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湊かなえは、小説なのを良い事に、あれよこれよと読み手を罠に嵌めてくる。
毎回嵌められる自分に、いい加減呆れてきます。
母性の設定は何だか自分に被る所が有るかなぁと思わされました!
→農家の長男は結婚する前に必読です。
冒頭で自殺を図った少女はどうなったのか?
物語は母を愛する母と、母に愛されたい娘のダブル主人公の、愛深き故に愛を履き違える母娘の物語です。
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母ひどい!娘かわいそう!母ひどい!ていうかみんなひどい!わけわかめ!って思いました。
何が言いたいかっていうと登場人物の名前は逐一全て覚えましょう。あとで困ります(した)。
母はなぜ素敵な母親に育てられたはずなのにこんな母になっちゃったのか。母の回想ではすごくいい母親のようにかかれているけど実は自分が娘にしたように育てられたからなんじゃないかって思ったりなんかして。綺麗にかかれているだけであって。これはあたしの想像。本当にいい母親だったかもしれない。娘視点でも無償の愛くれたって書いてあったし。けど、じゃあなんでこんなやつになってしまうんや笑。…かわいがられすぎたから…なのかな?
娘が母を思ってやったことは高確率で裏目に出る模様。けれども高確率で母の被害妄想でもある。娘のせいにして、ほんとひどい。
人を見下してるのもほんとむかつく。
自分にとっても娘にとってもすごくいやなはずの義実家から出ないのは、シングルマザー馬鹿にしてるからだし。
登場人物が娘以外ほぼクズってのもほんと救いがない笑
いっちゃんむかつくのが小姑憲子。とその息子。まあこの息子もかわいそうな子なんだけれども。憲子も義実家でいびられてたらしいけれども。
あと仁美←こいつなんなんお前関係ないやろ出てくんな!
よくもまあこんなにひどい人たちばっかり勢揃いさせられるわ!人間不信になるわ!
んで最終章を読んで、あれ?ん?あれ?え?
どゆことー!ってなりまして
二回読んでやっと理解しましたとさ笑
あたしほんと人の名前覚えられないんで…
最後まで母と娘の名前出てなかったことにも余裕で気付きませんでしたし。
二回目ですけど登場人物の名前はちゃんと覚えましょう笑
伏線張りすぎやねん!
バッドエンドではないけれどモヤモヤモヤモヤモヤっとしました。
あと子どもできたら見返りを求めないようにしようと思います!なるべく…
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女はすごく怖い。そう感じる作品だ。私とわたし、どちらが真実かは論点ではなく、終章ですら現実かどうかはわからない。自分としては現実であってほしいけど。まだ母親になったことのない自分としては人ってどのタイミングで母親になるんだろうとは思うけど、なりきれない人っていうのもこの世界ほんとにいるんだろうな。
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湊かなえのミステリ。
「母の手記」と「娘の回想」という視点からの独白という、“いかにも湊かなえ”な作品でした。ちょっとストーリーテラー的要素もあり、ドラマティックな展開で一気読みなのですが・・・
正直、ちょっと落とし所が・・・感は否めませんでした。そこが残念なポイントっすかね。
あと巻末の解説が、代官山蔦屋書店ブックコンシェルジュの間室道子女史なのですが、それが楽しかったです(^_^;)
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無償の愛とはどんなものなのかを考えさせられました。
人間は如何なる時でも愛されたいと願う生き物なのかもしれませんね。
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最初から湊ワールドだった。母と娘の視点から書かれているが、同じ出来事でもこうも受け取り方が違うのかと思った。愛をどう伝えるか。愛しているのに伝わらない、伝えられない。歯がゆかった。
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テーマとして深い。とは思うけど陰鬱。
スッキリと終わらせているのかな。とは思うけどそのまま受け取っていいものか微妙。
湊かなえなので、安定の読みやすさはあるけど、手放しで面白かった!とは言えないモヤモヤ。
自分が物理的に「母」になった時に、ほんとうに「母性」を持つ女になれるのか。
現実社会で頻繁にニュースに現れる、我が子を殺してしまう女はみんな「母性を持たない女」だったのか?持っている「母性」を凌駕する何かがあったのか?
