高校の数学の知識をもう一度、やり直したい人にピッタリの一冊です!
2020/02/13 09:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、高校の数学の知識を使って、数学の基本的な論理的な思考を育んでいくための良書です。最初は、結構、難しく感じられる方も多いと思いますが、同書を読み進めていくうちに、だんだんと慣れて学習スピードも上がってきます。内容も、「整数論の基礎・互いに素」、「数列を視る」、「フィボナッチの数列」、「ペル方程式と近似分数」、「有名不等式の周辺」、「相加平均・相乗平均の不等式」、「三角形に関係する不等式」、「フェルマー点を巡って」などから構成されており、社会人の方々など数学をもう一度やり直したい人には最適です!
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大学入学前に読んでおきたい数学の本。
大学を卒業してしまった自分では手遅れ感がありましたが、それなりに復習してみて良かったです。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4960677.html
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本格的な登山(現代数学)ではなく、高校数学を基本とした丘陵歩きが目的です。マイペースで学べるたどり着けなかった数学の知の頂に再挑戦。
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数学的に実にハードで面白い。語り口、問題の選び方、伝え方が絶妙。こういう本を待っていた。高校数学がいかに深いところまで行くか。そして大学の数学へ突入するか。背景と意味が分かり、再挑戦に値する内容だった。用語や概念に難しいところはないが、発想できるかどうかは難易度が高い。しかし、それも噛んで含んで書かれているので、じっくり読めば、高校数学を踏破した人ならば、きっと理解できるだろう。
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ただ単に受験数学を解説した本ではなく、受験参考書では取り上げられることの少ない、数学史的な話題、指摘を受けて、改めてなるほどと感じる鮮やかな視点を提供している。数学は単に問題が解ければよいのではなく、その問題の数学的な背景を理解しなければ、本当に理解したとは言えない。対話体で書かれてあるので、大変読みやすく、魅力的な本である。
(数学科 ペンネーム「鮒一鉢二鉢」先生おすすめ)
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主に整数論,不等式,線形代数の初歩を題材とした本で,単に受験問題を見るよりも広い視野を得ることができる。