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現代天文学史 天体物理学の源流と開拓者たち みんなのレビュー
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紙の本
京大の学閥争い?
2020/10/20 21:43
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投稿者:Hyperion64 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まずは重厚な良著であると言わなくてはならない。天文学の起源を、そして天体物理学の発展を欧米を中心に丹念にまとめている。エムデンやエディントン、ジーンズなどの業績が数式(恒星内部の物理方程式)とともに説明されているのは、とてもうれしい。しかも、これはほんの一部だ。
星の進化も天文台の進化も扱っているのだから、まあ、この分野の代表作といえるのではないか。
しかしながら、第八章で日本の天体物理学を扱う50頁に林忠四郎の業績が一言も触れられていないのは、驚くべきことだと思うのは自分だけだろうか?
この600頁の大作なので京大学派の業績は一通り説明があるかと期待していただけでに拍子抜けだった。
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