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低学年の読書感想文とともに
暖かい時間だなぁ
それでも、読んでいただいたのは途中まで(^^;
つづき読まないと!
ほぼ一年ぶりに最後まで読みました(^^;
それぞれの物たちが役目を終えて昇華されていくんだけど?
これってハッピーエンド違うかも?
絵はかわいい(^^)
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あんなちゃんていう女の子が、おでかけするときにいつもつかうブラウスがあって、それがおきにいりで、そのブラウスのボタンがおっこちちゃって、ころがっていって、赤ちゃんの頃つかったがらがらがないていて、どうしてないているのか聞いたら、あんなちゃんががらがらをもう嫌いになっちゃったのかな、と思っていて、ボタンが、もうがらがらは使わなくてだいじょうぶになったからだよ、っておしえてあげたら、がらがらが泣きやんで笑った。ボタンちゃんはほかにもあんなちゃんが使っていたランチョンマットやしろくまのおにんぎょうにも同じようにおしえてあげた。ボタンちゃんがおしえてあげてみんながあんしんしてよかったと思った。
あんなちゃんのママがブラウスのボタンをなおしてくれた。
ママがおもいでばこにがらがらたちをしまってくれてあんしんした。
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小川洋子さんの良さをそのままに絵本にしている。ガラガラにもエプロンにもぬいぐるみにも、いろんな意味を込めて描かれています。ただ絵本ならではの良さという意味ではそこまで強く感じられませんでした。小川洋子さんは小説だからこそつくれる世界観があるのだと思います。
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中古購入
4〜5才から
表紙のボタンちゃんがまずかわいい
「おでかけの時だけに着る
とっておきのブラウス」
というのがいいね
ボタンホールちゃんは
ほっそりしていて はずかしがりや
これもまたいいね
簡単に言ってしまうと
トイストーリーのようなお話
忘れ去られたベビーグッズたちの
気持ちがつづられている
その中でクローズアップされたのが
アンナちゃんの夢の中の
ホッキョクグマのぬいぐるみ
昼間の遊園地ではなく
夜のひっそりとした遊園地に
2人きりで
とても嬉しそうなホッキョクグマ
トイストーリーのジェシーの回想シーンのように
ひとりで読んでいたら泣いてしまいそう
(と書いていながら涙してしまった)
下の子は
ボタンちゃんとボタンホールちゃんが
かわいいとか
みんな『思い出の箱』に入れてもらえて
よかったねとか
まだそのくらいしか感想はない
上の子も
まだなぜ私が泣いてしまうのかまでは
理解できないみたい
ふたりは何才になったら
この感情を味わうのだろうか
下の子が最後のページの
アンナちゃんのランドセルを背負った写真を
すぐに見つけて指差して教えてくれた
私は読んでいて目に入らずにいたので
それがなぜだか嬉しく感じた
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あらすじ?
アンナちゃんのよそ行き用のブラウスの一番上のボタンのボタンちゃんと彼女を支えるボタンホールちゃん。ある日、ボタンちゃんが外れてしまい、部屋の床へ転がってしまいます。ボタンちゃんは、部屋のあちこちを探検しながら、アンナちゃんが小さい頃に使っていて忘れ去られてしまった思い出の品たちに会い、心を通わせていきます。ベットの下にいたところをアンナちゃんのお母さんに見つかったボタンちゃんは無事にボタンホールちゃんの元へ戻りました。時を経てアンナちゃんが大きくなり、ブラウスも着られなくなってしまうと、ブラウスも思い出の品に変わります。
感想
表紙ににっこりと可愛く笑ているボタンちゃんが描かれています。よく見るとボタンホールにもにっこり笑顔が!やわらかいタッチで描かれてる絵がとても可愛らしいです。
よそ行きのブラウスということで、アンナちゃんがレストランかカフェでメロンソーダを飲んでいるシーンがあるのですが、レトロな元祖メロンソーダがとてもおいしそうです。
お部屋のあちらこちらを探検するボタンちゃん。中途半端に切れてしまった糸がお手々の形なのがこれまたかわいいですね。彼女は各所で忘れ去れてしまった思い出の品達に会うのですが、その思い出の品達は毎回泣いています。まあ、部屋の隅に追いやられて(きっとわざとではない)忘れ去られてしまったら誰でも悲しくもなるでしょうけども。そんな彼らにボタンちゃんはとっても前向きな言葉をかけて励ましていきます。胸がほっこりするようなあたたかい言葉です。絵本の中にいるアンナちゃんの成長を感じながら読めます。最後のページは今まで登場した思い出の品たちが箱に収納されて棚の下にしまわれます。その棚の上にはランドセル姿のアンナちゃんの写真があります。
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3歳9ヶ月の娘へ読み聞かせ
物への想いって
ほんと大切にしたい
けれども
断捨離もしたいというジレンマ
ということで
ちょっぴり複雑だったのだけど
物
のおかげで
成長していくあんなちゃん
という点では
心に響く
あなたのおかげで〜
って言ってるボタンちゃん
最高っす
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図書館本。
アンナちゃんのブラウスの一番上にとまっている、丸いお顔の女の子。
それがボタンちゃん。
とっておきのブラウスのボタン。
うーん、“とっておき”っていう単語の響き、いいよねぇ。
これは完全に私の趣味で選んだ。
小川洋子さんの絵本、気になる。
娘はちょっと絵の影がかかった感じがあんまりなのかそんなに最初はくいついてくれず。
読み聞かせるにつれ、ボタンちゃんの動向が気になってきた模様。
なかよしのボタンホールちゃんといっしょの姿も愛らしい。
ある時起こったハプニングにより、ちょっとした旅が始まってしまうボタンちゃん。
その道中に出会ったのは…。
ボタンちゃんも、ボタンホールちゃんも、みーんなアンナちゃんのことをずーっと好きなのです。
最後は少し切ないけれど、優しいお話。
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ボタンちゃんは、アンナちゃんのたいせつなブラウスのいちばん上。
ある日、なかよしのボタンホールちゃんとはなれて、たびに出ることになって・・・・。
++++++++++++++
食べ物の話ではないのですが、絵がとても素敵で、思わず購入しました。
少し大きくなって、自分で読めるようになった子どもたちに、読んでほしい。
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小川洋子さんをチェックしているので買いました。ボタンを擬人化するのはわかるけど、ボタンホールを擬人化するのは目からウロコです!
