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逆説の日本史 18 幕末年代史編 1 黒船来航と開国交渉の謎 みんなのレビュー
文庫
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紙の本
いよいよ幕末期
2016/02/07 13:44
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投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
この「逆説の日本史」シリーズは第1巻から揃えているのだが、いよいよ自分の好きな幕末期に入った。井沢元彦の描く幕末の真実、逆説が楽しみだ。従来の歴史観とは異なる視点からどうやって斬りこむか暫く見てゆこう。
電子書籍
ペリー来航の裏側
2015/11/20 09:12
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投稿者:QQ3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリー来航の際の流れがよく知ることができて良かったです。現代にも通じる当時の幕府の対応にも考えさせられました。
紙の本
安定した歴史観
2015/09/15 09:48
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投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆説の日本史シリーズも18巻目。今回は幕末史の黒船来航についてであるが、幕府が無能と判断している一方、阿部老中の立場で自分だったら何ができたかを問わされる。今の会社の中での意思決定をみても阿部老中のような決断をしてしまっている自分がいることに改めて愕然とさせられた。
言霊の影響は受けていないと思っていても、実際の生活で逆説の日本史の教えを活用できていない自分に反省をするとともに問題の根深さを感じた。
紙の本
ペリー来航と開国か譲位か
2021/04/04 14:49
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投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
○幕末から維新へ
アヘン戦争
イギリスが清にアヘンを売り付け、没収した清に賠償を求め、拒否した清に武力で言うことを聞かせた
オランダ国王の開国勧告
“外交はやらない”という祖法に基づき、この勧告を幕府は拒否した
家康が導入した朱子学(儒教)は鎖国を祖法とし、開国など唱える者などは斬り殺してもよいという思想であった
アヘン戦争が起こった時、日本への危険性は認識できたはずなのに、当時の幕閣はペリー来航までの八年間何の準備もしなかった
1846年ペリー来航7年前にアメリカの全権大使ビットル代将が友人として貿易交渉に訪れたが、日本はアメリカとの関係構築を断った上に、暴行事件まで起こしていた
ペリーは日本との交渉は紳士的に説いてもダメで、武力で脅すしかないとし、蒸気船を使うことこそ日本を開国に踏み切らせる切り札と確信していた
幕府にとって一番恐れるべき事態は、江戸湾に入り込まれ、鑑砲射撃によって江戸城が炎上する事である
幕府上層部はペリー来航の情報を掴んでいたにも拘わらず現場の担当者には全く知らせていなかった
それは“コトダマ的願望”に起因し、最終的に現場担当者が勝ってにやったことで、上層部は関与してない、だから責任もないし、交渉は最初から無効だと主張するつもりだったのではないか、ということなのである
○1854年 日米和親条約
ペリーは日本に開国要求を突きつけたが、日本が回答先送りにしたため、来春来る時までの回答期限で、一度琉球へ引き返した
ペリーが去った後、露プチャーチンが長崎に来航
プチャーチンの開国要求には応じなかったが、他国と条約を結ぶ場合はロシアとも結ぶ約束をした
その10日後ペリーが来航
交渉は浦賀ではなく横浜で行われたが、交渉役にジョン万次郎は入らなかった
アメリカのスパイと疑われていた
日米和親条約締結の問題点
11条 領事官の設置
eitherをきちんと訳してないため、米側の意志で配置ができた
9条 最恵国待遇
他国と米より有利な条約を結んだら、自動的に米にも適用される
5条 領事裁判権(治外法権)
米国民は下田、箱館のニ港では逮捕されない
オランダ人やジョン万次郎と協議し、充分な準備をしていれば、防げた事態であった
○1855年 安政の三大地震
18541223安政東海大地震M8.4駿河~伊勢
18541224安政南海大地震M8.4西日本~九州
18551111安政江戸大地震M6.9関東
朱子学の影響のもと、天災は天が人民に下す諫めであり、神道はそれを政治と連動するものと考えた
多くの人は、幕府が外国の圧力に屈して開国し、ケガレたエビスを日本に入れたから、天がお怒りになって、何度も地震が起こされたと考えた
○1857年 ハリスの為替操作
江戸時代の日本は世界的に見れば“豊かな国”であった
ハリスが日本に最も強く要望していたのは、円ドル交換レートであった
1ドル銀貨の銀含有量 26.7g
日本の1分銀の含有量 8.7g
日本国内において1両=1分銀4枚
交換レートは1両=4分=4ドルとした
ハリスは、銀含有量で比較すると3対1なので、1ドル=3分と主張
4ドル→1分銀12枚→3両
1両=4ドル→3両→12ドル
両替をするだけで4ドルが12ドルになり、日本から金が流出するという事態になった
日本の銀貨は信用貨幣であり、銀貨の原価価値とは考え方が異なる
ハリスの主張は銀貨原価での交換レート計算であり、この主張は不当なものであった
電子書籍
なかなかいいです
2016/11/29 20:23
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の本では読めない内容が書いてありましたが、雑学本になってしまっています。
次巻では爽快な逆説に期待しています。
紙の本
歴史に学ばないと。
2015/09/13 07:26
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投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
根拠なき楽観、無作為、頑迷、日和見、先送り、有能者の排斥、平和はいかに危機管理能力を喪失させるものか。「異人は切り殺せ」の小攘夷の人々も全く現実が把握できていない。おかげで明治維新に至るまでに、日本はたくさんのものを失った。でも今も「日本国憲法は祖法でござる」みたいな政治家はたくさんいるし、安保法制に反対するからには、中国の領海侵犯や北朝鮮のミサイルに対し具体的な対抗策がなければならない。「起こらないと思う」「何とかなるのでは」「話し合いで」では江戸幕府と変わらない。現代人も歴史に学ばないと。
紙の本
幕末のペリー来航
2015/09/12 00:04
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投稿者:setsua - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリー来航といえば日本史の一大イベントとしてうとい人でも知ってる史実のはずです。しかしペリーは何のためにきたのか、彼がくるまでの経緯などは学校で習えません。
この本はそういう知識を補完してくれます。
紙の本
19世紀アメリカを意外と知らないことに気づいた
2015/09/08 09:46
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投稿者:OK - この投稿者のレビュー一覧を見る
19世紀の世界史っていうとやっぱりヨーロッパの印象が強くて、アメリカのことって意外と知らないんですよね。逆説の日本史は、学会批判などの毒舌も嫌いじゃりませんが、こういう気づきを得られるところが気に入っています。早く全部文庫化してほしい。
紙の本
待ち望んだ
2015/08/25 17:59
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投稿者:ダロルド - この投稿者のレビュー一覧を見る
文庫化されるスピードが遅いので、やきもきしてました。