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警察学校の話。
閉ざされた世界は陰湿だ。
警察官だって人間だものね。
こういう育て方が良いのかはわからないけど
強くなって欲しいものです。
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2014年「このミス」第2位、初めての長岡弘樹。
ある県警の警察学校初任科クラスを舞台に、冷徹な教官との対峙や厳しい規則と訓練、人間関係と葛藤を連作短編集の形で描いています。
警察小説、ではなく警察学校小説ですね。
一遍一遍は良く出来てると思うのですが、エピローグがちょっとボンヤりな感じ?正直、もう一山欲しかったです(^_^;)
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6つのからなる短編集。それぞれのストーリーが時間軸に沿って描かれており、少しずつ繋がりがあります。
いわゆる読後嫌な気分になるイヤミスのストーリーが多かったです。
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必要か、必要でないのか。
適しているのか、適していないのか。
続けるべきか、やめるべきか。
迷ってもいいのか、即断すべきか。
時間はあるのか、あっても無駄なのか。
挑戦してもいいのか、無駄なのか。
自分の道は、どう決めればいいのか。
自分で決めても、いいものだろうか。
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警察学校内での、教官と生徒たちとの、過酷な訓練と授業を描いた、確かに”既視感ゼロ”といえる連作短編集。
外部にはほとんど知られていない、警察学校の規律と訓練。
情報小説的に読んでもいいかも。
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警察学校を舞台にした連作短編ミステリです。胸に複雑な想いを抱えながら日々の厳しい鍛錬に励む学生たちと、冷徹な教官の心理戦をシンプルに描いています。
話の意外性だとかその出来そのものよりも、舞台が警察学校でありながらこの腹黒い連中はなんだろう、という何とも落ち着かない気持ちがしてしまいました。そりゃ警察官がイコール善人、聖人であるとはいいません。けれども、これから警察官を志す人間が話の構成上とはいえこんなねじ曲がった性格の人間ばかりだとちょっとなあと現実的に思ったのでした。その性根が直されるというほどの展開もなかったので…。
どうしてもそれが引っかかって、楽しみ切れませんでした。
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確かに「既視感ゼロ」ではあるけれど、それは舞台がそうであるだけであって、その舞台を存分に活用できているかと言われると疑問。1つ1つの話にはそれなりの面白さがあるけれど、それが警察学校である必然性はないのでは?
警察学校がこんなにも陰湿であって欲しくないと言う思いもあって、ストーリーに入りにくかった。また、教官の鋭すぎる先読みも現実離れしてるように感じた。
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警察学校を舞台にしたミステリー。
風間教官が事件を解決する「探偵役」なのだが、なぜ真相にたどり着いたのかは明確に語られない。なんなら解決せず終わることも。
でも、特殊環境下での心理描写が面白い。風間教官のキャラもカッコいい。
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横山秀夫の教場を読みました。
警察学校は警察官としての適性のない人間を選別する篩である、というテーマの警察学校を舞台としたミステリーでした。
何でも見通してしまう風間教官の下、生徒たちは過酷な訓練と授業に耐えていくのでした。
ミステリーとしてはおもしろく読みましたが、登場人物たちの体温が感じられないのがちょっと残念でした。
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勿論綿密な取材によって書かれたフィクションなのだろうと思うけれど、そのうちどこまでがリアルに存在する出来事なのだろうか、と気になるくらいエグイ内容だと感じた。自分なら到底持たないだろうと思う。そういう意味で作品としては凄いと思うけれど、読後感hちょっと複雑だった。
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以前に読んだ「傍聞き」が、あまりにも大袈裟な書き方をしていたのであまり良い印象がない作家ではあるが、やはり今回もその様な感じがした。
高評価って本当なのかと疑ってしまう。
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評判通り、新鮮で面白い作品でした。警察学校ってこんなに事件が多いのと突っ込みながら読破(笑)
あらすじ(背表紙より)
希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨まれれば最後、即日退校という結果が待っている。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩。それが、警察学校だ。週刊文春「二〇一三年ミステリーベスト10」国内部門第一位に輝き、本屋大賞にもノミネートされた“既視感ゼロ”の警察小説、待望の文庫化!
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警察官になるべく厳しい訓練学校の授業に臨む生徒たち。そんな彼らの前に現れたのは、人と同じ血が流れていることを疑いたくなるような冷酷教官。そんな上官の仕打ちに対し、狂気とも呼べる執念を胸に食らいついていく生徒達。そんな構図のスパルタストーリー……なのかと思って買ってみたら違った。カバー裏の文章を読んで勝手に勘違いしてごめんなさい……。
傍聞きでこの人の作品に触れたことがあったので、安心して最後まで読み進めることができた。相変わらずシンプルでいて緻密なお話だらけ。個人的には5話が好きです。
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警察学校を舞台にしたミステリー小説。主人公となる学生が章ごとに変わり、それらが少しずつ関連している構成は面白いと思いました。一方で何か物足りなさも感じました。各章の話が短くて、登場人物に深く感情移入できなかったことかもしれません。もう少しボリュームを増やしたら、凄く魅力的な小説になりそう。2月に発売予定の続編は読みたいと思っています。
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警察学校という空間でのサバイバル小説。抜群におもしろい。
試練を受ける者たちの緊張感と、それを乗り越えた人間の成長を描く連作ミステリ。伏線の張り方、生徒の心理描写が巧い。時々ゾワッともさせてくれる(第三話「蟻穴」)ところも嬉しい。
特殊な環境で、生徒たちは果たして生き残れる(卒業できる)のか。最初は鬼教官だと思っていた風間公親は、名探偵のような働きをする魅力的な人物であった。