電子書籍
びっくり
2022/09/05 01:59
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
プラネタリウム兼飲み屋という設定も変わっているけど、次々、訪れる客の変わっていることといったらー。皆さん、それぞれヒトクセもフタクセもある人たちばかりです。途中の星座の説明が入ります
紙の本
人間の闇を浮かび上がらせながら、温かさにも触れさせてくれる
2017/05/18 09:02
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
当初は、主人公がニガテでした…(星座の説明は口調が悪いし…笑)
そして、第1話目から「え? バーを舞台にした小説で、最初のゲストキャラが高校生?」と戸惑ったり…
第1話は個人的にハマらなかった(ゲストの奏太はいい子だった)けど、第2話・第3話と話が進むにつれて、どんどんのめり込んでいきました。
4話目の山羊座の話は、まさか悪徳会社の写真にあんなことをするなんて…笑
「星座にちなんだ物語」ということで、ファンタジーかほのぼのとした温かい話を期待していましたが、どちらかといえば人間の闇が垣間見えます。
それでも、温かさが全体に溢れています。
最終的な読後感もすっきりしていて、いい小説でした。
まだ月子ちゃんの秘密が隠されていそうなので、続巻が楽しみです。
(私も月子ちゃんファンクラブに入りたい…笑)
紙の本
星座のようにつながる人たち
2016/12/10 20:22
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投稿者:ぼぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまたま手に取って、読んでよかったと心から思った本。
出てくる人たちは何かとワケありだけど、どんなワケがあっても、生きていればステキな出会いや居場所に巡り合えるんだ、と思わせてくれた。あんなお店があったら通っちゃうな。
和真の軽妙すぎる星座の解説もおもしろくて、星座にも興味がわいてきました。
紙の本
読んだ後にステキな気分になりました。
2016/07/13 12:14
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投稿者:ひのきまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んだことのない作家さんの小説が読みたくて本屋をブラブラ。神木隆之介さんの帯を見て、なんとなく手に取りました。
とても好きなお話です。登場人物が心優しく、読んだ後にあたたかいステキな気分になりました。
1巻を読み終えたその足で2巻を買いに行きました。
ギリシャ神話の勉強にもなりますし、興味も湧きます。
2巻を読み終えたらギリシャ神話読んでみようかな。
紙の本
三軒茶屋の情景が目に浮かぶようです
2016/06/21 00:47
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、三軒茶屋に住んでいたことがありました。
物語に登場する三角州の飲み屋街、キャロットタワー、肉のハナマサ、その脇のバッティングセンター等々どんだけ懐かしいんだよっとニヤニヤしてしまいました。
物語の各章が星座になぞらえてあるというコンセプトも面白くてついつい一気読みしてしまいました。三軒茶屋を知った状態でこの本に出会えてよかったです…w
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プラネタリウムがあるバー、三軒茶屋星座館を舞台にした連鎖鵜短編。短期的には持ち込まれる悩みやトラブルの解決。長期的には主人公の過去や、弟とその娘とのかかわりを描いていくお話のようです。
ギリシャ神話の説明がめちゃくちゃで面白い。ギリシャ神話が好きって人には、ちょっと違和感かも。
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三軒茶屋のプラネタリウム(兼バー)。店主・和真の下に弟が、娘の月子と共に帰ってくる。親子3人の奇妙な共同生活が開始。
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ギリシャ神話を現代風に分かりやすく語られる様は、とても面白いと思った。1点違和感があるとすれば、主人公の語り口調が30代という設定とかけ離れているぐらいかな。それでも次巻を読んでみたいと思いました。
あらすじ(背表紙より)
都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて…。星座館で語られる超現代語訳“ギリシャ神話”が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。
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作品に登場する三軒茶屋のお店などのスポットはどれも実際のものであり、そこで物語が進んでいくのはおもしろかった!
