紙の本
いいキャラばかりでどうしよう
2018/06/30 20:34
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投稿者:avocado - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公と堂上にハラハラドキドキするのはさることながら、このシリーズ第二作目では小牧や柴崎、玄田など、郁の周りの人たちの知らなかった一面を知ることができ、ますます好きになってしまいます。
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投稿者:スイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小牧が受ける精神的拷問の場面には現実に起きた自白の強要による冤罪事件を彷彿とする。そういえばこの「恋の障害」のアニメはテレビ未放送なんですよね。
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V6の岡田准一と榮倉奈々で映画化もされた「図書館戦争シリーズ(全4作)」の第2作。
「検閲」が法制化され検閲機関が実行力を持つ世界で、
本と図書館、そして自由を守るために笠原郁と図書館隊の活躍を描いた作品。
その設定や現代社会を意識した問題がしっかりと描かれていているが
ラブコメであり、アクションやハードボイルド要素もあって
エンターテイメントとして非常に楽しめる。とっても良いバランスだと思う。
今作では、聴覚障碍者や差別についても描かれている。
作品内小説の「レインツリーの国」は小説化された。
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前作を読んでからずいぶんと時間がたってしまっていたが、読み始めるとだんだんと以前のストーリーも蘇ってきた。でもやはり前作を読んでいることは必須。はでな戦闘シーンなどはなく、4つくらいの連作短編がならぶ。展開のノリや雰囲気はマンガのような、ラブコメディ映画のような、あるいはこれはなかばライトノベルのようなものだろうか。描写は決して安っぽいものではなくて、本当にうまいなぁと思う。周りの人に勧める小説かどうかはともかくとして、また続きを読みたいとは思った。
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図書館シリーズ 第2弾
一、両親攪乱作戦
二、恋の障害
三、美女の微笑み
四、兄と弟
五、図書館の明日はどっちだ
今回は内輪の争乱がテーマ。
郁の両親の登場、小牧の恋の行方、手塚の怪しい兄の出現と図書館思想を巡る衝突と策略。
派手な戦闘シーンはなかったけど、郁のアレが発覚して続きが気になり、次巻を借りて来ちゃいました。
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極上のエンターテインメントだ。しかしあなどれない。言論に関してのメッセージが伝わってくる。勉強になる箇所がある。また語彙も豊富である。『図書館戦争』でこんなに辞書ひいたかな、と思った。キャラが典型的すぎたタイプで、深みがやや足りないとも感じた。『兄と弟』はツルゲーネフの代表作『父と子』を意識したかもしれないが、邪推だろうか。『レインツリーの国』は本作の後に読めば良かったと思った。
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再読中。
書誌学というか図書館情報学的な科目を
大学の一般教育でかじったけど
判型からおおよその文字数をカウントして
見出しの数でその章に書かれている内容の厚みを
察したりとか考えたこともなかった。
分類番号から図書館の棚を探すだけじゃなく
役に立つ科目だったんだなと今更。