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人の死が分かる。それって悲しい能力だな。
他人を助けると自分に跳ね返るのも虚しい。
考えさせられるね♪
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【あらすじ】
幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装(コーティング)工として黙々と働くだけの日々を送っていた。だが突然「他人の死の運命」を視る力を手に入れ、生活は一変する。はじめて女性と愛し合うことを知った慎一郎の「死の迫る人を救いたい」という思いは、無情にも彼を窮地へと追いやり……。生死を賭けた衝撃のラストに心震える、愛と運命の物語。
【感想】
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少し現実離れした
死の近い人が分かる。という話。
ただし、人を助ける度に
自分の寿命はドンドン縮まるという・・。
しかも、助けられた人から感謝されにくい
まさに、奉仕の心が必要な話。
ただ、主人公の真面目で素直すぎる性格や
他の登場人物の罠の無い優しさに
最近残虐なミステリーを多く読んでいたので
正直ほっこりした。
不思議な能力という設定の割に
刺激は少ないが安心して読み進められるし、
ラストまで綺麗にまとまっている。
ただなぁ~
私ならどうするかなぁ~
人を救う度に自分が死に近づくわけで。
家族は別としてやっぱり若者や子供は助けるかも。
でも、助けた後にネチネチ言いそう。
助けてやったんじゃ!
と何度も恩着せがましく。
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前半は引き込まれたが、後半は、主人公の魅力のなさと思い込みの激しさ、都合の良すぎる女の葵があまりにも世界から浮いていてつまらなかった。主人公なにも優しくないと思うけど。
海賊〜はおもしろかっただけに残念。
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ドキドキしながら、一発大逆転のラストを期待していたんだけど、肩透かし。
これじゃあ、あまりにも…。犬死?(笑)
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『永遠の0』『海賊とよばれた男』といった作品が大きな話題となり、人気作家となった百田尚樹。
『海賊とよばれた男』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4062778300
『海賊とよばれた男』の後に発表された長編小説が文庫化されたので、読んでみることにしました。
主人公は川崎の小規模な工場で働く、30歳手前の独身男性。
ある日彼は、手が透けて見える人を、目撃します。
最初はマジックか何かと受け取った彼ですが、複数の人を目撃していくうちに、「近い将来に死んでしまう人」がわかってしまうという、自分の能力に気づきます。
なぜそのような能力が自分にあるのか、そしてその能力をどう、使うべきなのか・・・という始まり。
ジャンルとしては、いわゆる”超能力モノ”のSF小説ということになるかと思います。
その設定の面白さと共に、「他人の未来がわかるとはどういうことなのか」ということを、仮定の世界を提示することで、読者に問いかけています。
印象に残ったのは、作品中で複数回書かれている、「人は、未来がわからないから生きていける」ということ。
特に日本人は”安心・安全”を求める傾向が強いので、自分や周りの人の(突然の)死がわかるようになってしまったら、「たしかに、生き辛いのだろうなあ」と感じましました。
作中人物の描き方については予定調和的な感を受けましたが、これも、エンターテイメントとして小説を読ませる手法のひとつなのだろうなと、理解しました。
作品ごとに違う題材、ジャンルに取り組んでいる百田尚樹。
次に文庫化される作品も、読んでみたいと思います。
『夢を売る男』百田尚樹
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4344423194
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百田はやっぱり面白い。再認識できた。
展開が早くて一気読み。表現力が乏しいとかいう人いるけど、ネチネチとこねくり回すよりずっといい!
でも、最後がちょっと弱いかな(^_^;)
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とてもとてもとても分かり易い本。
百田先生の話では、プリズムやモンスター系の
娯楽度たっぷり、サクサク話が展開するタイプの小説。
永遠の0や、海賊と呼ばれた男等を期待した人には
多分残念な作品だという印象になることが予想されるが、
プリズムやモンスター系の作品が好きな人にはきっと楽しめる作品なのではないか?
ある程度、いや、かなり?予想が出来るような結末だが、
それも含めて自分は気分良く読み終えることができた。
実に読み易い、展開の早い本だったと思う。
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一気に読了。人の寿命が見えてしまう主人公。助けると自分の命が縮まる設定。見ず知らずの他人の運命を助けるべきか、無視するか、大切な人だったらどうするか、主人公が自分だったらどうしたいか⁉︎ どうせなら真理子も美しく死なせてあげてほしかったかな。
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百田尚樹らしいなぁ
このひと ときどきすごい夢物語みたいな話かくから その系統の話
設定自体が現実離れしてるけど ストーリーがまた現実離れしてるっていうか
軽く現実離れしてるのは ちょっとほっこりしたりするけど あんまり離れちゃうと気持ちが冷めちゃう
実は葵も見えるひとだったっていうのは ちょっとどんでん返しだったなぁ
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天涯孤独で真面目な青年がある日、人の死がわかる能力が身に付いていると知る。
真面目な彼は、そんな人たちを救わなければと思うが、その能力には秘密があった。
それを知った彼は様々な場面で悩み苦しむことになるが、最後にはある決断をすることに…
面白かった。
2018.6.9
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さすが百田尚樹。最後まで読ませる。でも読後感としては宮部みゆきの「龍は眠る」と同じ。内容も大体似たような物で、最後もアンハッピーで同じ。私としてはハッピーエンド物が好きなのでその点で星一つ減点。
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死が迫っている人が徐々に透明に見えていく瞳を持ってしまった主人公。人の死ぬ未来が見える時に、どうその運命に関わりに行くか。自分だったらどうするかな?とも考えながら楽しく読めた。最後のオチも秀逸。
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百田尚樹のSFミステリーといったところ
他人の指先が透けて見えて、死期がわかる主人公
優しいがゆえに 自分の体を犠牲にしてまで・・・・
悲しい結末への道は 想像通りであったが切ない。
主人公の心の揺れや焦りが文章の勢いとなって、一気に読める作品でした。
フォルトゥナはアノ「前髪をつかんで チャンスを手に入れる」女神さまだったのですね。
たまたまラジオで「フォルトゥナの前髪」の話をしていて やっと結び付きました。
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自動車のコーティング工場で働く木山慎一郎は29歳。
幼い頃に両親と妹を火事で亡くし、天涯孤独の身として、黙々と生きてきた。
そんなある日。慎一郎は電車の中で、手が透けている乗客がいることに気付く。
それ以来、慎一郎は体の一部が透けている人間と遭遇することが増え、やがて、それらの人物の死期が近いことを悟る。
それらの人々を救えないかと考え始める慎一郎だったが、同じ力を持つ黒川という男と出会い、彼から「余計なことをするな」と忠告を受ける。
そして。慎一郎に大切にしたい女性が現れるが......。
2016年8月29日読了。
百田さんの作品は2冊目です。
題材も物語もとても面白いとは思うのですが、やっぱりちょっと苦手。。。
なんでだろう?結末がハッピーエンドでないのが、読んでいて分かってしまうからかな?