紙の本
自分の世界で頑張っている彼女を見続けていたいと思う。
2020/02/27 22:43
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーダーになる人に「生まれながらカリスマ性」は必要ない。作者は、カッコよく断言した。
たかみなはカッコいい。そうは言っても彼女はそのカリスマ性を感じましたけど。この人しかいないという感じが凄かった。
彼女には、これまで同様、自分磨きを徹底してもらいたい。余計なことには、首を突っ込まないよう気を付けてください。最近、アーティストとしての自分の作品のことを話せばいいのに、日頃、関係のない政治ネタとあげて、時の政権を批判してする。
彼女には絶対にしてもらいたくない。自分の世界で頑張っている彼女を見続けていたいと思う。
紙の本
それなりに
2016/01/28 23:34
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投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを読んだからと言って、リーダーシップについて何か目新しいものが得られるという訳ではありません。しかしながら、読み物としては面白いでしょう。電車内で時間があるときに読むことを勧めます。
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投稿者:よよん - この投稿者のレビュー一覧を見る
結局、私利私欲だけで動いている人は、やがて限界に達し、他人からも良く思われないのだろう。自分がどうなるかではなく、この組織、周りをどうすればいいのかということが大切である。参考にしたい人は読んでみるべきかもしれない。
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僕がアイドルという存在を愛しているのは、その華やかなステージの裏にある努力と葛藤の物語があるからである。
たかみなは才能のない自分を客観的に知り、リーダーという存在でそのオリジナリティを磨いていく。肩書きが人を変えていく象徴的な存在であった高橋みなみ。
その彼女が自らの青春時代を捧げたAKEB48での10年間。300人を超える年頃の女の子をまとめ上げた力は、まさに彼女自身の「努力の証」だと言える。
タレント本やアイドルの自伝的なものの類とは一線を画する。これはビジネス書である。組織の大きさは関係なく、リーダーという役割を担うことになったのであれば、この本に手を伸ばすべきだろう。自分が何をしなければならないのかがわかる良書。
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アイドルの書いた本だから(ポジティブな意味で)と手にとってよいが、
どうせアイドルの書いた本だから(ネガティブな意味で)と偏見を持って読むのは非常に勿体無い。
AKB48グループ300人以上の総監督を担ってきたのも頷ける。総監督という呼び名はダテじゃない。
(ビジネスでもこんな規模の組織をまとめられる人はなかなかいない…)
自分に向き合い、メンバーに向き合い、
たかみなが辿り着いた答えは
芸能界だけでなくビジネスなど他の領域でも使える普遍的なものであると感じる。
単なる精神論ではなく、
彼女が実際に考えてきたこと、
やってきたことも具体的な事例として描かれている。
リーダーとしてどう振る舞えばいいか、
リーダーを育てるにはどうすればいいか、
悩んでいる・困っている人は是非読んでほしい。
自分はただ感心するとともに、
読んでいたカフェの片隅でそっと目頭を熱くしていた。
「努力は必ず報われると、私、高橋みなみは、人生をもって証明します」
総選挙のスピーチの時にたかみなが毎年いってきたメッセージ。
その裏に込められていた想いが感じられる、
2015年選抜総選挙のスピーチを改めて読んでも心が震えた。
見習いたい点もたくさんある。
何度も読みたい本。
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人の上に立つ「リーダー」にも、まだ「リーダー」ではない方にも。
すべての方にお勧めできる「人とのつながり方」についての本です。
著者の高橋みなみさんは、アイドルグループ「AKB48」で10年以上にわたり活動してきた「初代グループ総監督」です。
本書では活動中に培われた抜群のリーダーシップとずば抜けたスピーチ力。
そしてメンバーひとりひとりへの細やかな気配りが凝縮された内容になっており、文中のいたるところで、彼女の高い分析能力と構成能力に驚かされます。
「リーダー論」というと、つい「選ばれた人間のみの話題では」と身構えてしまいがちです。
しかし、本書では
・目標達成に向けた具体的な手順の設定
・手順をクリアするための方策の達成しやすさとわかりやすさ
・論旨を裏付けるエピソードの的確さ
の配置が素晴らしく、メンバーへの接し方においても
「毎日ひとりひとりと、目を合わせ挨拶する」
「声をかけるときは、名前で呼びかける」
といった、日常の些細な心がけから始められるやさしい具体策に満ちています。
また、2015年の「選抜総選挙」でのスピーチ全文掲載の項では、それまでに語られたテクニックが、実際のスピーチにどのように反映されているか分析されています。
特に
「人にメッセージを伝えるときは、太文字(見出し)になる印象的な一言を用意する」
