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最初の『7冊で海を越えられる』で「あれっ!?読んだことあるトリック?」と思っていたら、『本屋さんのアンソロジー』で読んでた(^^;)ゞそして「本屋さんミステリなのね(^^)♪」と思って読み進めると、最後の『本屋さんよ永遠に』で泣かされた(T-T)本編も良いけれど、似鳥鶏さんの注釈とあとがき大好き(*^▽^*)
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推理としてはイマイチ。
ただし、最後の話、「本屋さんよ永遠に」は、内容がグサッときました。確かにネットで本を取り寄せられる便利な時代になったけれど、本屋にはネットにはないよさがある!
毎月たくさんの本は買えませんけれど。
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「7冊で海を越えられる」は読んだことあったけど大好きです。
ただ本にまつわるナゾは本屋さんの苦労とか本を大切にしない人が出てくるのでちょっと苦しくなります。
ちょくちょく出てくる他の作家さんや本の題名は楽しみ。
「本屋さんよ永遠に」は今迄のお話の原点になっていてこんなメンバーが書店員のお店だったらお客さんにとっても嬉しいだろうなと改めていろんな本屋さんを巡りたくなります。
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本屋さんミステリ。そういうジャンルがあるのかどうかわかりませんが、もうそう言いたい。本が好き、なおかつ本屋さんが好きな人にとってはとっても楽しくて、そしてあまりに厳しく悲しい物語。やりきれない現実がそこにあるのは分かっているけれど……それでも本屋さんは不滅です。きっと。
ミステリとしての謎解きは言うまでもなく、本屋さんの情景が楽しく読めてしまいます。もちろん、登場する本も気になっちゃったり。そしてさまざまな脚注も楽しいのだけど。
……なぜだろう。読み終わった後、一番気にかかっているのがあとがきの「ピータン推理」なのは(笑)。ちなみに私、まだ食べたことがありません。
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書店もので、日常ミステリ。
同じような内容のものがまた出たのかなと
少し購入を迷いましたが、読んでみると
ぐいぐい引き込まれました。
書店の日常業務が詳しく描写されていて
本当にこの書店が存在するのではないかと
思ってしまう程でした。
全国の書店で働く人たちは、そこでミステリに
遭遇することはほぼありませんが、
まさにこういった業務をこなしています。
アルバイトであっても、仕事を楽しみながら
責任感も自然に生まれてがんばっちゃう
書店員さんに共感しながら読み終えました。
最終話だけ、それまでの感じとは違い、
途中モヤモヤしながら読み進めると
終盤であぁそういうことなのね、と
いい意味でひっくり返された感じがまたよかったです。
本屋さんに勤めている人に是非読んでいただきたい
1冊でした。
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似鳥さんのお話はユーモアがあって楽しい。独自の脚注が楽しみ。書店が舞台なのも本好きにはうれしい。
2016/5/11
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本屋さんを舞台とした連作短編集~という体を取りながらなんと、ひねりを効かせたミステリー。
アレアレ?というところも。気が付いたらいつの間にか読者は作者の手のひらで転がされていました。
作者自身のあとがきも絶妙!!
これ以上ネタバレはしません。
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なるほどなあ。評判がいいのも納得。奇をてらったペンネームの方は概して作風も独特で(偏見か?)、どうも苦手なもんだから、著者の作品はアンソロジー以外読んだことがなかったけど、これは楽しかった。本屋さんが舞台で、本を愛する人ならぐっとくる仕掛けもある。
書店のバックヤードの様子がいきいきと描かれているので、あら、この方書店員経験があるのかな?「暴れん坊本屋さん」を思い出すなあ、などと思っていたら、あとがきに久世番子さんの漫画(と大崎梢作品)を参考にしたと書いてあった。道理で。それにしても(素人目には)まるっきり当事者のように思わせるあたり、作家というのはやはりたいしたものだなあと思う。ご本人は「小説家というのは基本的にウソとハッタリのお仕事なので、たまたま聞きかじっただけの知識を専門家のような顔で書くのが日常」などとおっしゃってるが。
ちょっと調べてみたら、やはりちょっとクセのある作風の方らしいが(それはあとがきからも十分わかる)、このお話はとても素直に読めると思う。
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図書館で借りた本。
「7冊で海を越えられる」彼女が留学する彼氏に送った7冊の本の謎「すべてはエアコンのために」引っ越しの時に消えた本の謎「通常業務探偵団」販促ポスターの落書きと吊られたテディベアの謎「本屋さんよ永遠に」閉店に追い込まれている本屋さんの謎。最終話は、すっかりやられました。
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本屋さんが舞台の連作ミステリー。
栞子さんみたい??
でも、謎解きが突飛すぎてどうかなあ??
ダンボール箱に隙間を作る下りなんか、ちょっとなあ。
最後の「本屋さんよ永遠に」は、リアル本屋図書館に対する思いが嬉しい。
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よくある本屋さんミステリーかなと思いつつ、最後の章は今の本屋さんの現状を如実に表していて、本屋業界の厳しさを良く表現しているなと思った。
私も本が好き。そして本屋さんが大好きな1人。
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4話目が良かった。そして、お気に入りの作家さんの本はちゃんと買おうと改めて思った。
相変わらず、あとがきも本編にしか見えない。松岡修造のアンソロはぜひ読んでみたい気もする。
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めっちゃくちゃ面白かった~~~!
