紙の本
背景に見入ってしまった。
2016/04/18 20:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵が独特な雰囲気を持っている。魔女の顔がユニークなのも特徴のひとつだが、一番惹きつけられたのは背景。最初のページでは、杖と魔女の後ろに茶色にところどころ黒がかった背景。次のページでは魔女が空飛ぶシーンで青や紺色を塗り重ねたような背景。その後も緑、ピンクとそれぞれにちがう雰囲気の背景が広がる。背景に存在感をおぼえる、というと変かもしれないが、実際そんな感じだった。
必ずしもすごく好きになる絵ではなかった。でも何となく気になる絵、注意を引きつけられる絵だった。
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傷ついた小鳥を看病してマルニオさんに芽生えた感情。
ツエさんが友達の望みを叶えるためにしたことは愛情。
魔法は使えなくても空は飛べるようになったのは友情。
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魔女ってなんでこんなに惹かれるんだろう?思わず口にしたくなる呪文。ひとりぼっちのルマニオさんが1人じゃなくなった。よかったなあ。この夜空の碧と月の色合いがすごく好き。
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魔女のルマニオさんは一本のほうきを友達として暮らしていました。
そんなルマニオさんはある日、傷ついた小鳥を助けますが。
やさしい絵が可愛いけど、ちょっと切ないお話し。
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表情がない魔女のリマニオさん。
なぜっていつもひとりぼっちだったから。
ある日、1羽の傷ついたことりがやってきた。
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2022.10 ハロウィンの時期1〜3年生に。
おまじないの呪文が子どもにとってはおもしろかった様子。しっかり絵を見ていた子は、ずっと杖が変わっていく様子に気付いて、裏表紙の絵を指差していた。
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こんなにやさしい魔女がどうしていつも一人だったのかと考えると、魔女は人里離れてひっそりと暮らしている神秘的な存在という役割期待に生まれついたこと。それを続けていくうちにそれが身に沁みついてきたのではないか。
魔法を手放して違う幸せを手に入れる。
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ツエが影ながら見守っているところが愛らしいです。鳥たちが一斉に集まってカラフルになる場面もステキです。
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いつも一人ぼっちのルマニオさんが呪文を唱えると、唯一の友だちの魔法の杖は空飛ぶほうきやおいしいスープを作る魔法のスプーンに変身。
よろしくやっていたのに、ある日けがをした小鳥に出会ったことがきっかけで杖を外に放り投げてしまう。ずっと窓から見守っている杖が気になって仕方なかったな。
最後一人ぼっちじゃなくなったルマニオさんに、大きく姿を変えた杖も安心して喜んでいるような気がしてならない。
ジーンと胸に残る余韻は、前半のルマニオさんの上質な深い味わいの孤独も無駄な時間ではないと感じさせてくれる。
7歳。