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木と日本人 2 樹皮と枝・つる みんなのレビュー
- ゆのき ようこ (監修・文), 長谷川 哲雄 (樹木画)
- 税込価格:3,740円(34pt)
- 出版社:理論社
- 発売日:2016/01/07
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紙の本
樹皮やつるまでも、無駄にせずに使う知恵。
2016/03/05 20:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は森が多く、樹木の種類も多い。そして衣食住の多岐にわたって木を使ってきた。木が日本でどのように使われてきたかを紹介するシリーズで、この第二巻は樹皮などを扱います。樹皮は紙や、屋根の素材などになります。衣類にも使われました。樹木ではない竹なども本書では出てきますが、それぞれの特徴を活かして日本人がさまざまに使ってきた例をたくさん見ることができます。
大木の幹を使うだけでなく、樹皮やつるも使えるものは使う。無駄にせず使うということも大事です。そういえば落葉樹の落ち葉も肥料にしたり、間伐した細い材木は燃料にしたり、ここに載っていない利用もたくさん思いつけそうです。
和紙の特徴が現代改めて最新の技術に取り込まれていたりする話なども出てきます。「先人の知恵」にはまだまだ可能性が残されている。その可能性を「いつか」活かすためにも、忘れないでいる必要がある、と本書は教えているようです。
感想は一巻と同じく、もう少し長谷川さんの樹の画を見たかった(樹の全体図など、雰囲気が出ているだけでなくとてもよくわかって素敵です。)こと、この次はさらに「世界では?」という目線が欲しいということ。
大判で写真の多いものなので、広げてみるのが一寸つらい。綺麗な写真を多用すると、こういうことがマイナスになってしまうものですね。
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