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紙の本
歴史学の泰斗が余暇に手にとった古今東西の古典や時代小説の面白さを伝えてくれる絶好の案内書です!
2020/08/14 11:03
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、国際関係史、中東イスラーム地域研究を専門に行われている山内昌之氏の作品です。同氏は、『スルタンガリエフの夢』(サントリー学芸賞)、『瀕死のリヴァイアサン』(毎日出版文化賞)、『ラディカル・ヒストリー』(吉野作造賞)、『岩波イスラーム辞典』(毎日出版文化賞)などの名著があります。同書もその一冊で、著者が研究者として膨大な専門書や史料を読むかたわらに、余暇に手にとられた古今東西の古典や時代小説の面白さを紹介した書です。ここには古典的名著から小説、エッセイまでが含まれ、書物の世界を自在に旅することができる最高の案内書です。同書の構成は、「序章 歴史の楽しみ―司馬遷からマスペロへ」、「第1章 江戸のロマン―鬼平と河内山のピカレスク」、「第2章 政治リアリズム―ローマ・徳川日本・イスラーム」、「第3章 歴史とは何か―イブン・ハルドゥーンと内藤湖南」、「第4章 幕末騒動始末記―新選組のぐるり」、「第5章 明治という時代―夏目漱石と乃木将軍」、「終章 新しい教養へ―江戸情緒と泰西趣味を超えて」となっています。
紙の本
イスラームはさて置き
2016/03/07 13:51
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投稿者:江戸人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はご存じのイスラーム地域研究や国際関係史の専門家ですが私はそちらには全くと言っていいほどに興味を持っておりません。しかし著者の本をよく購入します。それは江戸時代の事を実によく書いているからです。著者は最終章で「専門から遠い領域の書物をよくも楽しんできたものだ」と述べていますが、それに基づいてまた文章にするとなるとやはり並のことではできません。それも歴史だけの範囲ではなく文化、社会、政治等々あらゆる領域をカバーしているのです。専門領域の著書を読む機会はまずないでしょうが、これからも私を楽しませてくれる著作をたくさん出してくれることと期待しております。
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