幼児のブラウスから転がり落ちたボタンちゃんは、部屋の中を探検して、持ち主の小さな女の子が使い古した、スタイやぬいぐるみと出会う。みんな女の子に忘れられてかわいそうだけど、でも、自分たちがいたから、彼女は大きく可愛く成長したのよ、と、ボタンちゃんに教わる。
子供向けというよりは、お母さん向けの絵本かな。私は好きです。
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「みな、思い出の箱からアンナちゃんの無事を祈っています」
いろんなものにも助けられ、育てられ、大きくなっているんだなあ。人とものとことと。温かなお話です。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ボタンちゃん #小川洋子 #岡田千晶 #PHP研究所
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なんとなく、いつも冬になると読みたくなる絵本。
たぶん、コートに付いてるボタンちゃん…ってことで冬を連想するのかなぁ⁇
ボタンちゃんのなかよしは、ボタンホールちゃん
ふたりは、いつもいっしょ。
ボタンちゃんが ころがった先に 見つけたもの。
そこには、忘れられた 思い出のものたち。
ガラガラ よだれかけ ホッキョクグマ
すべて思い出の箱へ。
こどもの成長ってほんとうに早い‼︎
あの頃を忘れないで…。
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小川洋子さん初の絵本は、小説で時折見られる、妖しくも甘美な毒は無く、お子さんと親御さんに送る、やさしい物語でした。
ただ、それでも、日の当たらなくなったものたちへの温かい眼差しには、絵本でも、やはり小川さんは小川さんだなと感じられました。
それは、幼い頃のお子さんの成長を助けたが、やがてお役御免となり、記憶の片隅に取り残された物たちへの眼差しを、ボタンちゃんの素敵な励ましを通して、私たちに見せてくれます。
確かに、実際に使われていた間は、幼いお子さんにはまだ自意識が目覚めていないから、やむを得ない部分もあるのだが(思い出せないだけで実際嬉しかったんだろうな)、大きくなってから実は、こんなに助けてもらったんだ、いつも一緒にいてくれてありがとうといった気持ちを芽生えさせるような、そんな温かいメッセージを、お子さん本人とともに、親御さんにも、子どもの成長を辿る思い出深い物だったことに気付かせてくれる、素敵な絵本だと思います。
また、岡田千晶さんの紗のかかったような絵には、いつも、悲しくも懐かしい素敵な思い出を想起させられて、感傷に浸ることが多かったのですが、今回は、ボタンちゃんの可愛さも相まって、また良かったです。
もちろん、ボタンホールちゃんも(表紙で気付いてあげられなくて、ごめん)。
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やさしくやわらかな雰囲気でした。子供が成長がはやすぎて色々なモノを捨てたし買いました。捨てずに残すととんでもない量になるんですよね。
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ボタンちゃんをブラウスに繋ぎ留めていた糸が切れたことで思わぬ旅に出てしまうボタンちゃん。
アンナちゃんの成長の過程のお気に入りに出会い、アンナちゃんの今を教えてあげる。
やがてボタンちゃんも「思い出の箱」の仲間入りする。
柔らかい絵と共にボタンちゃんによって語られるアンナちゃんの成長。
ボタンちゃんが旅に出ているとき、ボタンホールちゃんのことをちょっぴり忘れていることはボタンちゃんの独り立ち?深読みかな。
最後のページのガラガラの音がアンナちゃんには聞こえない、という場面はちょっぴり寂しくて、でも誇らしげに見守る「思い出箱」の仲間たちの姿だ。
優しい気持ちになれる絵本だ。
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あの小川洋子さん作の絵本、ということで手に取った一冊。
読んでいて、映画『トイ・ストーリー』を思い出した。
小さなアンナちゃんの、お出かけ用のブラウスの一番上にとまっているボタンちゃん。丸いお顔のかわいい女のコ。
一番上にいるから、アンナちゃんの一番近くでアンナちゃんのことを見ていられる。いわば特等席に居られる存在。仲良しのボタンホールちゃんと一緒に、お出かけ中のちょっぴりおすましのアンナちゃんのことをニコニコしながら見守っている。
そんなボタンちゃんにある日ハプニングが。なんとボタンの糸が切れてしまってボタンちゃんが遠くに転がっていってしまい…。
小さなアンナちゃんがもっと小さな頃、大切に使われていたモノたちとの偶然の出会い。
『トイ・ストーリー』の中でもこういうシーンがあったけれど、使われなくなって置いてきぼりになったモノたちの寂しさと、その対極にある子供の成長の喜びがこの絵本に丁寧に描かれている。
うちにも娘たちが幼い頃に使っていたおもちゃやコップなどがまだとってあるけれど、もう使わないと分かっているのに捨てられないでいる。それらを使っていた頃の娘たちの思い出がたくさん詰まっているモノだから。
アンナちゃんが大きくなるにつれ「思い出の箱」の中身もどんどん増えていく。
昔の仲間はみんな、アンナちゃんの成長と幸せを願ってくれているんだよね。これからもずっと。
親としてはこんな有り難いことはない。
小学校低学年用の課題図書の本作。
子供よりも親世代から共感を得る絵本のように思えた。