紙の本
兄弟と親友と
2022/07/17 06:48
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
シリーズ4
海里とお兄さんが結構な勢いで関係を改善している巻
20年積み上げられた(いや掘られた)溝が埋められていく巻
兄一憲の高校時代の友人の刑事さん涼彦が登場
彼に憑いているマフラーの幽霊(マフラーの形をした幽霊)
その事情
一憲と涼彦の関係
涼彦を通して兄を見ていく海里
あまりにあっさりと涼彦がセクシャリティを開示するのには
ちょっと違和感を感じたのですが
そこを重くすると話の腰が折れてしまう気もするので
これはこれで仕方なしな感じと納得します。
とりあえず涼彦は一途なんだなぁってしみじみ。
ストーカーは怖いです
そして存在が許せません。
人として憤りしかありません。
被害者が未だに減ることなく事件がおきているのに
心が痛むばかりです。
マフラーの思い
涼彦の思い
そして兄と弟の思い
奈津さんの存在は、
兄と弟の関係改善と共に母の軛も解放したようで
そちらとの関係も改善できたようですね。
(個人的には若干心に引っかかるものはあるのですが・・・)
と海里側の家族の問題が収まってきたので
いよいよ夏神さんの問題へと移行するのかな
そんなエピローグだったです。
☆3.5
紙の本
マフラーの幽霊?
2016/06/26 18:34
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すでにロイドというキャラがいる以上、付喪神系のキャラが新しく出てくるのは当然かなとも思っていたが、まさかの幽霊とは。
それも付喪神系ですらないとは。
思い出の味というのは、味覚だけでなく、そのシチュエーションのすべても含めての記憶によるもんだなと改めて感じる。
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夜しか営業していない「ばんめしや」の店主と霊が見えてしまう元タレントの青年と彼らの食堂に関わる人々とのお話の第4弾。
毎回、料理がキーワードになるのだけれど、今回は「ハンバーグ」
そして新たな登場人物を加え、主人公の海里の兄との関係をまた一歩踏み込んだものにできそうな予感。
いつもながら基本的に霊も悪いものではなく、むしろ生前にいろいろ考えたり伝えたりしたいことがあって見えているという感じではある。
そしてやはりほろっとするような感じです。
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このシリーズは新刊が出たらすぐに読んでいる。
日常ミステリーとしても複雑でなく、ストーリー展開も類型的で、さほど感動するわけではない。
しかし、少しずつ成長する主人公が、彼に関わるすべての人(若干一名、人でないやつもいるが)の心を、自分ではそうと気づかないままにほぐしてゆく。それが心地よい。
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シリーズ4作目
プロローグ
1章 古い時計が動き出す
2章 空白を埋めるもの
3章 遠い日の傷
4章 そばにいること
エピローグ
適当に作ろう!まかないボロネーゼ風パスタ
意外と簡単!芋ようかん
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このシリーズも好き。てか、椹野さんが好き。私的にハズレがない。これは、字が大きくて年寄りにも嬉しい(笑)新キャラ登場でますます続きが楽しみ。早く続きが読みたいな。
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つ、
ついにゲイ登場!?
方向性大丈夫かな?
5巻からそっちにいかないよね?
裏表紙に「マフラーの幽霊」ってありますが、
幽霊なんですか?
水子?
ではないか?
ん?
次巻は夏神さんの奥の方に迫っていくのかしら?!
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あらすじ(背表紙より)
兵庫県芦屋市。警察署と教会の間にある小さな店、それが夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。元イケメン俳優の五十嵐海里は、料理人見習いとしてここに居場所を見つけた。不仲だった兄・一憲との関係も修復中のある日、突然一憲が店を訪れる。しかし海里は、一憲の親友だという刑事・涼彦を見て絶句する。なんと涼彦には、「マフラーの幽霊」が巻き付いていた。謎のマフラーの理由とは?泣いて笑って心が軽くなる、お料理青春小説。
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警察署と教会にはさまれた…という定食屋のビジュアルを想像すると、やっぱり笑ってしまう。
今回も、楽しく読めました。
シリーズ物は間が空くと、設定や以前のエピソードを忘れてしまうことも多いのですが、冒頭のちょっとした説明が、いい感じに記憶を引き出してくれる。
主人公が、お兄さんとどんどん過去の溝を埋めて行く描写が良かったです。
刑事さんはそっちか。
私も途中からなんとなくわかりましたけどね。
いろいろ並行して誤解がとけて、よい話でした。
夏神さんにはまだ何かありそうですね。
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シリーズ第4弾。今回は、海里のお兄さんの高校時代の親友にまつわるお話。
前作で和解した海里とお兄さんが、更にいい感じになってきた。全然似ていない兄弟だけど、不器用な優しさは共通してて微笑ましい。
今回はマフラーの幽霊が登場(実際にはマフラーを編もうとしてた女性の幽霊だけど)。なんでもアリになってきたけど、全体的にじんわりいい話なので良しとしよう。
そして今作の地元ネタは、元町のOrgan!長らく行ってないけど、久しぶりに行ってみたくなった。毎回どこが出てくるのか楽しみ。
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201509/最初のころより面白くなってきた。でもお兄さんの旧友の話は…そっち展開にしなくても…って思った。
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店の前で兄がばったり再会したのは兄の高校時代の親友だったことから、海里も知り合うことになった刑事さん。かれの身体にマフラーのようなものが巻きついてるのが見えてことから…。
シリーズ第4弾。
そうじゃないかなと途中から感じてたけど、やっぱり仲違いした兄の親友・涼彦は高校時代から兄の事が好きだった。
あー、これBLで読みたいわぁとなったのは内緒です(笑)
涼彦と「彼女」のくだり、「彼女」の想いのところでは、つい涙が出ました。切なくて。もう死んでしまった人だから特にやるせなかった。
海里とお兄さんが少しずついい関係になって行ってるのも嬉しい。
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短いお話で、先の展開も分かる内容でした。登場人物を絵にするのをやめてほしいと思う。読者が勝手に想像して読みたい‼︎時々、登場人物がいい事を言うなと言うところで★2です
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最後の晩ごはんの4冊目。
今回の主役は
兄一憲の親友である涼彦。
涼彦に巻き付いている
マフラーの幽霊とは?
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今回も軽く読めてちょっとホロリで良い感じでした。
重いの読みたい気分じゃない時にはやはり最適の軽さと長さであります。
今回新キャラの刑事さんが好み。
まさかまさかと思ってたらまさかの…おおお…。マジか…。
取り敢えず今後は夏神さんと刑事さんの絡みが増えることを個人的に祈っております。萌えるので(笑)。
まぁ何にせよ夏神さんに毎回萌えているので今回もホント良かったです夏神さん素敵マジ天使。