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ほっこりとしたイラストと文。読みようによっては深い哲学も導けそうだけど、タイトル通り「ふむふむ」と思うだけの読み方が本道なんじゃないかな。
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88の職業のスペシャリストにインタビュー。
見開き2ページの短文で、その人の特徴を切り取る。
写真のスナップでその人の特徴を表現してしまっているような、素敵なフレーズの表現。
職業もバラエティーに富んでいる。
オリンピック選手 など 超メジャーな方から
コンビニの店長 など 普通に近くに居そうな方々
映画の背景画家 など 特殊な職人的な職業
緊縛師 など そんな職業もあるのね
というものまで、
色々な職業があり、人それぞれコツや人生哲学があるということ。
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だらっとした表紙のイラストそのまま
肩ひじ張らず素直にフムフムと読みました
この著者 興味あるなあ
それにしても職業のなんと多様なことよ
フムフム
ふーむふむ
寝そべって読みました
≪ ランダムに 並んだ仕事 ふむふむと ≫
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副題に「達人観察図鑑」とあるが、これは世の職業案内ガイド本だ。
読んですぐ、この本は中学生くらいに読ませたいな、と思った。村上龍に、〇歳からのハローワーク云々の著作があるが、あれよりお手軽に、そしてその職業の真髄に触れることができる(かもしれない)。達人だけでない、市井の、しかしながらその職業への誇りと矜持を持った人々のひと言が抜き取られている。
海女の「たんす」は、熟練の余裕と、けっして獲りすぎない、という自然との見事な釣りあい、バランスが語られている。
インタビュアーの、相手を好きになるは話を聞く立場のものの基本だろうし、一方で、採用面接で口角をみてその人物を推しはかるコンビニエンスストアの店員の話も面白い。
瞬時に人を見分ける術では、法廷画家が15秒でその人物が有罪か無罪かを見抜けるようになったという凄み!! あるいは同じ犯罪者に関わる立場として似顔絵捜査官の、犯人の似顔絵は70%似たものが検挙率が高いという、その微妙な匙加減も、長年の積み重ねた経験則の重みが感じられる。
写真関係者は、文庫本で追加されたものを含め3人もいる。ベテランのスポーツカメラマンの、昔の機材で連写機能もなかったころに、その競技をじっくり観察して、どのタイミングで筋肉の動きがいちばん美しいかを突き止める研究心に頭が下がる(パシャパシャと連写してんじゃねぇぞと自戒・笑)
本当に、ありとあらゆる職業に、その道を究め楽しむ術があることを教えてくれる。
85歳のライフセイバーは、死んだら三途の川でライフセイバーをやるらしい。お見事!!!
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ゆるい感じで展開されているけれど、一個一個は良い事書いてある感じの本。気楽に読めるから本が苦手な人におすすめかも。
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著者自らが,88の達人たちの仕事の世界を取材し,絵と文で紹介します。達人たちのプロフェッショナルで,奮闘する姿に,驚いたり,感心したり,クスッと笑えます。まずは気になる仕事のページから,フムフムとお楽しみください!
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インタビュアーの「首尾よくインタビューできる秘訣」をお守りのように大事にしている著者。「インタビューの前に自己暗示をかける。私はこれから会う〇〇さんが大好きだ、目の前にいたら抱きつきたいくらいだ、実際に抱きついちゃったらどうしよう…って本気で考える。そしてから相手に会うとインタビューはきっとうまくいく」…これは、日常生活にも使えるわ!
ロッククライマーの「リュックの容量は決まっている。何かを捨てないと、新しいものは入らない。」に、ハッとした。
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88人の職業人にインタビューしたもの。
これは癒される。個人個人のこういうものが積み重なって世界はまわっているんだなあ。
コンビニ店長さんのくちびるをみる話が好き。
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いろんな職業の達人に話を聞いている。
全く知らなかった職業のフムフムと思うようなことがコンパクトにまとめられている。
いくつか気になったものを以下にあげる。
海女…ここで生まれたかとついてきた人以外なれない。生命を預ける仕事だから。
工事現場監督…はいだけ言ってやらないやつには、絶対に反論できない先輩や仲間にあなたから言っといてと頼むこと。
木こり…すごくきつくて毎日やめたいと思ってたのに無能すぎてやめられなかった。
自分しか気づかないレベルで進化していくのがよかった。そうして数年後一人前になっていた。
インタビュアー…インタビューの前に自己暗示。私はこれから会う人が大好きだ。抱きつきたいくらいだと本気で考えてから会うとうまくいく。
塗装工…下積み期間が長くても、達人になれたのは、親方に「失敗したら一つ前に戻ればいい」と言われたから、全部がダメなわけじゃない、一つ前の工程まではいけたじゃないか。
振付師…踊れないのはリズム感がないせいじゃない、うまく踊れなかったら恥ずかしいという自尊心のせい。それをとりはらって。
漫画雑誌の編集者…自分が出したアイデアは拾ってくれないから、そういえば昔見た映画に…とひとりごとをいう。そしたら使えるかもと乗ってくる。作り話だけどね。