紙の本
素晴らしい仲間たち
2020/08/02 16:54
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウィルのタグへの愛情、
ホールト、ギラン、ウィルの家族のような情愛に
またしても心打たれる巻です。
未来の女王、エヴァンリンの聡明さにも!
立派な家臣が使えるにふさわしい資質を見せています。
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ウィルはやっぱりうっかりさんだなあ
信じがちだ
エヴァンリンはどうするんだろうなあ
お年頃ですし
何かの長というのは目的に向かってことをなすと言うよりは、過程をいかに素敵なものにするかが大事なのかも
もちろん潰さずに
いかによい状態でいる時間を長くするか、手を繋ぎ続けるかが求められてる
状態が人生なのだな
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えー、レンジャーがそんな凡ミス犯すかなあ?
という疑問はさておき、ウィルピンチ!
シリーズを遡ったお話だから、生き延びるのは分かってるんだけど……とにかく下巻を早く早く!
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時は前巻を遡ること数年。
スカンディアとアラルエン王国とが友好条約を結んでほどなく、ウィルが一人前のレンジャーとなる少し前の話。
拐われたエラクの救出のため、アリダへの遠征に出た、ホールト、ギラン、ホラスとウィル。名目はエラクの身代金の交渉に向かう、カサンドラ王女(エヴァンリン)の護衛として。
砂漠で巨大な砂嵐に遭遇し、愛馬タグと離ればなれになったウィルは一人、タグの行方を追って、異国の砂漠を進んだ。
この奪還(上巻)の終わりかたはまるで、小野不由美さんの「月の影 影の海」の上巻と同じだ。だからきっと大丈夫だという仄かな希望を抱きつつ、いざ下巻へ!
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エラクの身代金。前2作から過去に遡り、銀葉のすこし後でウィルはまだ見習いだが、卒業間近。スカンディアの長エラクが捕らえられて、身代金の相談にホールト先生とレディ・ポーリーンの結婚式にやってくる。でまあ、エラクを救出しに行くわけだが、途中ダグ(ウィルのレンジャー馬)の心理描写が秀逸で、いやにタグが注目されると感じていたら、やっぱり途中でタグが行方不明になり、ウィルはホールとたちと別れてタグを探しに砂漠へ。エラクはまた別の軍にさらわれさらに困難。ウィルは遭難、で次の巻へ。この巻は上下揃ってから読まないとえらいことになる。