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『下町ロケット』は随分前に読んで、何度か涙したことを覚えている。ドラマ化され、後半はこの『下町ロケット2』がベースということで、ドラマ視聴の前に、あの感動をもう一度!と思い読んでみることに。
率直に言えば、ドラマのための書き下ろしかなという感じ。20日間程度で書き上げたという本書は、深い感動や、逆転劇による爽快感を味わうものではなかった。どちらかと言えば、佃製作所の挑戦はまだまだ続く、佃製作所らしいよねというお話。やはり『下町ロケット』を越えることは出来ない。
しかし佃製作所という会社のこれからも見ていきたいと思わせる作品ではあった。半沢シリーズもそうだが、ドラマ化されるとなんとなくドラマの脚本の様な軽さを感じてしまう。自分だけだろうか。
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◆◇◆◇宇宙から人体へ◆◇◆◇
中小企業佃製作所。前作は宇宙への情熱が描かれましたが今回はなんと人工心臓弁の開発に着手します。心臓外科医一村と繊維会社サクラダが開発する心臓弁『ガウディ』。完成まであと僅かですが最終部品が上手くいきません。困った彼らが白羽の矢を立てたのが佃製作所でした。
前作に比べ佃社長や経理の殿村の活躍が減ったのは残念ですが、その分、技術者立花と加納の若手コンビが佃魂を見せてくれます。確かな志と技術力で実現に向けて突き進むガウディ計画、やはり悪の権化が次々に立ちふさがります。何度も諦めそうになる彼らを支えたのは心臓病に苦しむ子供たちを救いたいという情熱でした。
半沢直樹などの池井戸作品は勧善懲悪で「最後にこうなるなんて知っているさ!」と叫びたいくらいですがそれでも楽しい!痛快!次回は何を作ってくれるのでしょうか?潜水艦かな?
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9章以降の展開が凄まじく、そこから一気に読了しました。佃製作所は中小企業で、大企業からは見下されます。けれども夢や熱意を失わず、高品質を目指す努力に胸打たれます。苦境こそあるが、誠実で正しい仕事した者が、最後には認められて良かったです。
本作のドラマはこれからですが楽しみです。
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【2015年26冊目】
やっぱり「下町ロケット」は面白いなー(o^^o)
けど、医療機器じゃなくてもあらゆる開発分野で話作れそう…
ということで☆は控えめに4つ!
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下町ロケット続編はライバル会社の登場からスタート。
既存の取引先にも手が及び、新規事業は悪い奴らに邪魔をされ...
でも最後に正義は勝つ!
と言う池井戸さんによくある展開でございました。
でもこれが理不尽な扱いを受けている世のサラリーマンに受けるんだろうなーと思ったり。
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やはり面白かった
ロケットと心臓弁
開発のための研究
医師と大企業、福井の地場工場
繋がっていて読み応え十分
ドラマに向いてるね
≪ その技術 子供の命 救うため ≫
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直木賞受賞作の続編。ドラマにもなった話題作。
ロケットエンジンの部品製造を手掛ける佃製作所が、今度は、医療機器開発に挑むという驚きの展開。
佃のライバルというべき研究者出身の椎名。
白い巨塔を思わせる、天才外科医・一村と、学界の権威・貴船。
福井の地場産業の無念と熱意。
会社を裏切った男は、裏切られた男の復讐に、自分の哀れを悟る。
今回も盛りだくさんの人間ドラマだった。
悪役にも救いがあるラストが爽やか。
「命の尊さに会社の大小は関係ない」という、社員の言葉が胸に残る。半田直樹や花咲舞のような、派手な正義感がいるわけではない。けれど、地味なひとの土壇場であげる声の重さにこころが震える快作。
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とても面白く2日で読破してしまった。
今までにない、医療分野の話。新たな池井戸ワールドの始まりを予感しました。
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一気に読んだ。面白い。話の流れはいつものパターンなのだが、パターンだということがわかっていても、やはり面白い。読んでいて登場人物がテレビのイメージで想起される。
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久々に読んだ池井戸作品。
今回の佃製作所はなんと医療業界の分野へ乗り出す。
相変わらず敵対する企業らが憎たらしいキャラのオンパレードで…読み進めながらムカムカ。
「こいつら~、見てろよ!最後絶対ギャフンって言うんだから」と怒りつつ。
なかなか試作品ができない佃製作所社員の焦りに一緒にハラハラしたり。
ときに「仕事とは何か」と池井戸作品共通テーマについて涙したり。
やっぱり面白かった!一気読み。スッキリ爽快の読後感。
そろそろドラマも見始めよう。
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時代劇を見ているかのような安心感と勧善懲悪。
今回はドラマを先に見てしまったので、今田耕司と小泉孝太郎の顔ばかり浮かんでしまった。
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働くやりがいを持つためには、誰かに貢献出来ることが必要であり、お金や地位のために働く事がいかに醜く汚い事なのかが分かる。
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下町ロケットの面々が今度は医療機器の開発に挑む続編。
前作より圧倒的に面白い。
前作のテーマが夢を追い続けることなら、今回は「それをやることの意味・理由」がキーテーマだろうか。
今回も敵対するシーンや嫌がらせシーンなど多々あるが、そんな奴らどうでもいいぐらい佃側の面々が今それをやることの意味に目覚め、それに邁進していくシーンがとにかく胸を打つ。
と同時に、果たして自分は今の仕事に意味・理由を見いだせているのか自問自答してしまうほどのめり込んでしまう。
「それよか理由の方が大事じゃん。ぼくたちがなんで、これをやっているのか。」
この一節がとても好きだ。
前作以上に涙無くしては最後まで読めないのは間違いない。
話題も「データ偽装」を扱っていてあまりにもタイムリー過ぎる。
だからこそ現在の事件においてもこの話同様、自分に嘘をつくことなく正直に自分の仕事に邁進している人がいることを信じてやまない。
最後に。
評判良さそうなドラマだが、第1話だけ見て、個人的にはダメだった。
丁度ガウディ編を読み終わったのはドラマのロケット編の最後らしい。
大丈夫だろうか、、、心配。。。
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直木賞受賞作の続編。勧善懲悪なんで結果はわかってるがその過程を安心して楽しめるのはいい。リアリティがない事がいくつかあるとしても充分面白かった。映像化されてるが民放はあまりにチャラくて続編もWOWOWで制作してもらいたかった。
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(2015年の書評を2016年書いています…)
2015年28冊目「下町ロケット2 ガウディ計画」読了。
好きな池井戸作品。言うことなし。はい、楽しい!という感想しかないのだが、小説を読む前にドラマを見てしまったのが失敗(あの流れでやられたら見ないのは無理でしょ…)。ドラマを先に見て小説を後で読むのと、小説を先に読んでドラマを後で見るのは、どちらが良いのかは知りません。が、ドラマを先に見た場合は、佃社長=阿部寛になります。
(佃はいった。「人間ってのはな、マイナス思考に陥るのは実に簡単なんだよ。それに比べたら、プラス思考のいかに難しいことか。苦しいときこそ、人の真価が問われるんだ」)