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本書内容は佐藤康光九段の将棋に対する考え方・取り組み方の紹介とおもいますが、個人的に印象に残ったのはあとがきに明かされる3・11に取った行動への後悔についての記述です。ボランティアへの参加から、コンピューターの進歩にかかわらず、人と人が指す将棋の魅力が減ることがないとされた部分は思わず読み返してしまいした。
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羽生さんの本で読んだことある内容がチラホラ。引用元近すぎる気がするけどトップ棋士は近い思考回路なのだろうと自分を納得させた。佐藤康光の将棋に対する姿勢、考え方がわかって観る将必見。電王戦でコンピュータとの対局見たかったな
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佐藤康光さん、私の好きな棋士のひとりです。「長考力」(1000手先を読む技術)(2015.12)というタイトルで、佐藤さん自体、一秒間に1億と3手読むと形容され「緻密流」と評されてますが、この本は、結婚して11年が過ぎ、今年47歳になる佐藤さんのこれまでの将棋人生の総括ではないかと思います! 棋士には創造派と修正派がいて、修正派の代表は(意外かもしれないけど)羽生善治、創造派は、「新手一生」の升田幸三、「藤井システム」の藤井猛、そして佐藤康光だそうです。健康に留意され、A級での大活躍を期待してます!
谷川九段の後を受けて日本将棋連盟の会長をしながら現役続行、1秒間に1億と3手読む男と形容されて久しいです。佐藤康光 著「長考力」、2015.11発行、再読です。先を読む力、先入観と大局観、棋士の人生、盤外戦術とライバル、創造派と修正派、研究会とコンピュータの6つの章立てです。棋士は通算勝率6割で一流、6割5分を超えれば超一流だと。対局数にバラツキはありますが、2020.11.23現在のデータでは:渡辺明0.663、豊島将之0.688、藤井聡太0.831、永瀬拓也0.720です。そして、羽生善治0.704、佐藤康光0.618、森内俊之0.613です。因みに、生涯現役を貫いた加藤一二三は0.529です。
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勝ち負けよりもモチベーションで研究する。
みんなで同じテーマを同じように研究しつくすのではなく。
モチベーションが大事。ふむふむ。
著者は棋士の中でも変な(独創的な)棋士だけど、それがなんともかわいらしい。人間的というか。封じ手をちゃんと入れたかどうかで悩んで眠れなくなるとか。
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将棋棋士シリーズ。
佐藤康光永世棋聖。
独創的な序盤構想を開拓する様はあこがれるスタイルの1つだ。
最近あまり調子が良くないようだが、是非更なる活躍を期待してます。
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プロ棋士佐藤康光さんの本
図書館に置いてあったのでなんとなく読んでみた
佐藤康光さんのファンブックとして
考え方とかがわかる本
そんな中でも勝負師であり、探求者である人の
姿勢として、学べることがある
将棋ファン向けの本であることは確かだろうが
将棋にそこまで詳しくない人でも楽しめる本になっている
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長考力 1000手先を読む技術
佐藤康光
2015年11月30日第1刷発行
2017年7月20日読了
京都府出身。「緻密流」とも言われる深い「読み」に特徴がある。タイトル通算13期。永世棋聖資格保持者。谷川浩司九段にあとを継いで将棋連盟会長就任。
他の棋士の本。羽生善治、谷川浩司、橋本崇載、渡辺明、他にも書籍「不屈の棋士」なども読んだが、やはり独特な印象。
トップ棋士の話やある局面(図入り)で出てくるなど佐藤康光九段の将棋論や他の棋士に対する考え方、印象なども読めてとても興味深かった。
出てくる棋士の名前や特徴を知っているだけにふとニヤついてしまう話や、そうなのか!という発見もあって面白い。棋士の名前が沢山出てきます。
特に、「棋風」について、佐藤康光曰く、棋風が合わない人として、まず深浦康市九段、三浦弘行九段、谷川浩司九段に、羽生善治三冠など。森内俊之九段、渡辺明二冠とも合わないと言っている。これでは2017現在のほとんどのA級棋士と棋風合わないじゃん!ってツッコミを入れたくなるがそんな暴露?もしていて面白い。
渡辺明二冠と棋風が合わないとの話は、渡辺明の著書「勝負論」でも触れていたのでこれで棋風が合わないと両者認識する事になりましたね。
読後の感想としては佐藤康光九段はちょっと不器用、でももの凄く芯を持った棋士というイメージでした。そして年齢と共に指す将棋も変わり自分が指したい将棋を追求していく様になったと。
それがモチベーションにもなっているし、周りから見ると定跡に捉われないから「創造派」とも言われる。
確かに、(詳しくはないが)棋戦はあまり見た事ない局面(流行に乗らない)形が多いと思うし、終盤でギリギリの見切りをして手元の持ち駒でピッタリ詰ませにいく寄せはカッコいいと思ってます。
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講演を聴いたことをきっかけに購入。
将棋はルールも分からないがそういう人でも理解できるように丁寧な内容で、楽しく読み進めることが出来た。
経験、研究を重ねることで最善の手を選べるようになる、ということは基本的なことではあるが、それを誰も真似出来ないレベルでやることは難しい。
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全然「力」とか「技術」とか説明してないじゃん、タイトル付けた人出てこい!、というのは置いておいて。
要するにこれは佐藤会長の将棋について考えていることをまとめた本ですが、流石天衣無縫の佐藤会長、考えていることも常識にとらわれないように思えました。
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佐藤康光さんの真面目でストイックな人柄が分かる。
情熱大陸での咳は当時番組で観てたけど、本人は収録されるまで知らなかったとは。神経張り詰めてると分からないものか。
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不安になったり、独自の考えを誇りに思ったり、考えることを心底楽しんでいるという印象。棋士という独特な職業でも、思考することに対しての心構え方法はとても勉強になります。
実際の棋士の名前やエピソードが多く書かれていて、将棋界に興味を持ちました。
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将棋9段の人が書いた本で、棋士がどういう考えで将棋に向き合っているか、また普段の生活がどうなのか、などもあって面白かった。
強い棋士というのは、単純に将棋ができるだけでなくて、周りにも気を配っているのはすごいなぁ、と思ったりもする。
例えば、トイレのお手洗いで水しぶきがあったら、そっとふいておく、とかは、誰でもできることだけど、それをちゃんとやっているところなどは、とても勉強になる。
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いろんな行動が後々にいい方に影響するかしないのかをよく考えているのだな。◆調子を崩すと、もとに戻るのに時間が掛かることは、ほかのことも同じだ。
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天衣無縫、創造派の会長。
女流棋士の棋譜からも学ぶことができる謙虚さ。
1人の棋士が指せる対局数にも限りがある、という言葉は誰の人生にも当てはめることができる。
後悔ないよう指したい手を指すことという著者の信条も誰にも当てはまる。
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佐藤康光氏は羽生善治氏と同世代であり、非常に近い関係にある方です。
その佐藤氏が羽生氏への考え方を書いていたのは
羽生氏を尊敬してやまない私としては非常に勉強になった。
佐藤先生はタイトルもたくさん取られ、棋士として本当に活躍されました。
また現在は将棋連盟会長をされています。
そのような方の思考の一端を覗き見る事が出来て、
私としては色々と勉強になりました。
また将棋の技術論に関する文章もたくさんありました。
それは私のような一切、将棋を指さない人には興味のないものでした。
そのため将棋や囲碁、チェスといったボードゲームに取り組まれている方には
オススメ出来る本だと思います。
私のようにボードゲームが嫌いな人にはオススメ出来ない本だと思います。