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予備知識なくこれから宅建資格をとろうという方は必読。★5
宅建資格取得を一念発起して「宅建試験はどんなものだ」を知るために図書館でなんとなく借りてみたが、これからの学習方針を示していただいてまさに今の自分が読むべき内容だった。
著者の松村さんは非常に戦略的な考えをお持ちのようで、大局小局すべてにおいていかに無駄な時間をかけずに効率的に学ぶか、試験を解くかを解説してくださる。いちいち納得できてしまうやり方・学習法が書かれているので、本の表紙にある「宅建最短合格保証人」という看板に偽りなし、だろうなと素直に思える。
本文のなかから、気になった箇所・覚えておきたい箇所を赤ペンチェックします。
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「試験に合格する力」というのは、「問題を解くことができる力」です。この「問題を解くことができる力」は、何度も過去問を読み込み、実際に解いていくという学習行動の中でしか得られないもの
人間の脳は、問題を投げかけると、顕在意識ではその問題を忘れた後も、潜在意識では解答を探し続ける
人間の脳は、記憶しようとしたことはほぼ例外なく、一度は記憶する 一度記憶したことを「思い出す」作業を怠るために、せっかく覚えたことが完全に消えてしまったり、脳の奥深いところに隠れてしまったりする
「思い出す」という行為を何度も繰り返す (ためには) とにかく速く読むことが大切です。そうすれば、何度も繰り返し学習する時間を作ることができますから、必然的に何度も思い出すことができるようになる
耳(音声)を使った学習 どこでも、どんな時でも行なえる 「速聴き機能」で学習時間の短縮
誰もが簡単に利用できる文章を早く読む方法
・「指差し法」 指が視線の移動を誘導してくれるので、スムーズに読むことができる
・「単純早読み法」 文章を早く読もうとすると自然に集中力を発揮することができ、その結果、理解度も高くなる
あなたが学習する目的 学習すること自体がまだ直接的な目的ではないはず 宅建に合格することこそが目的 試験に出ないことは考えない
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試験合格までの羅針盤として携帯したいので、図書館返却後は間違いなくアマゾンぽちします。