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投稿者:ちゃーりー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワールドカップでの日本代表の大躍進を支えた五郎丸。勝つべくして日本は南アフリカに勝ったのだ。まぐれではない。その理由を知ることができる。
2015ラグビーワールドカップでの日常をつづった記録
2016/04/18 16:54
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラグビーワールドカップの期間中、五郎丸選手は日記をつけていました。その全文と、本人への取材をもとにワールドカップ期間中や、ルーティーンを構築する日々を伝えるノンフィクション。著者はサッカー中田英寿氏への真摯な取材による著作や硬派な文章で定評のある小松成美さん。去年はテレビに出演しまくった五郎丸選手ですが、インタビューは時間の制限などでなかなか本人の本意をありのままに伝えきれていないケースも多かったように思います。この本には「あの場面ってこういう状況だったのか!」と再発見できることがちりばめられています。南アフリカ戦を振り返って五郎丸選手が後悔の念を抱いた事実。それは勝利が決まった後、敗者となった南アフリカの選手達を讃えることをしなかったこと。それを思い知らさせれたのはサモア戦の勝利の後、サモアの選手が選ぶマンオブザマッチのトロフィーをサモアの選手がわざわざロッカールームに届けてくれた事であった事実など。プレッシャーとの闘いの裏側などラグビーファンだけでなく、今回のワールドカップをご覧になった方なら読んで損はない一冊だと思います。
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WC期間中のラグビー日本代表を掘り下げて。
やっぱり五郎丸が中心になっちゃいますね、タイトルの通り。
でもやっぱり凄いプレッシャーだったんだなと...
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ラグビーワールドカップの期間中、五郎丸選手は日記をつけていました。その全文と、本人への取材をもとにワールドカップ期間中や、ルーティーンを構築する日々を伝えるノンフィクション。著者はサッカー中田英寿氏への真摯な取材による著作や硬派な文章で定評のある小松成美さん。去年はテレビに出演しまくった五郎丸選手ですが、インタビューは時間の制限などでなかなか本人の本意をありのままに伝えきれていないケースも多かったように思います。この本には「あの場面ってこういう状況だったのか!」と再発見できることがちりばめられています。南アフリカ戦を振り返って五郎丸選手が後悔の念を抱いた事実。それは勝利が決まった後、敗者となった南アフリカの選手達を讃えることをしなかったこと。それを思い知らさせれたのはサモア戦の勝利の後、サモアの選手が選ぶマンオブザマッチのトロフィーをサモアの選手がわざわざロッカールームに届けてくれた事であった事実など。プレッシャーとの闘いの裏側などラグビーファンだけでなく、今回のワールドカップをご覧になった方なら読んで損はない一冊だと思います。
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ラグビーワールドカップ2015の大会期間中に
五郎丸選手が書き残していた日記の全文掲載と
大会後に本人やエディーヘッドコーチ、
メンタルコーチの荒木香織さんを取材しまとめた
とても貴重で読みごたえのある1冊。
あの時はこういう心理だったのか!