「文章を構成するときは、漫画のコマ割りを意識した、メリハリのある展開にする」
といった技術とスピーチ内容の一致は完璧で、そこに至るまでの奮闘を含めて。彼女の力量と真摯さに感服します。
彼女の言葉でもっとも有名な「努力は必ず報われると、人生をかけて証明します」というメッセージが、行動のいたるところに現れているのだと実感できるからです。
全編を通じて簡単な言葉で、実践しやすいささいなことから「リーダー」を目指せる内容になっているので、少しでも関心のある方には、ぜひお勧めします。
読み終えた後、必ず得るもののある本です。
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本屋で平積みになっていたから買ったけど、売れているんですね。
凡人でありながら、AKB48グループ総監督として、何百人の女の子を束ねたたかみなのリーダー論。
メンバーのことをつなぐ。ほぐして、つなぐ。導く。手本を示す。任せる。
タレント本としてではなく、サラリーマンがビジネス書として読んでも通じるところがありますね。
逆に言うと、たかみなが卒業した後のAKBは大丈夫かなと心配になるくらい。
スピーチうまいなと思っていたら、オバマとかジョブズの研究はしているんですね。
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数百名いるアイドルグループのリーダーってすごいなとただただ思った。小さな集団のダマを取るとか、1人に注意したいことも100人に向かって言うなど、女性らしい、彼女らしい哲学だと思います。
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AKBのリーダーとしてどう接するかに限定した話だけではない。後輩としてどう接して欲しい(いた)かや、スタッフとの関係性など、学ぶべき点が多々ある書籍だった。
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リーダーとは何か?と思っていたときに出会った本。数あるリーダー本の中でも、とにかく読みやすい。難しいことは書いておらず、すっと言葉が頭に入ってくる。時折、具体例が挙げられるが、AKBメンバーに詳しければ、なおわかりやすいのだろうと思った。
しかし、若いのにいろいろと考えてるんだなぁと感心してしまった。私も頑張らねば。
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高橋みなみ自身が見たこと感じたことが自分の言葉で書かれています。書いてあることに目新しさや斬新なことはなく、また難しさもありません。
だからこそ実際に行うには難しく思います。
一歩踏み出す勇気と自分にもやってみようと感じさせる良書だと思います。
努力なしに夢を叶えることはない、褒めるのも自分、足りなかったところを感じるのも自分。適性を知るためにも努力は必要。自分のダメなところを理解し、いいところも見つけられるようにしたいものです。
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本当に感動しました。
高橋みなみさんが、この10年、いかに重いものを背負い、いかに努力をしてきたか。
その結晶が文章として姿を現した一冊だと思います。
まだ20歳そこそこの女の子ですが、
人生は長さじゃなくて、どう生きたか、を体現してくれる存在だと思いました。
努力は必ず報われるとは限らない。
でも、私は報われることを信じて努力し続ける。
そう言い切れる凄まじさですよね。
心から尊敬しています。
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平易な文章で、高橋みなみさんが考え行動した「リーダー・総監督」の仕事について書かれている。「努力は必ず報われる、ことを一生をかけて証明する」という言葉が響く。
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◆自分に自信がないからこそ、努力するんです。周りに少しでも追いつくため、自分が掲げる理想の自分に近づくために。そうやって10年間凡人なりにもがき続けてきました。近道はできなかったぶん、その途中で見えた景色がたくさんありました。人からは寄り道だったねと言われるかもしれないけれど、もがきながら、努力しながら見たその景色は今、私にとって大きな財産です。
◆メンバー同士を繋ぎ、メンバーとスタッフをつなぐ。私なりに考えた結論としては総監督はつなぐ人です。
◆リーダーの5つの仕事
メンバーを理解する
ほぐして、つなぐ
導く
手本を示す
任せる
◆自分にはリーダーは向いていたんだろうなと思います。なぜなら、リーダーとは何なのか、より良いリーダーになるためにはどうしたらいいかを学んだり模索したりすることは、苦しいときもあるけれど、やり続けたいと思えることだったからです。何が言いたいかというと、リーダーになるひとに、生まれながらのカリスマ性は必要ないということ。チームのことが好きでみんなを引っ張りたい、という気持ちがあればいい。その気持ちをちゃんと行動な移せばいい。だから、誰でもリーダーになれる。
◆チームのメンバーにとって、いいリーダーとはどういう人か。それは自分のために何かしてくれる人だと思います。自分のために頑張ってくれているんだ、自分を見せてくれているんだという信頼感がないといいリーダーとは思われないんじゃないでしょうか。
