紙の本
身に沁みる。何度も読み返したい。
2018/06/24 21:40
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、自分がほほえまなくて、
誰がほほえむのか。
素晴らしい言葉だと思う。
本書は
1不安と感情について
2自分自身について
3人生について
4行動について
5人とのかかわりについて
6仕事について
の、6章170の言葉からなる。
頷いたり、真逆に考えたり、行動していた自分を反省したり。
幸福について深掘りしている本書。
何度でも読み返して幸福になろう。
特装版は外観が素晴らしい。
常にそばに置いておきたい。
そして読み返したい。
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初めて偉人の幸福論の本を読んだ。何十年も前に生きた人の言葉だが、今に通ずるものばかり。つまり、いつの時代も幸せは自分で獲得していくものなのだろう。
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フランス語→英語→日本語に訳されているので、なんかちょっと不自然に思ってしまった。
本屋さんパラパラ見たときはおもしろそう!と思って買ったけど、いざ読んでみてあまり残らないのはある意味自分が穏やかに過ごせて、書いてあるようなことを意識できてるかなぁと。
それを忘れず大事に維持しなさい的なタイミングで読んだのかもしれない。他の幸福論もいつか読みます。
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幸せは感じ方だけではなく、自分で行動して作り出さなければいけないっていうスタンス、よかった。「恵まれていることに感謝しなさい」みたいな内容だったら嫌だなと思ってたけど違った。自分の振る舞いや言動をコントロールする努力ができるというのは必要なことだとされているけど、自分が幸せだと感じるための努力をしなければいけないというのは意外と盲点だな。
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◾️概要
アランの幸福論のエッセンスを知るため、読みました。最も印象的だったのは、「自分でつくる幸せはまぼろしではない。それは、学ぶ過程の中で得られるものであり、そして人は、一生学び続けるものだ。知識が増えるほど、もっとたくさん学ぶことができる。」です。過程そのものに幸福のエッセンスがあることを意識すれば、日々の過ごし方が変わると思います。
◾️所感
非常に読みやすく、興味関心があるところから気楽に読めます。「たいていの人は、自分自身のためには、家で何の努力もしない。」というフレーズの通り、幸せになるには能動的にならねばならないというスタンスは示唆に富みます。
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装丁及び文面のカジュアル感にこそ価値がある。
気軽に持ち歩いて気が向いた時にパラパラとめくれる。岩波文庫版の前後に読むことをおすすめします。
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今すぐ転職を考えていない人のための キャリア戦略を読み終えた後に、アランの幸福論を読みました。キャリアデザインを考える人はまずこれを読んだ方が良いのではないかと感じました。前向きになって自分のことを考えられるようになると感じました。
#キャリア戦略
次は英語版を読もうと思います。
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アランの幸福論。
『幸福論』という詩的な響きにも惹かれてしまうが、書店で度々面陳されているのを見かけては美しい装丁が気になっていた。
水色に薔薇模様の表紙に金文字箔押しされたタイトル。表紙のざらりとした手触りも上質感がある。どうやらプレゼント向けの“特装版”らしい。
岩波文庫から出ているアランの幸福論からDiscover編集部が170の名言をピックアップし、例えば人とのかかわり、仕事などといった7つのテーマごとに編成したもの。
1ページに1名言、気になるところから手軽に読める構成だ。
全体を通して『ポジティブに、今を大切に、他者には優しく微笑んで、行動せよ。』とアランは言いたいらしい。
自己啓発本によく書かれているような事だ。というか昨今の多くの自己啓発本にアランの幸福論がベースの一つとしてあるのだろう。
内容としては取り立てて珍しいものはなかったものの、悲しみは腹痛のようなもの、病気と思って我慢しよう、という考えは新鮮だった。
さらには悲しみは体の問題…赤血球の数の問題と捉えよとの事。
(どうやら感情により赤血球の数が増減する事に気付いた精神分析医がいるそうだが元となる資料は生憎見つけられなかった。)
幸も不幸も自分次第。
アランの指南通り、できるものなら済んだことをくどくどと後悔しないで目の前の現実に集中したいが、いざ悲しみに囚われるとなかなか手放すのが難しいのだ。