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毒ガスの島 増補新版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

記録としての写真の力

2021/12/12 13:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

いまやウサギの島として有名になった広島県の大久野島。しかしこの島はかつて、秘密裏に毒ガスが製造され、軍事機密として「地図から消された島」でもあった。そんな島の歴史を、いまは知る人も少ない。
森村誠一氏の「悪魔の飽食」などで日本の毒ガス製造については一定に知られるようにはなった。1990年代に積極的に、日本の戦争加害責任について目が向けられていたころには関連本が多く出されたものの、いままた注目されなくなり、風化している戦争の記憶の一つであろう。
というのも、毒ガス工場で製造に従事した関係者、その家族らの多くは亡くなっている。
本書は、今はもう聞くことができない関係者の姿や生々しい証言を捉えた貴重な資料と言える。長年取材を重ねた著者ならではの一冊だろう。
毒ガス兵器が、どれだけ非人道的なものなのか、それを知らずに携わらされた人たちが、どれだけ悲惨なその後を生きたのか、そしていまどうなっているのか。著者が何度も使う「棄民」という言葉が、胸に突き刺さる。
増補新版と言うことで、風化の現状も含め、写真で伝えている。
「毒ガス棄民」の歴史をもう一度、認識していただきたい、という著者の叫びが伝わってくる。

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2019/05/03 16:59

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2020/05/06 09:44

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2023/08/12 13:44

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