極道とスーツと、罪深き永遠の愛 みんなのレビュー

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

シリーズ最終巻

レーベルが変わったうえに新書から文庫版になっているのでびっくり！
とはいえ、きっちり終わりを出してもらって読者としても感謝しかありません。

ラストを飾るにはふさわしいネタではありましたが、
もう少し書き込んでも良かったのではと。
（後1冊分くらい？）
少し駆け足気味だったのは否めないかもと。
もう少しベリッシモに活躍して欲しかったなぁと。
（そしてちょっと気の毒だったよ・・・）
とはいえ、最後は前巻に引き続きちょっと派手派手モードでしたね。
（出入国はどうしたんだとか・・・色々突っ込みどころも満載なんですけど
まあ、ゴーン氏も出国できたんだから、日本の出入国管理はざるか！）

前巻でちょっと疑っていた土井さんは本当に人畜無害だった！
（芦澤さんに念押しされたみたいな感じ）
代わりに別の人が出てきて、そうくるかーって感じだったですけど。

榎田さんは最後の最後まで榎田さんらしかったですし
これからも大下さんがいないお店ではありますがスーツ仕立てているのだろうなぁと。
（大下さんが引退したのでシリーズも終わりなんだとしみじみ感じました）
芦澤さんとのプレイは相変わらず痛甘でしたね。
リムジンプレイ・・・やっぱりやったわねーって感じ
（プライベートジェットもか・・・）
舎弟の皆様、ご苦労お察しいたしますって感じです。

気にしていた優花さんも色々ありましたが
前向きに人生を歩み出したようで何よりです。

さらにシリーズの締めくくりが木崎さんと諏訪さんの話だったということにも
とても満足でした。

途中中断してしまいましたが（これは私の個人的事情で作品とは関係ないです）
ようやく最後まで読み終わりました。
長いシリーズものをこうして最後まで読めることは至福です。

☆4.5シリーズ完結したという意味もこめての5

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

極道はスーツがお好きシリーズ　11作目(番外編含む)なのだが、前作までとは出版社が違うので探すのに苦労した
前作でイタリアで危機に陥ったままだったので続きが気になって仕方なかった
リアルタイムでないのでその辺の事情は分からないが、無事最終巻が読めたのは嬉しい

アクションとバイオレンスの連続でとてもBLとは思えない迫力
日本の無人島でのデスゲームからイタリアへ舞台を移しての芦澤と榎田を人質に取った組長の隠し子・ベリッシモの死闘
榎田がとにかく凄い
今までも根性出して窮地を脱していたが、今回絶体絶命というピンチにも生き延びるため冷静に頭を働かせている
最後は悲劇で終わるのかと胸が塞がれ涙が・・
そこは是非読んで欲しい