紙の本
タイトルとはちがう人物が活躍している…
2015/12/28 16:35
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきで作者自身も書いてるように、タイトルが微妙にそぐわないような…。確かに、音無警部が事件を解決する話もあるが、それよりも美月という女子高生が出張っているような…。存在感としても派手だし、実際に彼女が事件を解く話もあるのでそのうち主役がこっちになりそうだと感じた。
話の雰囲気は作者お得意の、空論に近い論理を組み立てて…という話が多い。証拠も何もなしだから、警察は出て来ても本格的な雰囲気はせず、何となくお遊び的感覚がぬぐえない。軽い謎解きものとしては楽しめる。
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イケメン警部・音無美紀は、今日もぬいぐるみ片手に謎を解く。音無警部率いる個性派刑事たちに加え、あのお騒がせキャラも登場。『ぬいぐるみ警部の帰還』につづく好評第二集。
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ぬいぐるみが関連する、連続短編集。
色々なぬいぐるみが出てきますが
再登場の女子高生も。
しかし毎度の事ながら、さっぱり犯人が分かりません。
愛憎劇であったとしても、それが異性間とは
まったくもって限りませんし。
話にちらっとしか出てこなかった人が犯人、とか
いつもの事です…。
とはいえ、最後。
あれだけは相手側に立つと、呆然というよりも
何が起こっているのか理解できない心境に。
あれだけ情報を与えられたというのに
そこまでが繋がらない。
それもいつもの事です。
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結末が結構残酷なのに、短編だからか探偵とワトソン役のキャラ故かそんなに後味が悪くない。むしろそうきたかと驚かされる心地よさ。続編にも期待。
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登場人物の会話がいちいち鼻につく。
女子高生と女刑事のやりとりが特に気持ち悪い。
謎解きや真相に関しては面白かった。
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【収録作品】パンダ、拒んだ。/自棄との遭遇/誘う女/あの日、嵐でなければ/離背という名の家畜
音無警部の存在感が薄い。
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イケメンだがぬいぐるみをこよなく愛する音無警部と個性的な部下たちの事件簿第2弾。
しかし警部の影がちょっと薄くなり、そのかわりに前作にもちょっと登場していた女子高生が大活躍だった。警部への密かな愛情で脳内妄想グルグルしつつ小悪魔の女子高生に振り回される女刑事がかわいい。
事件は陰惨なものが多いが、キャラの明るさのせいか後味は悪くない。
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ぬいぐるみ大好き警部第2弾。
連作4編。
さすがにうまいなー。
台詞だけの推理をさせたらほんとイイ。
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論理本格推理の御曹子である西澤のユーモア刑事編。連作短編集。
キャラクターが文句の付けようが無い。筋立てもしっかりしているので、読んで楽しむだけで良い。
謎解きは極めてロジックがしっかりしていることでもあり、サクサクと味わうべし!
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今回やけに則竹刑事がメインで、はて…?と思っていたけど、あとがきを読んで理解した。そうか、則竹刑事の恋はそんなにメイン扱いだったのか。
個人的にはどっちかというと、音無警部がその趣味をどこまでも貫いてくれる方が嬉しいので、則竹刑事の恋愛推しの方向性でいくのであればちょっとこの先は微妙になっちゃうかもしれないなあ…。
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則竹女史の友人が遭遇した事件の真相、江角刑事が若き日に出会ったとある事件関係者の真実など、ぬいぐるみ警部をはじめ個性的な部下たちが活躍する全五編。ますます冴える推理と美貌で周囲を驚かせる音無警部だが、少しずつぬいぐるみの偏愛ぶりが知られはじめて……。
ぬいぐるみ警部リターン。相変わらずすっとんきょうなトリックと名前。ラスト二編は後味悪くていいね。
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うまいなあ西澤保彦は。
それを感じさせる五作の短編集です。
そして、うまさと痛さを上手くミステリーに昇華してさらっとやってる。
さらっとしてますが、長編でやるとギトギトになりそうだから、このくらいがちょうどいいのかな。
あと、一番女子高生がキャラ立ってる気がする。
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シリーズ第二弾のミステリ短編集。だけどぬいぐるみ警部の活躍よりもむしろ、あの人の存在がやたらと大きいぞ? と思いながら読んでいたのですが。あとがきを読んで納得しました。そういうことだったのか(笑)。
お気に入りは「あの日、嵐でなければ」。辛辣でやりきれない真相ではあるのだけれど、やっぱりこういうのが好きかなあ。
「自棄との遭遇」もいいなあ。一見シンプルなのだけれど、こういう発想はまさしくぶっとんでる。予想もつきませんでした。
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クマっぷハウスに行ってみたくなるぬいぐるみマニアの世界と事件のえげつなさのギャップがすごい。
佐智枝の恋は成就しないのでは…前途多難。
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女子高生が好きになれなくてレギュラー入りされたら嫌だな…刑事さん含めて、女性のキャラが相変わらず非現実的。
登場人物が流れるように思考する言葉を流れるように読んで、どんな酷い結末でも、誰にも感情移入してないので単純に面白く読める。よくこんな事思いつくな、と。
どの話もどの本も、同じ読み心地で安心。このぐるんぐるん振り回される感覚が好き。続けて読むと飽きるので、たまに読むのがいいな。