これは、面白かった!! 注釈の使い方ものめちゃくちゃ面白くて、また、最後の話のどんでん返し(?)、叙述トリック(??)も、たまらんかったわ!!
読んでよかった! そして、大事にイッキ読みした! (「大事」というのがミソ)
著者の本は、今回の読書ブームの日付けとなった「パティシエの秘密推理」やったのだけど(あれも、古本屋でパッと見てサッと買うたんだよね・・・)、その後、姫デカを読んでる最中なんやった。
姫デカは、面白いけどここまでは惹かれなかったので、なんとなく後回しにしてるけど、イヤイヤ、著者の本も順番に読んでいこう。
そもそも、「理由あって旅に出る」を、読みたいのに、なぜか図書館の蔵書にないんだよね・・・?
ないはず、ないよね・・・。きっと私の検索の仕方が悪いんやわ。またちょっとあとで格闘しよう。
たぶん、著者のもっちゃりした(失礼)言い回しが結構好きなんやと思う・・・。
あとがきなんて、声を出して笑っちゃった。
もったいぶった言い方をしてるようで、使う単語はスルスルと入ってくるから読みやすい。
ピータンの話をあんなに長々と、面白くあとがきに書いてくれるなんて・・・!
(作中にはピータンのピの字も登場しないのにね。笑)
こういうリズムの良さ、真似したいわあ。( *´艸`)
地文をここまで面白く書きはるんやから、もちろんキャラもめっちゃ立ってる。
でも案外、もえは少ないんだよね。きっと完結しすぎてるからもえないんやわ。見ててもう、充分楽しい!!
今回のストーリーテラーである青井くんは、メガネの書店男子で発掘のアルバイトもしているらしいという、どこまでももえ要素高スペックなのにね!!
もえるよりも、ほんまに、楽しんで読みました。
文庫本すら買わない私が本屋については語れないけども・・・。
本屋がなくなるなんて世界は恐ろしい。そんなの、勘弁してくれ!! と、思う。
私も、本が好きやから本屋に行くんじゃなくて、本屋が好きやから本屋に行くクチです。
本屋をウロッウロして、読みたい本を探すのとか大好き。
綺麗に並べられた綺麗な本を見てるだけで楽しい。
あー、読んでみたいなあ、とか、面白いんかなあ、とか、色々考えながら書架を回るのは、大好きよ。
本屋に行くたび、ここに並んでいる本が全部読めるほどの読解力が自分にあればいいのにと思う。
そして書店員さんのポップをジロジロ読むのも大好き。
死ぬまでに一度は書店員さんになってみたい・・・。
そんな私に、「本屋さんよ永遠に」は、ものすごいズシンときたよ。
ヘタな「泣かせる小説」よりもずっと衝撃的やったな。
それにしても、こんなにも「本好き」「本屋好き」に、見える著者には書店員経験がないとは・・・!
それが、びっくりです。
ほんで、大崎梢氏は書店員経験があるというのは、納得。
図書館の「新刊リスト」で、見て、さくっと借りた本やったと思う。
リクエス��をかけてから手元にくるまでかなりの時間がかかったので、読む動機は忘れた。笑
でも、すっごいきれいな単行本やった・・・。
わりとようけの人が読んではりそうやのにここまできれいのは、本好きばっかり読んでるから?
イヤ、
本好きでない=本を雑に扱う
ちゅうわけではないけども
手元に来てから、
「ああ・・・。似鳥鶏氏か・・・」
と、思ったんやけど、私が過去に読んだ二冊よりもずっと面白くて、いい意味で裏切られたわ!
すべての本屋好きが読めばいいのに! そして、書店員経験がある人には
「ああ~・・・」
と、納得できるエピソードもあるんかな! オイオイ、ますます憧れるわ。
(2016.07.31)
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面白かったです!最初の話は読んだ覚えがあり、読みながら『本屋さんのアンソロジー』に入ってた、と思い出しました。彼らが働く世界の話です。働く人たちもお客さんも生き生きとして、やっぱり本屋さんはいいなあ、と感じます。実は途中でえっ?!と思うことがあり、前の方から読み返した結果、そうだよね~勘違いじゃないよね~と思いつつ、釈然としないまま読んでいったのですが、最終的に謎は解けました。あまり深く考えずに読んでいて、してやられた感があったので、星を5つにしてみた次第です。この本屋さんに行ってみたい!!
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本屋さんでバイトする主人公が
本屋さんで起こるミステリーを解き明かす。
解き明かすのは店長なので、
絡むって感じ。
面白く読みました。
そして書店の切実な
思いもよく伝わってきた。
でも、難しいよね、
本屋さんは大好きだけど、
今このマウスを持った手で
クリックすれば目的の本はすぐに手に入る。
やっぱり便利だもの、と思う。
使い分け、
のようなことをしているのが現状。
本屋さんの魅力も十分にわかっているつもりだけれど。
絶対ネットでは買わないわ、私!
というほどの覚悟がないの。。。ごめんね。