紙の本
優しいお話でした
2022/02/21 20:26
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しい静かなお話でした。
配偶者も生きてるし、子供もいるのでら、そう言う気持ちになるんだなあ。と思いながら読んでいました。
皆んながいたわり合い、思い合って、本当に優しい人達でした。
心がじわじわと暖かくなる本でした。
紙の本
いろんな視点
2019/06/04 19:33
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろんな視点で繋がれた短編集。ゆるい生活でふわっとしていて、オチもあり。ほっこりとする感じの作品です。
紙の本
ちょこっと変わった日常生活!
2018/07/18 17:15
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
旦那を亡くした嫁と義父が一緒に生活して、淡々と日常生活していくお話!テツコさんもいいキャラですが、ギフのすっとぼけたキャラがいい味だして、ほっこりしますね!ギフのキャラが周りのキャラも引き立ててる感じがします!
紙の本
さすが脚本家!
2016/01/28 23:46
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
癒し系小説。
※注 コメディ要素多め
若くして旦那様を亡くしたテツコさんと、義理のお父さんのお話し。
何が面白いって、テツコさんは義理のお父さんのことを『ギフ』と呼ぶ。由来はもちろん義父からきてます。
ぽろっと泣かせるようないいお話しと、くだらな〜いって思わず声に出してしまいそうなお笑い要素が絶妙に絡み合った本。
読むとちょっと幸せになれます。
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登場人物みんなカワイイ。
描かれているのは日常なんだけど、この居心地のいい場所から抜けたくないのだけど、前に一歩進むためには、少しずつ変化しなくちゃいけない。しかもこの当たり前に過ぎる日常を手に入れるには時間がかかっただろうし。
そうか、家は「暮らす」場所なんだなあ。こんな風に家族が作れたらいいなあ。
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特に大筋だったストーリーがないため、サラリと読めた。逆にどんどん読み進めようという感じの本でもなく、短編構成だったので少し読むのに時間がかかった。
所々で印象に残るセリフがでてきた。ギフやテツコみたいな関係性がとても心地よさそうで羨ましかった。
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以前、単行本で読みました。
余韻を味わいながら、じっくり読みたい本。
→http://bukupe.com/summary/11996
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NHKドラマがすごく良くて、文庫版が出るのを待って、最近出て即買いした小説。
最愛の夫である一樹に先立たれてしまったテツコと、同居する一樹の父親「ギフ」を中心に描かれるヒューマンストーリー。
この2人をドラマでは仲里依紗と鹿賀丈史が見事に演じているが、小説を読んで、まさに役柄ぴったり!だった。
小説のほうは、登場人物の心情が細かく描かれていて、しかもそれが共感できる内容だったので、ぐっと入っていけた。
特に、一樹の従兄弟の虎尾の章は男感がすごい。
著者の木皿泉さんは、夫婦でのペンネーム。
男女共作だと、どっちの気持ちもリアルに表現できるから強い。
あと、ドラマでは溝端淳平が演じた岩井さん。
かなり愛すべきキャラだけど、小説でも同じテイストでわらた。
ドライアイスのシーンは最高。
小説もよかった。
だけどドラマの方が登場人物多いし、どのキャラもすごくいい味を出しているので、ドラマを先に見ちゃうとすこーし物足りないかも。
ドラマが出来過ぎ、ということで。
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人生うまく行かない時、小さな出来事や人の言葉が変われるきっかけになる。それはその人にとっては運命になる。私もそんなささやかなきっかけを感じられるようになりたいし、反対に誰かにも良いきっかけを与えられたら幸せなことだと思う。他人からの目ではなくて、自分がどう感じるかそれが大切。
登場人物の誰もが弱さを持ってて、悲しいことやつらいことも受け入れて進んで行く姿がいい。励まされるというよりも、ダメな時があってもいいんだ、受け入れちょとずつ進めばいいんだって思わせてくれる。また読み返したいと思う。
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知ったのはドラマ。とても面白く夢中になったのを覚えている。その時は原作があるとは思いもよらなかった。ドラマに負けず劣らず、とても素敵な作品でした。
あらすじ(背表紙より)
7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく感動作。本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。書き下ろし短編「ひっつき虫」収録!
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囚われない、けれど繋がっている、そんな人間関係でいる事が出来れば居心地が良いだろう。
亡き夫の舅(ギフ)とひとつ屋根の下で暮らすテツコをめぐる生活は囚われない人間関係を求めながら、それぞれがみんなを気にかけて生きている。
使い古された言葉ではあるけれど「人は一人では生きていけない」
読み始めてから数ページは「???」が頭の中を回る文で、果たしてこの「本屋大賞」2位の作品について行けるだろうかと思ったけれど杞憂に終わった。
そして巻末の解説を読み、木皿泉という作家が実はテレビドラマの脚本家が本業の夫婦ユニットであり、小説を手がけたのはこれが初めてと知り、読み始めの戸惑う文章の理由がわかった気がした。
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そうとは知らずに買ったのだけれど、『野ブタ。をプロデュース』の夫婦脚本家がはじめて手がけた小説だという。
若くして夫を失ったテツコと、若い息子を失った義父の二人を中心とした物語。
人はいつも何かにとらわれているけれど、そこから解放される瞬間がきっとある。
テツコはたぶん変わっていくことが怖いのだろうと思う。
でもいつかは変わっていくのであり、それは悪いことばかりではない。
弱ったときに読みたくなる本。
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単行本を以前読んだが書き下ろしの「ひっつき虫」を読みたくて改めて読み直す。やはりそれぞれの人々の何気ない日常の発見と解放が心地良い。ひっつき虫はテツコの話だった。未来へ向けた終わりで良かった。続編あっても良いけどな。続編とはいかなくても、それぞれの今の日常を少しずつ見たい。
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お気に入りの一冊です。
人は悲しくてもお腹は空くし
見慣れた何かを失っても
日々は着実に流れていくけど、
繋がりは消えることなく、
ほんのりあったかく胸に残る。
ドラマも拝見しましたがキャストさんみんなイメージぴったりでした。
人との別れを扱った作品ですが日常を中心に描いてる分重くなくてとても読みやすくて大好きな一冊になりました。
サクサク読めるので読みごたえは少し物足りないかもしれませんが素敵な作品です。
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木皿泉さんの醍醐味である、日常の風景の切り取りが本当にすてき。
ギフとテツコの朝食の様子、客用の食器であることを寂しく思う岩井。その辺の描写がすごくすき。
で、やっぱし木皿泉さん作品としてはドラマ化したものが見たい!!しかも高評価。是非早く見たい。そしてもう一回小説読みたくなるはず。