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新たな研究者たちとの出会いがあり、事件に巻き込まれ、またキーワードが出てくる。今回はこれといってグッと来たりワクワクするような場面はなかった。
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『死ぬことがなければ、生まれなくても良いのか』
Wシリーズ2作目。終わりの有無が尊厳に与える影響、ひいては、機能としてのrequirementの帰結を描く。生物と無生物の違いについては、S&Mの初期から触れられていたと記憶しているけれど、このような確度から描写されるとまた新鮮で、こみ上げてくるものがある。それにしても、ハギリとウグイの関係は、ミチルとロイディの関係と対比させると、より魅力的に映る気がする。
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Wシリーズ我慢できず読み始めてしまう。
そしてまた虜に。この世界観と真賀田四季…わからなくっても夢中にさせられてしまう。
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今回も読みやすかった。
人間の生死、輪廻について考えさせられて、なんて壮大なテーマなんだろうと思った。
続きも気になる。
行き着く先が知りたい。
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タイトルがそのままクライマックスシーンだった。
最初は、人工生命の意味、生きることの意味を考えるような哲学的なところが多い印象で、そういった内容も面白かったけど、途中から緊迫したシーンが増えてきて、次がどうなるんだろう、というのが気になって、どんどんと読み進めてしまった。
最後の最後まで面白かった。
ただし、その上をいくのがエピローグ。次巻以降が気になるのに、次巻以降が発刊されていないというもどかしさを感じる今日この頃。
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買っちゃった~“What color is the magic?”~ハギリ博士は人工生体技術に関するシンポジウムに参加するため,ウグイ・アネバネと共にチベットを訪れ,ツェリン博士に案内され,ナクチュ特別区ではまだ子どもが生まれていることを知る。会場となる病院でレセプション中,ウォーカロン・メーカーがスポンサとなったクーデタが発生し,知事が襲撃される。ハギリを呼んで「ハア・ネーム」と謎の言葉を残した。ツェリンの指示で,実験用動物となった4人は無人トラックでナクチュに辿り着くが,ここも反乱軍が取り囲み,基調講演をする予定だったヴォッシュ博士がいて,ここの者には未だ何かが残されているために,子が産まれるのだと意見交換した。メーカーが狙っているのは,彼らの細胞。襲ってくるのはロボットとの予測は当たっていた。ヴォッシュが魔法の色を答えても反応がなかったが,ハギリがウグイに付けた仮名・ムラサキを告げると,兵の動きは止まった。帰り際,ナクチュに寄って,神殿の奥を訪ねると,そこにはマガタ・シキと,冷凍された人体が安置されていた~Wシリーズの2
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森博嗣は、一体いつから、どこまで構想を立てた上で小説を書いていたのだろう。
前の話でマガタ・シキって名前まで出てきてたっけね? 今回は出てきました。ウォーカロンの反乱、になるのかなぁ?