物語は昭和のドラマのようなものにわかりやすいギリシャ神話を織り交ぜて進むのもおもしろかった。またギリシャ神たちのやりとりが言葉遣いの悪い主人公の語りなのもギャップがあった。
様々な過去があったり、複雑な家庭環境がある登場人物たちのお話はほっこりするところもあり、まだ謎な部分もあって興味が湧く。
まだ続きがあるようなので、読んでみたい。
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星座の話に関連し各話進んでいく。それほど星座の話がしっくりこない話もあると思いますが。
登場人物は闇を抱えていたりしますが、基本いい人でほっこりします。
メモ
弟の連れてきた娘が実は血が繋がっていなかった
主人公が実は裏の世界でブイブイいわせていた
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【あらすじ】
「和真は俺の兄貴で……そして今日から、月子のもうひとりのお父さんだ」
三軒茶屋の裏路地にひっそりと佇むプラネタリウム(兼バー)。
酔客たちに 星座の話を聞かせる店主・和真のもとに、10年ぶりに弟・創馬が帰ってきた。
娘だという美少女・月子を連れて。
18歳年上に夢中な高校生、彼氏の浮気を疑 うキャバ嬢、筋肉フェチのオカマ、ウーロン茶一筋の謎の老人、不思議な客たちが集まる店で、“親子3人”の奇妙な共同生活が始まるが……。
【感想】
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久しぶりに問答無用に面白い小説に出会いました。
登場人物は一癖も二癖もあるキワモノ(!?)ばかりなのに、みんな憎めなくて個性的。
そんな彼らが、主人公の営むプラネタリウムを中心に織りなすドラマはアットホームであり、笑いあり涙あり。
個人的には主人公の和真が語る和真訳のギリシア神話が面白くて、電車の中で読んでて何度も笑ってしまいました。
読みながら頭の中ではドラマのような映像が浮かんできて、こういう小説をドラマ化したらエンターテイメントとしては最高に面白いんじゃないかと思いながら読んでました。
個人的には、男性や父親が主人公の話はどこか色に欠ける気がしてたんですが、この小説のメインはお父さんとお父さんと娘。
なのにこんなに面白くてすごいなぁと感嘆してます。
続編が楽しみで仕方ありません。
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面白かったです。
人間臭い、というか、しょーもないギリシャ神話の神々の話も、短編で読みやすいところも。
先月読んだ「チャップリンとヒトラー」は通勤電車で読むには適さない、と書きましたが、こちらは通勤電車とかで読むのに適してます。
いい意味で、軽い。
浅田次郎みたいに、短編だから通勤電車で読んでたら思わずウルッ涙しそうになって困る、ということはなく。。「生きるコント」みたいに、超短編だから待ち時間で読んでたら面白すぎて笑いこらえるのに困る。ということもなく。
ほんわか面白いんだけど、軽い。
本にはいろんな種類があると思うんですが、
勉強し知識を増やすための本、
ハラハラドキドキ、ウルウルと感動するための本、
世知辛い人生の中の、甘いチョコレート的ごほうび本、
ちょっと休憩するときの、元気になるための本。
これはチョコレートでもあり、でも軽い、元気になるための本。・・・的な位置づけかな。
シリーズ3本出てるんですね。
続きを読むのが楽しみです。
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和真も創真もかっこいいし、月子はぎゅうぎゅう抱きしめたいくらいかわいいし、ピカ爺素敵だし、とりあえずこのお話だいすき!
誰かが誰かのためにもう少しだけ優しくなれたら、きっと世界はずっとよくなるのに。
フィクションだけじゃなく現実もそうなってほしい。まずは自分から努力しなくちゃ。
よし、二巻も早くよも!
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三軒茶屋にプラネタリウム付きのパブを営む青年が主人公。そこにアメリカからシングルファザーの弟が子どもを連れて居候。その子、月子や常連客の悩みやトラブルがギリシャ神話と照らし合わせて展開される。構成は面白い。
難を言えば言葉使いが汚い。今時の若者言葉で星座の解説をされると…がっかりくる。