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プロ格闘家流「できる人」の身体のつくり方 結果を出すための「カラダ・マネジメント術」 みんなのレビュー
- 戸井田 カツヤ (著), 蓮池 林太郎 (医療監修)
- 税込価格:880円(8pt)
- 出版社:イースト・プレス
- 発売日:2016/01/13
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紙の本
恐れ入りました。
2016/03/15 17:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常にいい著書です、健康を語る医師の著書よりも、現代医療に欠けている思考が伺える。
最初に、世の中には怪しいダイエットが多くあり、著者は格闘家の厳しい減量経験から格闘家はダイエットプロであり、ダイエットは一時的なイベントではなく、一生継続する生き方だが、けしてストイックな生活ではなく、継続する方法を解説している。
ダイエットにはマネジメント力、計画性が必要で、「継続する力」「戦略性」「先を読む力」「忍耐力、精神力」「健康である」それを持つ人に、信頼感が生まれ、経営者としても、ビジネス上で成功に役に立つものに繋がる。
ダイエットには、無酸素運動こそが、有効で、「ほぼ、息を止めてする激しい運動」具体的には、ダンベル運動や筋トレトレーニング、短距離走のように、瞬発的に強い力を必要とする運動を 無酸素運動、その最大メリットは、無酸素運動を行っているときは、体脂肪は燃えないが、無酸素運動後に48時間も代謝が高まる状態が続き、日常生活をしているだけで、通常以上にカロリーを消費し続ける「48時間の無敵タイム」には、体脂肪が使われる割合が増える。トイカツ・メソッドは、一日おきに5~10分程度の筋トレを行うだけで、長時間のウォーキングよりも効率的な身体を手に入れられる。
食事に関しては、1日3食が、間違いではないのか、朝食を取らないアスリートが増えていて、1日1食の著名人を取り上げ、現代のカロリー理論が間違えではないのかと、また、自身でもおにぎり半個分あれば、1日一時間×2回のトレーニングをこなせると、ダイエットには、カロリー計算以上に大切な考え方があり、「何を食べたか」に注目し「加工品を避けて食材に近いもの」この一点を徹底すべき。
ダイエットの為には、筋肉をつけて代謝を上げてることは大切だが、基礎代謝の大部分を消費しる不随意筋は筋トレで鍛えるわけにはいかない、内臓の筋肉は消化や吸収にエネルギーが必要な食品をとり鍛えるしかない、著者はこの考え方で、プロテインは飲んでいない。
添加物を幾つか取り上げ、かつて、マーガリンはバターより健康だと、しかし、いまや危険物であり、人間が作り出した食品化合物は、いつ、どこで「じつは危険でした」という事実がでてくる。人工的な成分が入った加工品は、意識しないうちにムダな高カロリーなうえに、危険物が入ったものを摂取している。
糖質の取りすぎにも言及し、加工品の中には砂糖類にも、気を付け、血糖値コントロールがとれなくなる
グルテンフリーや、オメガ3等も取り上げ、運動後の30分の内にたんぱく質を補給を、
ダイエットは、「食べたいものを我慢する」ではなく、「食べるものをコントロールすること」
「1日、2食」「加工品はNG」「食材の原形が残る食べ物」それと、運動「強度の高いトレーニングを短時間」、双方を実践し継続すれば確実に痩せる。
最後に、栄養学やスポーツ医学は、日々進んでいるが、古い常識は否定され、今度はこの本に書かれた理論も古い常識になる事もある、しかし、トイカツ・メソッドは、格闘家たちが、日々自身を実験台にしてきた方法論、部分的に新事実が発覚したとしても、大切な部分は覆されることはない。
以上が大まかな内容ですが、食事に関しては、溝口徹医師等の主張と類似し、筋力を付ける事や、一生続けられるダイエット意識することで、健康を維持出来る。また、最終章で、古い常識について、著書の内容も古い常識になる事も当然ある。この考え方は、是非、今の現代医療に携わる方に、お勧めしたい、勿論、ダイエットを考える方にも、久しぶりにいい著書に出会った。
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