓国NAVERからLINEプロジェクトに技術者が参加していたことにより実現
キャラクターデザイン、デザイン、ユーザーインターフェースはキム・ソンフン、これも韓国製を証明するもの
韓国製を押し出さないのが日本では良かった、韓国NAVERもそれはわかっている
テレグラム(Telegram Messenger)というロシア製のメッセンジャーが高セキュリティで少し人気
韓国NAVERもLINE社も企業責任が問われた時の対応に甘さがあるもよう