インドと日本は最強コンビ みんなのレビュー

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投稿者：キック　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

積読本消化。
　親日家である著者から見た両国の違い、両国の連携メリットを説いた本。日本礼賛本ではなく、日本の良さを失うなと忠告する等々、良心的な内容でした。インド人は自己主張が強く、特権層が存在。大学生は勉強だけに集中し、その重圧で自殺者が出るほど。賄賂が横行し、稼いだ人間だけが評価される。個人の頑張りは全く評価されない。インフラは極めて脆弱で3分の1のインド人は電気なし。日本でインドは親日国と言われるが、実際はインドでの日本の認知度は低く、日本への憧れはないと両断。マスコミ報道は全く当てになりません。

　ところで、著者はCoCo壱番屋のインド進出の支援コンサルタントを務め、社長との視察旅行にも同行していることが書かれています。またCoCo壱番屋のインド進出の経緯や準備等にも触れられています。今年、CoCo壱番屋は無事インド進出を果たしました。サンジーヴ・スｲンハさんは、かなり優秀なコンサルタントだと思います。