リーダーはメンバー個人に対してこの人は信頼できるなと思われる関係性を一個ずつ作っていかないといけない。日頃から私は君のことを見てるんだよという認識を、ひとりひとりにちょっとずつ植えつけておかないといけない。
悩んだり不安で押し潰されそうになった時、この人に頼ればいい、きっと助けてくれると感じられる関係性がひとつでもあれば、頑張れる理由になるんじゃないかなと思います。
ひとりひとりといい関係性を築くためには、時間も気力も必要です。でも、一人一人が集まることで、みんなになる。
◆人と話をするときはどんどん愚痴ってもらうようにしています。口のなかには、その人を理解するための情報がたくさん入っていると思うんです。愚痴と愚痴を付き合わせていくことで絡まってしまった人間関係をほどいてあげることもできる。
◆一対一の関係性を築けたなら、その子の変化に気がつけるようになります。私が仕事の現場に入ってまずすることはメンバーのコンディションの把握です。気持ちの変化に気づいたあとの第2段階としたは、大丈夫?と声をかけるかを決めます。話を聞いてほしいのか、そっとしておいてほしいのか。すごい難しい判断なんです。大丈夫?と口にして心に触れてしまったなら、その人とガツンと関わらなきゃいけない。関わることって労力を使うし、私は人の感情に揺さぶりやすいのでのちのちまで引きずってしまうことも多いです。でも大丈夫?という一言が相手の心を軽くすることもできる。
◆こうしたほうがいいよとアドバイスすることは可能性を広げもするけれど狭めもする。だから、私の姿勢としてはこういうこともあるんじゃない?と選択肢をひとつ増やしてあげる気持ちで答えるようにしています。勢いだけで考えていると、一個の答えにしがみついてしまう傾向があると思うんです。そんなときに、人からこういう見方もあるんじゃない?と言われると、もう一度改めて問題と向き合える、スペース(隙間)ができる。選択肢を増やしてあげること、心のスペースを広げてあげることが私が思ういいアドバイスです。
◆スピーチ7ヶ条
太文字になる言葉をイメージする
声のトーンで聞くテンションを作り出す
事実を前提に客観的に話し始める
感情ではなくその感情を抱いた理由を言う
聞き手を想像しながら喋る
何も喋らず間を作る
前向きな言葉で自分と聞き手の両方の気持ちを高める
◆私のAKB48人生を振りかえってみたら、努力する→自分の適正のなさを知る→また努力するのその挫折の繰り返しだったように思います。その挫折が新たな努力のスタートでした。そこでめげすに努力した結果、自分でもまったくの予想外の場所に辿り着きました。何が幸いするかやからないんです。本気で努力した先には当初思い描いていたのとは別の到達点がある。努力には副産物がついてくることがあるんです。
◆やばいと思えたなら、まだいける。できないことは努力次第で伸びしろになる。弱いからこそつよくなれる。
◆コンプレックスをどうにかしたいという思いは、自分を変える力になると思います。別に今の自分でいいやと満足してしまったら、自分を変える変えるきっかけさえ持てないからです。大事なことは自分を好きでいてあげようということです。自分のダメなところはきちんと理解しつつ、自分のいいところも見つけてあげる。
◆エースには色んな形があります。グループのなかで自分の果たす役割を持っている。それぞれの形での一番の輝きを放っているならエースです。光があれば、周囲を照らしてくれることにもなるんです。輝いているひとりの、隣にいるメンバーの姿もはっきり目に入るようになる。エースがたくさんいれば、チームの隅々まで輝かせることができます。目指すは全員エースのチームだと思います。
◆常に強くいることが正解ではない。その人の弱さを知ると、不思議とその人についていきたくなる。弱さを見せられることもまた、強さなんです。
◆これからの未来を担うのは、若手メンバーです。その子達を伸ばさなきゃいけないんだと思った時に、自分だけでやっちゃいけないと気づきました。自分の仕事をどんどん任せて、託して、負荷をかけて成長させなければいけない。リーダーをやっていると自分が何人もいたら楽なのにと考えてしまう。でも、自分ひとりの考えだけではグループの可能性を狭めてしまうことになりかねません。いろんな可能性をみんなに見せてもらってみんなでアイデアを練り上げたほうが未来の可能性はどんどん膨らんでいく。人を成長させるには、時間もかかるんです。でも、その時間はグループの未来のために必要な時間です。だから、私としては若手に対してヒントを出すけれども手を出さずにじっと待つ。
◆リーダーの大事な仕事はメンバーのひとりひとりといい関係性を築くこと。みんなとは、ひとかたまりの何かではない。一対一の関係性の積み重ねがみんなになる。
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AKB48第一期から所属し、2014年12月に引退発表、そして1年後に引退を遂げた、総監督 高橋みなみのリーダー論
最後は、300人ものチームのトップとして役割を担った経験から出てくるものは、巷にあふれる"リーダー論"より実感が湧くものが多かった。
何より、リーダーとして役割を全うしながらも、一人一人を見て、理解し、期待をかけ、成長させていく姿は、多くの壁を乗り越えたからこそ出てきたものだと感じた。
また、チームメンバーだけでなく、新たに入ってきたスタッフの名前も覚えて声かけをする部分、常に見え方を意識して立ち振る舞う徹底さは、理想のリーダー像の1つではないだろうか。