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前回読んだ・・鬼はもとよりは『すぺくたくる』でおもろかったです(^^)/
今回の(直木賞、おめでとうございます!)は、『すぺくたくる』ではないが・・またおもしろかったです!(^^)!
六篇の短編集。
鬼はもとよりのレビューでも書きましたが、青山さんの達観なされた女性観(女性感?)は賛同を覚えますし、好感ももてます。
・ひともうらやむ
・つゆかせぎ
・乳付
・ひと夏
・逢対
・つまをめとらば
・ひと夏 と ・逢対 は書籍化に伴い改題したそうで・・
俺的にはこの二作と・乳付・つまをめとらば が好きです。てか、最初の二作も嫌いでも無いし悪くも無いですけどね?
結局。素敵な書籍だ!て事で。。。
女性って・・ほんと・・ねぇ?
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6編の短編から構成されている。これらに共通のテーマがあるとすれば、
1.普通の女などいない
2.女の適応力は凄い
3.女と張り合ったら必ず負ける
かな?
江戸情緒たっぷりの短編時代小説集。女の描き方が女流作家を思わせる。
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女の人って強か。
男の人って可愛らしい。
両方いるから世の中面白いんだろうな。
つまをめとらばの章を読んで驚いたのは
職場結婚が昔からあって、禁止事項だったこと。
長い時間一緒にいれば誰がどう止めても
必然的にそういう関係になるよねぇ。
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つまをめとらばのみ読了。
不思議ととっつきやすく、不思議と引き込まれる。不思議と考えさせられる。
男だからか、読んでいて不思議と味方を得たような安心感を感じる。
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時代小説は読まないが、直木賞かぁ
読んでみるかと。
こんな強い、ちゃっかり女性いてるでしょ
江戸時代でも、いつの時代でもいっしょ
の短編集ですね。
わからない言葉出てきて時代小説苦手かも
「ひともうらやむ」「つゆかせぎ」「乳付」「ひと夏」「逢対」「つまをめとらば」 6話を収録。
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読後が爽やかで余韻が残る短編群。「ひとをうらやむ」は克己と庄平の2人の長倉家(本家と分家)惣領。それぞれが妻を娶り、大きな明暗が。一方の転落の描写が辛いが、他方の妻・康江の甲斐甲斐しさが心温まる。「乳付」は旗本の若嫁・民恵の語りで、夫・信明、姑・隆子、父・彦四郎、そして幼子に乳房を提供してくれる瀬紀の全員が美しく描かれる感動の佳品。「ひと夏」は藩の困難な集落杉坂村へ派遣された啓吾の苦悩とある事件を通して受け入れられる爽やかな体験が心地よい。タネの存在が心憎い演出だ。表題作は因縁のあった男女・既に老年の域にある貞次郎と中年になった佐世の久しぶりの出会いとこれからが奥床しい。
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直木賞受賞作品で6章からなる短編集。
何年ぶりかの時代小説で最初は読み進みにくかったけど
いつの時代も男女の仲は代わり映えしないものと
おもしろおかしく読みました。
乳付、逢対が好きでした。
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うまいなぁ。ざ・直木賞,という感じ。「乳付」と「ひと夏」の子どもの様子にいちばん感じ入ったけど,年を重ねたら,「つまをめとらば」にも感じ入るようになるのかな。
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2015年下半期直木賞受賞作
時代小説の短編集
1.ひともうらやむ
2.つゆかせぎ
3.乳付
4.ひと夏
5.逢対
6.つまをめとらば
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直木賞受賞。
江戸中期、武士が武家というより禄をはむ生活者となって何となく萎れている、そんな時代の女性をあくまで武士の視点から描くエピソード集。
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ようやく読み終わりました。
時代物も苦手なので読めるか心配したけどおもしろく読めた。どきどきはらはら、ときどききりきりした。上手なの。男の人が女の人を主人公にして書いたり(その逆も)は、すごく苦手で、女の人はそんな風に感じない、そんな目線の動きはしないってよく思うけど、この人はそんなところが全然感じられなくて読みやすい。
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どうも、作者の勝手な考えを話にしたという感じがしてならない。結局、妻をめとると言うことはどういうことで、何を主張したいのかが分からない。
よく賞をとったもんだ。
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泰平の世となって久しい江戸時代の武士とそれを取り巻く女性の話。
のんびりした世の中は、それはそれで色んな苦労があり、それぞれに悩み、悲しみ、そしておかしみもあり、どの話も面白かった。
なかなか深い洞察力に感心。
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直木賞受賞作品ということで直後に図書館で予約したら同じ考えの人が多かったようでようやく読めました(笑)
江戸時代の様々な男と女を描いた短編集です。
時代物は読みにくいのでは、と思い込んでいましたがそんなことはなく安心しました。
どの男女もあっさりしていてがっつくことがありません。
がっつくというか執着と言ったほうがいいかな?
だからどの話もあっさり終わり人によっては好みじゃないかもしれません。
でも私は好きです。
ちなみに私は最後の「妻をめとらば」が好きです。
互いに何も言わなくてもいいし会わなくなった前と変わらない関係。
衆道とは違う友情が好きです。
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余韻の多い短編集。直木賞にふさわしい完成度。「鬼はもとより」は完成されていない感じだったからなあ。でも、今でも「白樫の樹の下で」が一番好き。