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生き残れ。そうすればチャンスは巡ってくる。
2016/01/22 07:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『孫子』といっても、どういう本なのかわからない人は多いと思う。私も知らなかった。
『孫子』は古代中国の呉の軍師孫武が書いた戦略書で、今なお愛読書にする経営者がいることで有名な古典である。
その原典を読むとなるとなかなか困難で、そもそも『孫子』には「勝てる見込みがなければ逃げること」とあるらしい。読めない本も勝てる見込みがないとなる。
しかし、もし、それがわかりやすい図解で示されていればどうだろう。
これは読まずにいるのは、惜しい。
『孫子』にはこうある。「生き残れ、かならず生き残れ。そうすればチャンスは巡ってくる」と。
著者の鈴木博毅氏はマーケティングコンサルタント。戦略論や企業史を分析し、新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークにしているという。
そういう著者は『孫子』を5つのパートで説明している。
一つめが『孫子』の全体像ともいえる「現代社会のサバイバル術」、次が「人生の不安軽減術」でここでは「失敗する要素、負ける要素を徹底して排除する」ことが示される。
三つめが「不敗の人生戦略」。『孫子』では勝てる見込みのない戦いはしないとあるそうだ。だからおのずと「不敗」となる。かつて松下幸之助氏が失敗は今までにない、何故なら成功するまで研究を続けるからと語ったことがあるが、それと同じだ。
四つめは「時間活用の極意」、そして、最後が「不敗のリーダーシップ」。
鈴木氏はこの本の中で「敵」を「新しい取り組み、始める物事」と、説明している。
こういう視点をもつと、『孫子』という戦略書がぐんとビジネスの場面で活かされる気がなる。
では、「戦い方」とは。「始める際の方法」。
「戦うこと」は「時間、労力、資金をものごとに注ぎ込むこと」と、している。
これは、古典を読む際にはとても大切な「置き換え」だと思う。
いくら名作だといっても、現代の読者に理解してもらうためには、現代文への訳だけでなく、全体の「置き換え」があれば、取り込みやすい。
さあ、この本を読んで、生き残れ。
気軽に読める
2016/05/17 16:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きなサイズで厚みはなく、絵もあるので、雑誌感覚で気軽に読めると思います。本はあまり好きではないけれで、孫子の兵法は有名だしとりあえず何か読んでみてみたいという方におすすめだと思います。
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