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「ドクター・スリープ」スティーブン・キング
キングの書いた本に恐怖を感じたのは
デビューから1980年代半ばまで、キャリーやペットセメタリー、シャイニングなどの作品だったと思います。
しつこく繰り返され追い詰められる残酷なシーンが手を変え品を変え延々と続き救われませんでした。
そのキングももうすぐ70才、恐怖をネタに使いながらも救いある話を上手に書く作家になりました。
この「ドクター・スリープ」は「シャイニング」の主人公かがやきを持つ少年ダニーが成長した後の物語です。この物語は「シャイニング」の続編になります。
単独でも十分楽しいとは思いますが、「シャイニング」を読みこの本を読んだほうが良いと思います。
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あの世紀の名作、『シャイニング』の続編。「そう来るか!!!」の驚きとワクワクに満ちた、これぞストーリーテリング。
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シャイニングの続編。読んでたほうが、楽しめる。シャイニングとは、毛色の違うホラーだが、読ませる力は、さすがのキング。ただ、意外と敵が弱かったかな。
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「シャイニング」の続編。先が気になって下巻は一気に読んだ。ダニーとアブラが真結族と闘うお話しよりも、ダメ人間から再生し「おくりびと」としてホスピスを舞台に活躍するダニーのお話しももっとじっくり読んでみたい。でももちろん、最高におもしろかったよ!キングは期待を裏切りません!
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下巻は展開が早くあっという間に読み終えた。映画は映画の良さ、原作は原作の良さがある。個人的には原作の方が好み。、
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久々に続きが読みたくてうずうずする一本だった。
アブラのおじいちゃん設定はあれだし、
エンディングで手伝ってくれるのもあれだし、
意外と作戦勝ちであんまり戦闘に盛り上がりないのもアレだけど、
味方が死なず優しく終わるのは最近好き。
とにかくグイグイ読んだ!
面白かった\(^o^)/
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上下巻の感想をまとまて。
これまで読んだスティーブン・キングのどの作品よりも面白かった。いい意味で普通さ(?)があって良かった。普通と言っても、彼の作品に常にある禍々しさももちろん備えている。
前作を読んだせいかダニー(ドック)に対しては同情を抱いてしまい、心温まる感じを受けた。脱アルコール15周年おめでとう!これからも良い人生を!
普段はあまり後書きを読まないんだけど、今回は読んでみた。キングは自身の書いた作品の登場人物に対して「彼は今はどこにいるのだろう」と思いを巡らせている。彼の中ではキャラクターは設定するものではなく、実在しているのだろう。巨匠である。
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あのダニーがそんなつらい人生を…あんな目にあえばそりゃあ酒に溺れるのも分かるけど…と前半は胸が痛かったが、支えてくれる人たちと出会い、自らの努力によって人生を立て直したダンに心から拍手を送りたい。人は変えようと思えば自分を変えることができるというメッセージはこちらを勇気づけてくれる。
真結族との対決は若干あっけない感もあったが、ぐいぐいと物語に引き込む圧倒的なパワーはさすがキング。10代の頃からの長いお付き合いだが、やっぱりすごい。また改めて他の未読作品を読まねば、の思いを新たにした。
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シャイニングの続編ということで期待して読んだのだけど、思っていたのと違う路線だった。
世代交代と言うか…。
語り口もソフトになってきたなあ、という印象。
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ここに来てあの因縁の地で対決とは、そしてダン(ダニー)とアブラがそんな関係だったとは、そしてそして、最後にダンを助けてくれたのがあの人だったと分かった時なうるっと来そうになりました。よかったねダニーと抱きしめてあげたい。あっという間に読み終えてしまいました。もう一度最初から、つまりシャイニングから再読したいと思わせてくれました。次は原著の英語版にも挑戦してみたい。
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紛れもなく「シャイニング」の続編。そして、家族の物語。下巻は上巻に輪をかけて一気に読ませる。それこそ、息吐く暇もないくらい。最後は静かな感動に包まれるのは「ミザリー」以来かも。そして、これもきっと映像化されるんだろうな。その日を楽しみにしています。
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上巻の方が引き込まれるワクワク、臨場感があったように感じる。
とはいえ、先祖代々の遺伝とか共依存とか、スティーブン・キングはよく観察、勉強している。
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シャイニングの続編。
シャイニングも、ちゃんと読んだわけではなくて、映画を遥か昔に観たという程度。もう一度読もうかとも思ったけど、なんか怖そう。突然出現するから。映画をもう一度観ようかな。
堕ちてしまった人生を持ち直すところがとても共感できる。自分がお酒にそこまで飲まれない人間で良かったとつくづく思う。お酒を逃避の手段にしているところがあるだけにそこまで落ちないような人生でありたい。
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キングの新刊を手に取らなくなって大分経つ。「グリーンマイル」辺りまでの著作は今読んでも十二分に面白いのだから、私が変わったわけではない。キングが変わってしまった、私の好きなキングはいなくなってしまったと思っていた。この本を読む気になったのは、ひとえに「シャイニング」の続編という一点に尽きる。あの利発で勇敢な少年はどんな大人に成長したのか。
……ごめんなさい。キング健在でした。眠くても、翌日の予定が頭をかすめてもページを繰る手が止まらない幸福な読書体験。
ダニー改めダンが父と同じ悪癖に手を染めるのにハラハラし、ダンの物語と交互に語られる少女アブラの物語にもどかしい思いをし、ようやく二人の人生が交わった時は歓喜し。キングの掌の上でいいように踊らされました…。
そして大団円。キングの著作でこんなに混じりっけなしのハッピーエンドって、「刑務所のリタ・ヘイワース」ぐらいしか記憶にないなあ。大抵は死んで欲しくない人(主に何の落ち度もないのに巻き込まれる善意の人。今作でいえばビリーやジョン)が2,3人死んで読者にモヤモヤを残すパターンだったような。おかげで読後もしばらく幸せな思いに浸りました。
一つ粗探しするなら、アブラが無双すぎて敵がショボく感じられることかな。でもそんなこと気にならないくらい面白かったです!
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堪能。最後の最後まできっちり書き込んでくれるので、ものすごく満足。今年もキングの長編が読めて良かった!