電子書籍
浦沢直樹
2023/01/04 00:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
MONSTERやMASTERキートン、20世紀少年にハマっていた頃を思い出します。好きな作品の話を聞ける(読める)のはうれしい。もう一度読み返したくなりました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
イラストや子供のころの話など、ああいう作品を生み出す人がどういうものを見てきたか、どういうことを思い、描いてきたか、考え方や好みなどが分かる本。こっちが本物だと思った時、とか興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
世田谷文学館の浦沢直樹展で衝動買い。展覧会で買う本は後悔することが多いが、この本は例外だった。
浦沢氏の超ロングインタビュー。子供の時から始まって、全ての作品に言及。どれも読んでいるので、その背景が分かって、面白くて、かなりの分量にかかわらず、読み切ってしまった。
これは市販されてもいいのでは?
投稿元:
レビューを見る
浦沢直樹の過去作品について、初期のものから現在に至る流れで、どういった書き方をしてきたかという対談をまとめたもの。
正直、漫画を書く人にとってはほぼ何も参考ならない気がします。
小学校のときにアニメの巨人の星を見て、作画チームが何チームいて、どういう順番でスケジュールされるかまで推測していたという、小学生としては常軌を逸している観察眼。
人には才能っていうものがあるということを知るとともに、自身がそういうものを持ち合わせて生まれてきていないことにすごく切なさを感じます。
また、YAWARAを書いていたときは、実際に試合を見ながらどういう動きをするのか観察していたという話ですが、その観察レベルが、柔道日本代表の監督をして、YAWARAが実際に教則本として使えるレベルとわしめるほどのもの。
もちろんご自身の圧倒的な努力はあるんでしょうが、一般の人がどんだけ頑張ってもきっとそこにはたどり着けない特殊な世界なんだろうなぁと、ちょっと絶望感さえ感じてしまいました。。
ただ、それぞれの作品についてどういった観点で書かれたのかというのが赤裸々に書かれていて、まだ読んでない作品や一度読んだ作品ももう一度読みたいなと思わせてくれる内容でした。
観点については、ラストの部分だったりも普通に会話に出てくるので、これから彼の作品を楽しみたいという人は、ネタバレがたくさんあるので要注意です。
投稿元:
レビューを見る
「長崎さんと僕は、『古きよき時代の漫画や映画にあるものを、今の時代にもう一度鳴らすことができないだろうか研究会』みたいな部分があるんですよ」
上記が一番印象的な言葉。
ロングインタビューの本だが、どの作品も非常にたくさんの深い考えを持って描いていることがわかる。さすがだなあと思う。とばし見ではもったいないので、もう一回読み直してみよう。