紙の本
事件としては良く練られており、なかなか事の真相が見えてこない面白さはあったが、様々な布石が活かしきられてない感じが惜しい。
2017/04/27 10:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件としては良く練られており、なかなか事の真相が見えてこない面白さはあったが、様々な布石が活かしきられてない感じが惜しい。現在の事件から昔の事件へと遡り、真の悪人に翻弄される共犯者たちという構図。結局、最初に殺された百合根売りの美女:清美はとばっちりを受けた感じなのが可愛そう。料理に関する記述は相変わらず興味深い。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ、料理はとてもおいしそうなのだけど、事件が切ないものが多くて、しんとした気持ちになる。
それでも、三吉の料理への真摯な気持ちは、爽やかな気持ちになる。
そろそろ、瑠璃の症状が、はっきり快方に向かってくれてもいいのにな、と願って次を待とう。
投稿元:
レビューを見る
最初の殺人から、解決まで、人がたくさん出てきてどの人かわからなくなったw
いろんな推測が出てきてごちゃごちゃしたけど、ラストはあっさりな感じだった。
絡んだ人たちの色んな形の愛情を感じ、主人公も許嫁からの愛情に気付くという、締めだったけどそちらの話も今後進んでいくということかな。
熟柿の描写が少なくて残念だった。
出てくる料理はえんがわ他、マグロや卵、鶏などです。
投稿元:
レビューを見る
第二十九弾
結構長く続いているが、先代の娘も嫁ぎ、第二幕目?
さまざまな悲しい愛の結末、つつましくもはかない夢に破れた百合根売りの清美、強い愛情ゆえに相手を追い詰めた旅籠の女将お舟、病の娘を助けたい一心で妻子を失った岡っ引き
投稿元:
レビューを見る
一話目は百合根を商う女の話。百合根があれほどいろいろな料理になるとは。正直、茶碗蒸しに入ったのしか食べたことがありません。
二話目は旅籠の女将の話。食材は平目。平目も寿司と煮たものしか食べたことがないです。
三話目はもう誰が犯人だかさっぱりわからない話に。食材は鶏一羽をさばいて料理。クリスマスに鶏の丸焼き一羽をナイフでさばきましたが、うまく切り分けることはできませんでした。さばいているうちにささみが消えました(笑)。
四話目はいよいよ解決編。解決のため、季蔵は熱海まで出張。途中まで番頭六助が犯人だと思っていた私。そっちかい!と声が出ました。
鮭の北前飯くらいなら真似できそうです。
そして、いつの間にかちゃんと熟柿は出来ていました。
投稿元:
レビューを見る
20161010 途中、話の展開が早く着いていけなくなったが最後の最後でようやく追い付く。良いのか悪いのか?話が雑になってなければ良いのだが。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
日本橋は木原店にある塩梅屋に、百合根商いの清美の亭主・源七がやってきた。これまで何度も亭主から逃げて塩梅屋に駆け込んできた清美の姿は、今度こそ、どこにもなかった。そしてその五日後、定町廻り同心の田端たちが店にやって来て、源七も行方知れずだという―。揚げ百合根、鮪の昆布〆、えんがわ尽くし、鶏料理…など美味しい料理で皆を幸せにする一方、江戸の平和を守るため、人知れず悪と戦う料理人季蔵の活躍を描く書き下ろし大ベストセラーシリーズ、第二幕目も、益々絶好調。
令和2年10月5日~7日