紙の本
トンカツ食べたい。
2015/12/14 20:32
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜、読んでてトンカツ食べたくなりました。肉が苦手な私でも食べたくなったんだから大したもんです。
なぜか人のちょうど良いご飯の量やお味噌汁の具合がわかるトンカツの名店の看板娘。ちょっと不思議ちゃん。
ゆるゆる婚活しながらお店を盛り立てていって欲しいです。
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とんかつ屋さんの娘である主人公は、婚活に励んでいる。
とんかつ、こんかつ。
お客さんに合わせた味噌汁を作ってしまう穏やかな彼女に、幸せはやってくるのか?婚活が幸せなのか?
これを読んでいると、「とんかつ」が食べたくなります。
もちろん主人公の味噌汁つきでね。
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読むと「トゲトゲしている心」が心が丸くなるような心が喜ぶ作品。名物「さくさくかつ丼」と、主人公の美衣が作るおみそ汁が提供されるとんかつ屋の「情熱とん」。美人看板娘の美衣が「婚活」を始めるのだが、なんとなく消極的な感じ。特に大きな事件もなく、ひたすら穏やかさに包まれて話は進む。この話、「悪い人」という存在が登場しないのだ。それでも物語は成り立つ。美衣が婚活を始めた理由までこんなに優しいものだったとは。様々な伏線を張りめぐらせておいて、回収しないままの終わり方だが、それが逆にいろんな想像を膨らませてくれる。
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文章は読みやすかったです。
個人的には登場人物と物語の筋が
入り込めるような、魅力がなかったので。。。
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数年前から気になっていた一冊。
帯書きに婚活という言葉が書かれていたけれどそれだけがメインではなく、一話ごとに気乗りのしない婚活・自分らしくいられるトンカツ屋・淡い片思いが描かれる。
登場人物たちが魅力的なので、一冊書き下ろしで踏み込んだ話を読んでみたいと思った。
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主人公は、物心つく前に母親を亡くし、とんかつ屋の父と5歳上の兄と暮らす、人の気持ちを思いやる、優しくて美人すぎる看板娘。
主人公は、それぞれの客の飲みたい味噌汁を作り、自分の事よりも他人の事を優先する、天使のような淑女かと思えば、妙ないやらしさがあったりして、どうとらえて良いのかわからなかった。
とても読みやすい文章で、景色や食べ物の描写も良いのだけど、主要登場人物に現実味も魅力も感じられず、最後まで話に入り込めずに、読了するのが苦痛だった。
複数の伏線をほったらかした終わり方も、すっきりしなくて、苦手な本でした。
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出てくる人はみんな良い人そうなのに、なぜか素直に感動できないし、好きになれない、不思議な物語でした。
主人公は、純情なのかしたたかなのか…
兄は、優しいのかシスコンなのか…
主人公がなぜ婚活をしているのか、その動機が理解できないまま終わりました。
同じような題材を用いて、もう少しほっこり、すっきりしたストーリーになっていれば、楽しく読めただろうに…と残念です。
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大分ぼんやりした女性が婚活し、合間にシスコンを通り越して狂気溢れた兄のポエムが入る、よく分からない話。主人公の女性は人を見ただけで、その人が飲みたい味噌汁が作れるらしいが、特に活かされていないので忘れて良い。家庭的、容姿端麗。近所のおばちゃんから好かれ、初対面の男性から好かれ、子供から好かれ。誰にでも優しく、無機物にも自愛の心を持つ。メアリー・スーにしか思えない。気持ち悪い話。
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美衣の姿が全く想像できない。そして意外と尻軽ちゃん?読みやすくて好きだけど尻切れトンボ感が否めない…
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前置きが長いなーと思いながら読んでいたら話が終わってしまって、あれ?っていう感じでした。とんかつの描写が素晴らしくて、無性にとんかつが食べたくなりました。
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松井雪子さんの本を読むのは初めてなのですが、感覚を刺激されるわぁ…という印象。
私自身も大切にしたいと思っていることが描かれていて、共感をくすぐられる作品でした。やさしい気持ちになれました。
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松井雪子さんのまんががだいすきなんだけど、小説読んだことないなぁとおもって初めて読んだ。
読み出すまでまったくおもっていなかったんだけど、今、ほんとにまさにこういうのが読みたかった。としっくりきた。
話に出てくるおみそ汁が、きっとこういうかんじなんだろうなぁとよくわかる。