人工細胞のおかげで寿命が限りなく長くなって、そのかわり子供が生まれなくなっている世界。唯一子供が自然に生まれている特区。この特区、神殿のあるとこ、百年密室のところ? 女王とかでてこない? 冷凍されてなかったっけ、あそこのひとたち。されてたよね、確か。
S&Mシリーズがあって、女王シリーズがあって、それからこれ、ってことなんだろうなぁ。
途中で分かったけど、淡々としているハギリ博士の様子とかも、もはや愛情を理解できていないからなんだね。子供を産めない、作れないとなると、親子の情とかも理解できないしなぁ。でもじゃあハギリ博士は誰から生まれたの? 自分の親のことは覚えてないんだろうか。恋人とか、夫婦とか、そういうものは、ああでも、前作で夫婦が出てきたよなぁ。やっぱり科学者だからなのかなぁ。思考が合理的すぎる。
子供を産める民族(というにはまとまりがない気はする)を求めてのテロに巻き込まれた博士たち、みたいな、バイオレンスというか、動きは激しい系だったかな、と。語りが淡々としてるからさらっと読んじゃうけど。
一番ぞっとした部分は、ヴォッシュ博士が問われた魔法の色で、「赤、黒、緑、白」と答えたところ。これがなんのキィになってかは分からない。結局、彼らを止めるためのコードはそれではなかったわけだし。ただ、講談社ノベルスのシリーズでそろそろ中ダレしてきてんなぁ、ってときに出た「赤緑黒白」は久しぶりに面白い森ミステリだった、っていう印象だった気がするのよ。内容忘れてるけど。だからさぁなんかもう、で、どこを読んでおけばいいの? って気分。
抜粋。ほぼほぼラストに出てきた文。これはほんと、ちゃんと物語を読んだ上で(たぶんS&Mや女王シリーズも読んだ上で)読むべき一文なんだろうなとは思った。
「人間は、どこで間違えたのでしょうか?」
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連作物とは知らず、この2冊目から読み始めたけれど問題なし。文章が理知的で会話の雰囲気などもなかなか良かった。
人工栽培によって半永久的な生を手にした人類は、子供が生まれないという問題に直面していた。しかし、チベットのナクチェ地区という場所では今でも子供が生まれているという。
学会でチベットに訪れたハギリ博士は、この問題に絡むクーデターに巻き込まれていく…
ウォーカロンという存在と「魔法の色を知っているか?」という言葉。子供が生まれない理由。「すべてがFになる」のマガタシキ。
謎がどんどん広がっていく。この先が気になります。
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面白かった。
また違った森博嗣ワールド。未来の話。
同シリーズの「彼女は一人で歩けるか」の方を先に読んだ。
まさか…真賀田四季が出てくるとは。
ウグイが少し人間らしくなってて微笑ましかった。
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連作とは知らず読了。
SF受容脳さえあれば特に問題なく読めるよ。
■ ■ ■ ■ ■
ハリウッド映画なら大爆発&超アクションの連続となりそうなストーリーなのに
主人公の性格の為か淡々とお話が進む。
好み。
ただ、この淡々とした性格が
単なる性格なのか、
情愛を知らないからなのか。
ちょっと気になる。
前作読んでみたら少しはわかるかな?
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テロに巻き込まれて、ナクチュ特区に潜り込んだり、対峙したりわりと怒濤のストーリーのはずなんどけど、森先生の筆致とハギリ博士の淡々とした雰囲気でそうは感じさせない。それがいい。
ラストでまた次巻が楽しみになった。
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Wシリーズ2作目。前作「彼女は1人で歩くのか?」の続編。ハギリが魔法を使えた理由が明らかになります。さらに真賀田四季の存在感が大きくなります。
このシリーズで、S&M、V、G、四季、百年シリーズの繋がりが明らかになることを期待しています。次巻が楽しみでしょうがない。
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今回も面白かった。
広がり、深まり、しっかり固まっていく世界観。
大きな展開や動きはなかったものの惹きこむ力は健在で、満足に読み終えました。
これから何が起こるんだろう。
何が明らかになって、どんな展開になるんだろう。と、先が非常に楽しみです。
他シリーズを点々としかまだ読んでいないので、これも読みたいと思いました。
でも次巻も早く読みたい。時間が欲しい。
他シリーズを読破するための森博嗣休暇が欲しいです。
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前作の内容はすっかり忘れてました。その分何だっけとおもうところもあったが世界設定がはっきりしていて楽しめた。あの人が出てくるがそれがいいのかもしれないし出てこなくてもいいような気もする。ややこしい。
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3冊では終わらなさそうだよね(笑) 舞台はチベット。百年シリーズを思い出しますねえ。引用はディック、ギブスンときて、次巻はベスター。このシリーズはSFだっておもいっきり主張してますね。Xシリーズよりだいぶ好きだ。やっぱ私の好みはミステリよりSF寄りなのよね。