これ、父と息子だとどうなんだろう。
色々考えさせられる本ではあった。
個人的には、スペクトラムっぽかった彼のその後が少し見えて安心しました。
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何がいけなかったのか、何故、母は娘を愛せなかったのか、主人公と一緒になって探したが、結局理由は見つけられなかった。おばあちゃんのことは理由としてあげるには些末すぎるし、そもそもおばあちゃんが亡くなる前からすでに愛はなかった。
子供を産んでも母親になれない女性がいる。悪い人間というわけでもなく、生い立ちに問題があるわけでもなく、ただそういう機能がない。母性が本能に組み込まれていない。この本の母はそういう女性だったのだと思う。
子供にとってはただただ理不尽で理解しがたいことだと思う。主人公の葛藤と悲しみが痛いほど伝わってきた。母も母に愛されたかった。主人公も母に愛されたかった。母性はあったりなかったりするのに、愛されたい欲求は等しく備わっているのが辛いところだと思う。
最後には母を違う生き物だと割り切ったように感じた。母を愛している自分、母に愛されたい自分、しかし母には同じ愛が備わっていない。そのことを認めることでようやく抜け出せたのではないかと思う。
湊さん作品の中で一番好きな一作。
いつも、母と子が根底にある気がしていたが、この本で初めて内面を見た気がした。
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母と娘のすれ違い。登場人物の誰も共感できず、もやもやしたままラストシーンへ。読み返すのは湊かなえ作品ならでは。
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再読。湊さんが「母性」について書くと、かくも恐ろしくなるんだな。女性なら誰もが知っているのにあえて目をそらして、ないもののように取り繕っていることを、いやらしさに怖じ気ず書き上げている。女性作家の書く女性の本質ってコワイコワイ。こういう物語にちょろりと出てくる男性は総じて情けなくって、作家の辛辣さが痛快。
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読む人の立場で、どこに感情移入するか変わって来るんだろうなぁ・・・・。
私は最後の章で「あ、違うのか!」と気がつきました^^;
ラストを救いがあると見るのか、不安要素でみるのかも
人によって変わりそう。
どちらの話が正しいのか・・・そこにこだわるべきか否か。悩むなぁ。まぁ、どちらにしても男って存在感ないのね。ってのは分かりました。
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270725読了。久々。これはミステリーなのか。読みやすく書かれていることが唯一の救い。すごく歪んだ話。読んでいて心地のよい作品ではない。作者は何を伝えたかったか…。母性も親子愛も結果エゴから成り立つということなのかな。
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湊かなえの小説ってやっぱり怖い。
常に暗雲立ち込めてて、なにか起こりそうな感じ。全編を通してずっと。
出てくる登場人物が狂気じみてるからかな?
とにかく、人間って怖いと思う。
人間の怖い部分が強調されているんだろうな。
あと、あとがきになるほどな〜と思った。
同じことで、人によって違う風に見えている。人は、自分に都合の良いようにしか物事を捉えない。
でもそれを恐れて行動しなかったら、きっと誰ともなんの関係も作れない。
向き合って、ぶつかり合って、尊重して、というプロセスを経て人間は広がっていくんだと思う。
口で言うのは簡単。だけど私も実践できたら。
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まず、「愛能う限り」ってのが気持ち悪い。
いや、言葉が気持ち悪いってよりは、娘が自殺したってのにそんな言葉を外に向けて発信する母親が気持ち悪い。
最後、私は全然わからず、解説書かれてる方のサイトを見てやっと納得しました。
母性は、母親としての本能的性質、かあ。
ニュース見てると必ずしもそうではないと感じること多いので、辞書編纂者の方には再考を望みます。
「女なら、みんな子供好きなんだろ?」とか思われても嫌だし。
じゃあ次はぜひ「父性」を書いて欲しい。
全然想像つかないけど。
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2人に薦められたので読んだが好きになれなかった。
終章を読んで思ったのは、「現在」では一応「家族」の形をとっているけど、それって❮わたし❯の諦めなどによるものではないかなということ。