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紙の本
彼の他作品も翻訳されるといいな。
2017/03/10 21:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
秘密結社クリムゾン・サークルは、首謀者以外は見知らぬ者同士の巨大犯罪集団。脅迫状を受けた富豪は、めきめき頭角を現している「サイコメトラー探偵」イェールに警護を頼む。それでも次々起きる殺件や盗難事件。捜査担当の警部はどうも鈍くて裏をかかれてばかり。富豪の息子の想う女性には盗癖があり、また良心の欠片もないようだ……ミスリードがかなりうまく、1922年作品だが現代の目で見ても古くはない。手がかりもきちんと配置されていて、それが最後にまとまる。えー超能力探偵かよ、と思ってすみません。
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