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水鏡推理シリーズ第2作。あのSTAP細胞騒動を思わせる作品。自然治癒する人工血管論文発表後、論文の捏造疑惑がおこり、その責任が瑞希の小学生時代の同級生、大学院生如月智美に押し付けられようとする。誰も追試が成功していないというところもそっくりだった。読者の興味をひくのはいいと思うが、今回は解明の段階も杜撰で方法もよくある手品の応用だった。
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今回はST○P細胞のときのようなお話。相変わらず面白くて、どんどん先に進んでしまう。この本に出てくるような人たちが本当に省庁にいるといいんだけどねぇ。
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もう、先が読みたくてどんどんページをめくり、あっという間に読み終えてしまった。どんなふうに不正を暴くのか、気になって読書を中断できないくらい。笑
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文部科学省の不正研究調査チームに所属する水鏡 瑞樹(みかがみ みずき)が活躍するシリーズ、第2弾。
文部科学省の中でも、総合職ではなく、一般事務職ゆえ、バイトのような扱いに...(本当?)
第1弾では、彼女の天才的なひらめきにより、『地震予測』や『自動運転』などの研究不正を、バッタバッタと切り捨てる、小気味好い展開でした。
今回は、自然治癒能力を持つ新型人工血管の研究を巡るミステリー。
この華々しい研究が、科学誌に掲載され一躍有名になったのは、なんと、水鏡の元同級生、如月 智美。
しかし、実験ノートの盗難や、論文の捏造疑惑が発生し、如月は、窮地の立場に...
果たして、水鏡は、窮地の元同級生を救えるのか?
なお、タイトルの『インパクトファクター』とは、研究論文の引用数のことで、研究者の出世や給与にも影響を与えるそうです(※これも、隠れた動機の一つですね)。
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前作の心を通わせた仲間たちと新たな敵に立ち向かうのかと思いきや、まさかの水鏡以外移動!そうですよね、公務員は移動しますよね。
新たな仲間と対するのはリケジョ。数年前のあの事件を彷彿させます。この小説の終わり方とても良いです。
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瑞希の師匠も登場。瑞希の推理というか論証?も冴え渡り、事務官を信頼してくれる官僚ペアの登場もうれしく、楽しく読めた。
それにしても、捏造の真相にはびっくり。
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文科省のミステリ、第2弾。全巻に引き続き、主人公はタスクフォースだが、澤村が居なくなって少し寂しかった…。
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登場人物をこうもガラリと変えるか!みたいなところはあったのと、記憶に新しい捏造事件が呼び起こされて、あの時のあれはどんな裏があってんだろうなぁ、なんて思いながら読んでいました
2018.10.30
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文科省不正研究調査チーム、一般職員水鏡瑞希の推理シリーズの2冊目。今回の疑惑の対象は瑞希の幼なじみ。友情と疑惑…真相をもとめる。
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シリーズ第二作目。文科省の研究費不正使用を調査する特別チームに所属する一般ヒラ職員・水鏡瑞希が、幼馴染みの研究者に降りかかる研究の捏造疑惑を解決に挑みます。若い女性研究者が突然脚光を浴びてからの捏造疑惑と実験ノートの亡失というのは2014年に発表された「ある細胞」の捏造事件がモチーフであるということは察することができます。(最も解説にはきちんと明記されている)何故、未完成の論文を学術誌に掲載されたのかやタイトルの副題であるインパクトファクターの意味と共に明かされる過程は読んでいてためになるのですが、前作がスケールの大きい研究の詐欺であった分、今作は事件の真相やその伏線が前作ほど大がかりでなくアッサリしていたのと、幼馴染みの周辺の話が丸く収まり過ぎのように思いました。
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意外だったのがパートⅠで出ていた登場人物が主人公以外全く出ていないこと。パートⅠで良いチームワークになっていた気がしたのだが・・
ストーリーは以前実際にあった論文の捏造問題を彷彿とさせる内容であり、何となくその事件をイメージしながら読んでいました。
インドの教授が仕掛けて巧妙なウソを暴いて友人の名誉を回復できたのは良かったですねぇ
次回作にも期待します
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皆さんご存知ですか?研究論文が掲載されている雑誌にインパクトファクターなる雑誌の価値の高低があることを。久しぶりの水鏡瑞樹。今回は不正研究の真相を暴くため外国まで乗り込み説教を垂れる、遠山の金さん、スカッとしました。私も研究者の端くれですが、研究不正は考えもつかない。いずれAI技術が発展すると、捏造などは一発で分かるでしょ。研究の審査委員にはインパクトファクター主義者はいますので、この偏重が論文不正を呼んでしまうのですよ。私のインパクトファクターの合計は450ですが、この値にあまり意味はない!
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読み始めてすぐに、うん!?今回はそういった感じなのね!?となり、新鮮な気持ちで読み進めることができました(^^)
ただ、当方の知識量の問題なのですが、専門用語が多いのと、描写がいまいち結び付かず、分かりにくいところもあったので、専門的な知識があるとなお楽しめるんだろうなと思いました。
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理系女子が官僚達を前にしても物おじせず独自の信念で真実を突き止めようとする壮快なストーリー展開で面白い。理系でなくマジックの種明かしも全く苦手な自分はついていけない箇所もあるけれどそこはさらっと読んで分かった気になって読了。それにしてもこんなに優秀な瑞希だけれどヒラ職員に甘んじてるという矛盾を感じるけれど反面、そんなものかもしれないとも思える。そして今回はフィクションであるSTAP細胞捏造事件と言われるものば根幹のアイデアだということで納得。小保方晴子氏、いたよなー