紙の本
興業ですから
2022/12/23 10:43
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投稿者:ロンバルド - この投稿者のレビュー一覧を見る
コンプライアンス遵守なのは時代の流れだけど、元々『興業』なんだから芸能界とヤクザ社会の関わりもあったと考えるのは当たり前。戦後復興期といった時代背景を考えれば尚更です。
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やくざと芸能界というよりも、なべさんを育ててくれた方々の中にやくざ(暴力団ではなく)がいたというだけで、やくざ本じゃありません。
やくざとか芸能人のルーツを探れば、はるか昔の「役座」につながると、なべさんの見解が述べられております。たぶん異端な考えなんでしょうが楽しく読めました。
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冒頭より、各界大物との偶然につぐ偶然の出会いの数々に端を発した華麗なる交友録のご開陳。嫌な予感を抱えながら、読み進める。3章からは突然文体も内容も妙に学術的に大転調。宇野正美氏もアングリの古代ユダヤ人の日本移住説を長広舌で説かれ、被差別民と芸能の結びつきを語るうちに興に乗ったか「自分は被差別民の子孫」とカミングアウト。このあたりで、トンデモ本の臭い充満し始める。挙句に、鈴木宗男が当選したのは安倍晋太郎(安倍首相の父親)に頼まれ、僕が当選させたやったんだと・・・。やれやれ。やくざと芸能界の切っても切れない関係を知りたくて手にした本が、牽強付会な芸能史と自身の自慢話に付き合わされるとは…。とほほ。玉石混交も読書の醍醐味と慰撫し、何とか読了。本書は腹ペコの山羊に進呈するとします。
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
2016/6/15
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題名が題名なのでハードカバーで平積みされている時から危うい存在感を放っていました。文庫になってつい。美空ひばりとか鶴田浩二とかで芸能界とやくざの関係は論じられたりしていますがそのなべおさみバージョン。戦後の銀座での新興勢力やナベプロの三信ビルを中心にしたエピソードが新鮮でした。全体に著者のお酒の席でのオフレコプライベートトーク感が、文体を含め横溢しているのが特徴。中盤から後半の「クシュ」論も酩酊モードにも感じます。コンプライアンスに対する著者の反発が一貫しているわりにインパクトは薄く残念本でした。
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息子なべやかんの大学身代わり受験ネタに触れるようにミスリードして結局ヤバいことは書かず、有名人と面識ある自慢と、超冗漫なトンデモ「やくざ」語源日ユ同祖論が苦痛な奇書。図書館で借りて正解だった。
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全く知りませんでした。
奥が深い人生歩まれ勉強もされてます。
息子さんの件で有名になりましたから
どれだけの親バカかと想像してました。
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前半の生い立ちは興味深かったが中盤から日本人はユダヤ人説に入り始めたあたりからトンデモ臭が…
ただ、ヤクザや社長、政治家との交遊録は話半分でも面白かった。今なら入江ですかね。
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なべおさみの自伝的小説。
やくざと芸能界の繋がりを描いてる部分はあまりなく、ヤクザの歴史的背景などを滔々と解説したりして、今一つだった。