投稿元:
レビューを見る
ありそうで意外と見つからない、朱子学の本。
あの小難しそうな儒教の内でも、なぜか私の中では最難関扱い?の朱子学について書かれています。
でも、一応は一般書の扱いなので、それなりに読みやすい本でした。
仕方ないのですが、あくまで入門なので初心者向けの本なのでした。
まずは、朱子学とは何ぞやというとっかかりには面白い本だと思います。
投稿元:
レビューを見る
朱子学の基本的な考え方を、わかりやすい言葉で解説している本です。
著者は本書について、「朱子学に関する概説書を読む前に、まずは大まかに朱子学とはどのような考え方であるのかを知ってもらうことを目的としている」と述べています。「理」「気」「性」などの基本概念を、現代の読者が自然に理解できるように噛み砕いて説明し、朱子学がわれわれの「心」についてどのように理解し、「心」をどのように導いていこうとしたのかを解き明かしています。また、陽明学に関しても、どのような点で朱子学と違っているのかという点を中心に解説がなされています。
投稿元:
レビューを見る
正直入門を読むほど勉強してない人間ではないことがわかった。
本当に入門。良い意味でも悪い意味でも。
ある程度儒教について勉強しているものは朱子学の開祖の人の本を読んだ方が手っ取り早い。
投稿元:
レビューを見る
生来不精者で腰が重い性格を改善すべく、即行動に移すのにはどのような思想を身につけるべきか、と言う思いで手に取ったのですが、後半で朱子学を陽明学と勘違いしていたことに気がつきました。私が知りたかったのは格物窮理ではなく、知行合一でした。日本における陽明学は一般的に後先考えず先走って悲劇的な最期を迎えている人間のイメージがあると言うくだりを読んで、なるほど知行合一は確かにリスクが伴うな、とまたまた尻込みする私でした。
投稿元:
レビューを見る
第72回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル」第3ゲームで紹介された本です。
2021.01.03