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アンソロジーとかで読んだことのある話もあったけど、どれも面白かった。
特に最後の作者インタビューが良い
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伊坂幸太郎の作品の魅力ってなんだろうと考えると、ひとつはずらしの上手さではないかと思う。たとえば、死神が登場する。人間の命を奪ってしまう怖い存在なんだけれど、何故か人間界の音楽が好きだったりする。この微妙にずれた感覚がとても新鮮で面白いと思う。
本書でもずれが遺憾なく発揮されている。節足動物なんだけれど、体長が3メートルあったり。バスジャックの話なんだけれど、主人公は先に解放された乗客だったり。ありそうでないようなこのずれた感覚に面白いのだ。
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7本の作風の違う短編集。
伊坂幸太郎15年を振り返るインタビュー付き。
『ギア』の関連短編(セミンゴ対人間)が有るそうなので是非、文庫化してほしいです。
『if』と、『二月下旬から三月上旬』は予測の裏をかいてくれます。
『一人では無理がある』の会社にスカウトされ、働いてみたいと思いました。
『彗星さんたち』は、良い職場の話しです。
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色んな展開が詰まった短編集で多少の当たり外れはあるものの、どれも伊坂さんらしい会話と展開があってサクサクと読める作品。一人では無理がありるや彗星さんたちは繋がっていく伏線たちを楽しめる。ギアら二月から〜 はまた異なった雰囲気であまり好きにはなれない。
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素晴らしい伊坂ワールド。本人も書いているが、場合によっては長編よりも短編の方が著者らしい意外性とヒューマニズムが強く感じられるのかもしれない。どれもおもしろい。
収録された短編を(強引に)まとめるかのような最後の一編は、著者らしいサービス精神にあふれている。ここまでやってくれなくてもいいのに。
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星は4.5かな。
全部面白かったんだけど、特に「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」がよかった。
「2月下旬から3月上旬」は未だに自分の中でうまく整頓できてなくて、何度か読み直さないとわかんないかも。「ギア」は続編があるということで、是非それも読みたい。セミンゴについては、もう少しよく知りたいと思いました(^^)笑
「if」の最後のページに「いふ」ってふりがなが振ってある言葉が3つも出てきて、言葉遊びしてるのかなって思って面白かった。
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楽しみにしていたジャイロスコープ、
読んでしまった。
アンソロジーのものも伊坂さん作品は読むようにしてるのでほとんどの作品が再読だったけどそんなの関係なく新鮮で、ひとつひとつ味わいが違ってすべてのお話が面白い短編集だった。
最後に伊坂さんがこれまでの作家生活15年を振り返ってるんだけれど、見事に第一期ちょいまでの作品が好き。だいたいゴールデンスランバーまでのもの。それは伊坂さんにとっても境目があったみたいで、読者のニーズをわかっていながら敢えてその先のSOSの猿やあるキングみたいな作品を書いたそうだ。
なんだか完全に伊坂さんの手の内だなあ、と思う。これからもきっと伊坂さんの手の内で転がされ続けるのだろうけど、震災以降も物語を書いてくれてありがとう、これからもよろしくお願いいたします。の気持ちでいっぱいです。
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いい話からシュールな話まで、色んなタイプの話が詰まった短編集。バラエティに富んでて良い。
個人的に好きな話は「一人では無理がある」と「ギア」
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浜田青年ホントスカってタイトル、声に出して読みたい日本語でしょ。中身もおもしかった。というか、どれもこれもおもしろかった。
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面白いよ、面白いんだけど、、
「ギア」はちょっと何言ってるかわからないし、「2月下旬から3月上旬」は時間軸がぐにゃぐにゃで脈絡がなくてなかなか内容が頭に入ってこなかった。
伊坂氏の短編といえば連作が多かったのでそれを期待していたのも少し物足りなく思わせる要因だったのかも。
最後の話で無理やり繋げようとした感が否めなかった。
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確かに伊坂氏の作品は、好き系とそんなでもない系とがあるけど、伊坂氏がこの15年、書き続けて、時に裏切りの挑戦をしているからこそ、ファンは自分の好みがわかったりするわけで。
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様々な媒体で、違う時期に書いた短編が揃った一冊。
作風がそれぞれの短編で違い、著者のいろんな面が楽しめる。
最後の短編で、それまでの短編を総合したような内容が取り上げられている。作者いわく受け皿だと。
でもやっぱり伊坂さんは長編だ。
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伊坂の短編。
チルドレンのような連作ではなく、独立した話を最後の話でうまく束ねた作品かな。
「浜田青年ホントスカ」、「彗星さんたち」が良かったかな。
でもやっぱり長編が読みたいな~
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デビュー15周年の伊坂さん短編集。1話2話はなんだろ??と戸惑い、オチを一生懸命考えてしまったり笑したけれど、文章は流石、魅力的でぐいぐい読みました。 最後の書き下ろしで、回収されていくので、安心ですw 新幹線のお話がよかった。 冷静であれ、親切であれ! パウエル国務長官の13のルールが効いてます!
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伊坂幸太郎の短編集。まさに伊坂ワールドといった印象の作品続きだったがイマイチその世界についていけないものもあった。ただ、最後の短編でそれぞれの作品が混じり会うような形式になっていたのは面白かった。