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「ご隠居さん」2巻目、松山鏡から婦唱付随迄はまぁまぁ楽しめましたが、夏の讃歌は読んでいて少しの面倒くさくなってしまった。
一番良かったのは心の鏡のでした。
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そう言えば、1作目はなんとなく自分に合わないなあ、と感じたのであった。しかし、どういうわけか、この2作目を購入、読んだのだが、やはり、今一つ、自分には合わないなあ、と感じたのであった。
何が合わないのかなあ。つまり、このご隠居様、鏡磨ぎの梟助さん、この人でなくても話ができてしまうような気がするところが合わないんだろうなあ。
最後の心の鏡だけは面白く読んだ。
それ以外は、梟助さんが話を聞いたり、語ったり。だけど、梟助さんが語っている話が、梟助さんの人生の中でどのような位置づけになるのかがうまくつかめない。
3作目、どうしようかなあ。
このシリーズを読んでいくと物知りにはなると思う。
そう思って、もう一冊読んでみようかな。
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平和であっても、今以上に浮き沈みが激しく、人生の無常さととなり合わせだった江戸時代、鏡とぎの梟助さんが語る物語、時々、落語のよもやま話、第二弾。
最終話は、特別な鏡と対峙する梟助さん自身の物語。