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七帝柔道記 みんなのレビュー

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みんなのレビュー72件

みんなの評価4.6

評価内訳

72 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

繋ぐ思い

2013/07/19 14:51

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けだま - この投稿者のレビュー一覧を見る

『繋ぐんじゃ。思いはのう、生き物なんで。思いがあるかぎり必ず繋がっていくんじゃ。』
私が本作中で最も好きな言葉です。

本作品は作者の自伝的小説なので、七帝柔道というものが主軸となって話は進んでいきます。柔道を経験していない人にとってハードルが高そうに感じるかもしれません。ですが、是非ハードルを飛び越えてこの作品を手に取って頂きたい。そこには勇気を持ってハードルを超えただけの価値はある様に思えます。

皆さんは先生や先輩あるいは会社の上司から受け取った知識、思いはちゃんと繋げていますか?私は繋げていなかった。そして、本作品を読むことで思いを繋げることの大切さに気づくことが出来ました。
私だけでなく、皆さんの気づきのきっかけとなる可能性を秘めた作品です。

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紙の本

やさしい眼差し

2014/09/07 23:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:英現堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

北大柔道部のお話。
 この話が面白いのは、派手さはないが本当に強い寝技や絞め技の柔道をとことん追求しいているところ。そしてその寝技、絞め技が十分発揮できる七帝戦というのがあること。そして北大は連続最下位であることだ。
 北大、東北大、東大、名大、阪大、京大、九大で争うことを七帝戦という。彼らにとって、その七帝戦で優勝することが最大の名誉である。講道館柔道のルールとは違い、寝技で膠着状態となっても待ったはかからない。技をかけられてもすぐに参ったしないので、審判は絞め技で確実に落ちたかどうか、関節技で骨が折れたかどうかで判定をくだすという、めちゃめちゃハードだ。
 もう死んでもいい、と思うような日々の練習。七帝戦で勝つという1つの明確な目標に向かって学生時代の全てを捧げる。しかし、挫折に次ぐ挫折。全てをこの柔道に捧げたことの意味を問いかける。彼らの得たものは何か?人を見る時の<やさしい眼差し>がその答えの1つなんだろうな。

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紙の本

久しぶりに味わった、小説の醍醐味

2016/02/12 23:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説の宣伝文句で、やたら「泣ける本です!」と強調されているのは、
あまり好きじゃない。
読む前から感動を強要されているように感じるからだ。
そして実際、読んでみるとそれほど泣ける内容ではなかったりすることもよくある。

が、しかし、「七帝柔道記」の「2013年 男が泣ける小説NO.1」の看板に偽りはなかった。
自分でもびっくりするくらい泣いた。男じゃないけど。

どちらかというと、増田さんは文章のうまい方ではないと思う。
ドラマチックな言い回しも、技巧を凝らした美しい表現もない。
ただ淡々と、起こった出来事を、その時感じた思いを、
朴訥な文章で書き連ねていく。
それが、かえって心に響く。
七帝戦で、増田に「俺たちのために死ねるか」と問うた金澤さんに、
道警へ出稽古に行く途中、「こんなことをして何の意味があるんですか!」と
和泉さんに食ってかかった竜澤に、
後輩たちにどんどん実力で差をつけられても部をやめない斉藤テツさんに、
杉田さんを襲った信じられない不運に、
和泉さんが重荷をおろしてやっと見せた笑顔に、
めちゃくちゃ泣かされた。
こんな男たちが今の日本に実際に存在しているんだと思うだけで、
元気が出てくる。
小説を読んで、「続きが気になって気になって寝られない」という感覚を
久しぶりに味わった。

余談だが、増田たちがインカレ北海道予選に出場する場面で、
和泉さんの体格が「160センチ60キロ」と書いてあって
三度見するほど驚いた。
そんな小さな身体で頑張っていたのか!

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2013/04/14 00:17

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2013/05/06 08:18

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2013/03/14 23:04

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2013/05/20 12:43

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2013/04/05 00:09

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2013/04/24 12:35

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2013/05/26 18:02

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2013/05/20 20:57

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2013/05/20 13:11

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2013/05/20 00:58

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2013/05/22 07:58

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2013/06/02 10:20

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