普通に面白かった
2016/08/13 15:39
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投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズの次巻である「誓約の花嫁と煌きの王」と「太陽の君と陰の王太子」を先に読んだのですが、この二冊に比べると、この話は少々インパクトが足りません。面白い事には面白いんですが、後の二冊にある切なさとじれじれ感があまり無くさらっと読めました。
シリーズとは言っても各巻全然違う時代の話で、決定的にイラストレーターさんが一冊ごとに別の方なので独立した話だと思って読んでも構わないと思います。私自身話の途中まで同じ国の話だと知らずに読みました。
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とても楽しく最後まで気持ち良く読みました。
何と言っても、ヒロインのティアとヒーローのレオの優しく不器用なこと。
二人の微笑ましい様子というか関係がとても好きでした。
同じようなストーリーの作品はたくさんありますが、何故、抵抗なしにすらすらと読める小説と、何故か途中で引っかかるものがあるのか?
何かがそこにあるのだと思いますが、この作品は間違いなく前者でした。
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形骸化した神託で王妃を選ぶ“姫巫女”だが、王子レオと言葉を交わした下位の巫女ティアは、王太子ラスカに目をつけられ、強引に“姫巫女”に選ばれ…
“姫巫女”に選ばれたティアに嫉妬する友人の謀略や、兄弟の確執など、波乱に富んだ展開。
天然なヒロインに対し、王太子ラスカの冷酷さや、友人の暗い感情など、メリハリがあって面白かった。
ラストで聖女のくせに妊娠とはだらしないと低評価なのが惜しい。
前のシリーズでもそうだったけれど、雑な作者の癖が最後に出た感じ。
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4777.html
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下位の巫女として暮らして行くはずが
王太子のせいで無理やり花嫁に。
親友の手を借りて、逃げるのはいい選択ですが
どうして親友の様子が変なのに気がつかない!?
アンパン○ンの世界の住人ではないので、そこは
注意して生きていた方がよろしいかと。
人を疑う事なく、人のために働き、その姿は
まさに童話の主人公。
久しぶりに王道な主人公と展開を見た、気がします。