というのがとてもよくわかり
何度もへぇ~と思いながら 読みました。
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03.11.2016 読了 2015年W杯イングランド大会での出来事を事細かに記録している。五郎丸選手の几帳面さがよくわかる。
また、あの大舞台の裏でどんなことを思っていたのか、どんなプレッシャーがあったのかが本人の言葉でまとめられている。
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エディーのいうテクニックとはアスリートの技術を指す。技術を高めることがアスリートの主眼だ。しかし、エディーはテクニックだけでは勝利はつかめない、と主張する
エディーのいうスキルとは、実戦でおこなうプレー、ゲームで繰り広げられる高度な技のことです。練習でどんなに正確なテクニックを身につけても、壮絶なプレッシャーと混乱の中で発揮できなければ意味が無い。スキルは戦う相手との鬩ぎ合いながらも揺るがないものです。そんなエディーの言葉を飲み込んでいくことも大きな刺激となります。
メンタルコーチ 荒木香織
短距離スプリンター
スポーツ心理学 ノーザンアイオア大学修士 ノースカロライナ大ノーズボロー校で博士
帰国し早稲田人間科学部の助手
シンガポール南洋工科大学専任講師
兵庫県立大学環境人間学部准教授
スポーツ心理学で自信をつけるための近道 行動を細分化し、これができる、これもできるという、自己効力感を積み上げていくことで自信に繋がる
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W杯中のプレーヤーの心情や、五郎丸選手、メンタルコーチの荒木さんへのインタビューと非常に良い内容だったと思う。
読み進むにつれ、自分がプレーしてた時のことをいろいろ思い出し、目が潤む場面も少なくなかった。「今の自分に出来ることをやろう」ってことが大事なんだと思い返す。
ただ、誤字脱字が多すぎ。こんなに多い本は初めてじゃないかってくらい。その点だけが残念。
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この本は、マネジメント、リーダーシップ、フォロワーシップ、マーケティング、人材育成、組織論、その他、ビジネスに通じるすべての要素が盛り込まれている。
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あの南アフリカ戦でラグビーファンになった1人です。
五郎丸さんのラグビーに真摯に取り組む姿やキックのルーティンが生まれた話なんかが知れて良かったです。
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(2016/3/15)
スーパーラグビーレッズで頑張る五郎丸歩の、ワールドカップイングランド大会中の日記を中心に
小松某が解説を加えた本。
分厚いが日記の部分は薄い。
小松さんが書いたエピソードは多くは知ってるものだったが、いくつかは新ネタがあった。
・南ア戦の最後の場面、キックを選択したエディに従えばスタッフはティ―を持って
グランドに入らなくてはいけない。しかしスタッフはリーチのスクラムの選択を待った。
・もしその時キックを選択していたら五郎丸は「はずしていたかもしれない」と。
そんな難しい位置ではないと思うが、そういうことではない。
気持ちが整理できないと入らない、ということを五郎丸は知っている。
現にサモア戦、4トライ目を狙いたい五郎丸に対し、リーチは勝つことを優先、キックを選択。
それが正しいと分かっていても五郎丸は気持ちの整理が出来ず、はずしてしまう。
・スコットランド戦、五郎丸は4本中2本しか入らず。理由は南ア戦のケアを最優先し、筋肉を緩めたままだったから。
走ったりタックルしたりは戻っても、キックは戻らなかった。よく2本入った。(これは日記にもあり)
・ルーティーンを確実にするため、文章に落とすことを荒木さんに勧められた。
途中の歩きが不明確で、8歩、ということを認識したが、しっくりこない。
彼女の勧めで「ドレミファソラシド」にした。
などなど。
そして五郎丸の日記を読んで改めて感じたこと。
このジャパンの中心は廣瀬俊朗だったということだ。
廣瀬が精神的支柱となって素晴らしいチームとなり、ワールドカップ3勝を実現した。
もちろんハードトレーニングにより実力はついていた。
だが、いかに実力があってもそれが本番で発揮できるとは限らない。
十二分に力を出せたのはチームとしてのまとまり、信頼関係があればこそ。
エディHCも当然それに寄与していた。ビジョンを示し、選手に思い切り負荷をかけた。
だが、チームをひとつにしたのは廣瀬だった。
成功する組織というのはこういうものか。
勝てば官軍、勝ったからこそ言えるのだろうけれど、廣瀬の存在の大きさを改めて認識した。
それにしてもエディさん、乞われて行ったイングランドであっという間にシックスネイションズ優勝。
まだ4カ月。チームを作ったわけではないだろうに。。もってる!
それにしてもこの本、ワールドカップでの五郎丸の思考が見え、いい。
練習で目をやられ、アメリカ戦直前まで二重に見えてたなんて知らなかったな。
唯一無二のフルバック。怪我に強いのも大事だ。
サンウルブズにいればなぁ。フル出場だったろうに、、。